あの「西部警察」の車両も登場! ハチマルミーティング2017

旧車といえば70年代以前のもの、という定義ははるか昔のことで、現在は80年代~90年代のクルマにも熱視線が集まっています。その一因として、芸文社の雑誌「ハチマルヒーロー」の存在もあるでしょう。そんなハチマルヒーロー編集部が主催するイベント「ハチマルミーティング」が、11月3日に富士スピードウェイP7駐車場で開催されました。

快晴に恵まれた今回のハチマルミーティングには600台を超えるエントリーがあり、ギャラリーの来場者も過去最高。非常に盛り上がった中、イベントに花を添えたのが、石原プロモーションの特別展示です。今回は、先日惜しまれながら閉館した石原裕次郎記念館にも展示されていたマシンRS-2とRS-3が持ち込まれ、近くで見ることができるだけでなく、パレードまでするという大盤振る舞いでした。

マシンRS-2の車内も見放題
マシンRS-2の車内も見放題
もちろんマシンRS-3も!
もちろんマシンRS-3も!

また、会場には「なりきり刑事ドラマ」と称して、刑事ドラマに登場した劇中車を再現した車両が展示されるスペースも用意され、本物の西部警察登場車両とのコラボをしていました。

こちらは西部警察に登場した「スーパーZ」のレプリカ
こちらは西部警察に登場した「スーパーZ」のレプリカ
中には『さらば あぶない刑事』の冒頭に登場して横転したスカイラインを再現したマニアックな人も
中には『さらば あぶない刑事』の冒頭に登場して横転したスカイラインを再現したマニアックな人も

また、もう一つのなりきりとして「なりきり漫画アニメ」枠も用意され、こちらでは『頭文字D』や『よろしくメカドック』に登場する車両がズラリ。劇中で変化する部分なども再現しており、細かいこだわりが見られました。

頭文字D初期のAE86(奥)と後半のAE86(手前)、あなたはどちらが好み?
頭文字D初期のAE86(奥)と後半のAE86(手前)、あなたはどちらが好み?

ほかにも、ハチマルミーティング恒例の手押しゼロヨンももちろん開催。今回はただクルマを押すだけでなく、スタート地点からゴール地点まで走り、ドリンクを飲み干してからクルマに戻って押すというハードなものになっていて、参加者はかなりヘロヘロに(笑)。

手押しゼロヨンのデモンストレーションを務めたMCの藤井みのりさん
手押しゼロヨンのデモンストレーションを務めたMCの藤井みのりさん

さらに、R32型スカイラインGT-Rが無敗の29連勝を果たしたグループAのレーシングカーのレプリカも昨年に引き続き大集合。富士スピードウェイというロケーションも手伝って、まるで本物が並んでいるかのような迫力を醸し出していました。

まるでレースのスタート前のようですが、これ全部レプリカです
まるでレースのスタート前のようですが、これ全部レプリカです

大盛況のうちに幕を閉じたハチマルミーティング2017のMCを務めた藤井みのりさんは、「最近のクルマにはない四角いデザインのクルマがたくさんあってかわいかったです! 旧車の魅力を間近で感じ、またクルマが好きになりました。来年も来たいです!」と大満足の様子。藤井さんだけでなく、参加者全員が来年も参加したいと思える、素晴らしい一日となりました!

1992年生まれと「ハチマル」を知らない藤井みのりさんも楽しめるハチマルミーティング!
1992年生まれと「ハチマル」を知らない藤井みのりさんも楽しめるハチマルミーティング!

(取材・写真・文:小鮒康一 編集:ミノシマタカコ+ノオト)

[ガズー編集部]

MORIZO on the Road