あなたはいくつ読める? 難読漢字のIC【北陸信越編】

クルマを運転していると、時折「なんて読むの!?」と戸惑う地名やICに出会うことがありませんか? ローマ字で読み方の表記をしている場合がありますが、運転中はなかなか読むことが難しいため、「漢字は分かるんだけど、実は読めない……」という場所もあるのではないでしょうか。

前回の【関東編】に続き、今回は【北陸信越】にある自動車道の難読ICをいくつかピックアップしました。いくつ読めますか? ぜひ挑戦してみてください!
(※正解は文末に表記しています)

Q1:更埴IC
長野県千曲市にある長野自動車道のインターチェンジ。現在は廃止されてしまいましたが、かつては更級郡と植科郡の合併により成立した「更埴市」という地名があったそうです。インターチェンジの名前はその名残でしょうか。

Q2:姥捨SA(スマートIC)
長野県千曲市にある長野自動車道のインターチェンジ。ETC利用促進政策により、ETC専用インターチェンジが設置されているサービスエリアです。この漢字は読み間違いをしている人が多いかもしれません。名前の読みを知ると昔話のイメージを抱いてしまいそうです。でも、展望広場から見る夜景はなかなか美しいですよ。

Q3:麻績IC
長野県東筑摩郡麻績村にある長野自動車道のインターチェンジ。こちらは「知らないと読めない」漢字ですね。ちなみに、麻績IC付近は急カーブが多いので、ドライブにはくれぐれもご注意ください。

Q4:安曇野IC
長野県安曇野市にある長野自動車道のインターチェンジ。観光地として有名なスポットなので、読める人も多いかもしれません……が、ひらがなで正しく表記できますか? 正解にひらがなの表記方法についてコメントを入れてありますので、ぜひそちらも確認してくださいね。

Q5:南砺スマートIC
富山県南砺市上川崎にある東海北陸自動車道のスマートインターチェンジ。2015年3月1日に開通し、富山県では初の本線直結型インターチェンジです。「砺」が読めるかどうかがカギですが、地名としても使われているので、この辺りに住む人には簡単かもしれません。

Q6:碓氷軽井沢IC
群馬県安中市にある上信越自動車道のインターチェンジ。群馬県と長野県の県境付近に設置されているので、今回は「北陸信越」へ含めました。避暑地もしくはウィンタースポーツでも有名な「軽井沢」ですが、意外に「碓氷」が読めない人がいるのではないでしょうか。

Q7:安宅PA(スマートIC)
石川県小松市日末町にある北陸自動車道のインターチェンジ。うっかり読み間違いをしている人は多いと思います。「姥捨SA」と同様パーキングエリア内にETC専用のインターチェンジが併設されていますが、利用できるのは福井方面のみですので、ご注意くださいね。

Q8:鯖江IC
福井県鯖江市にある北陸自動車道のインターチェンジ。鯖江市は「めがねのまち」として有名なので、読める人は多いかもしれません。

Q9:敦賀IC
福井県敦賀市にある北陸自動車道のインターチェンジ。山間部にあるため、次のインターチェンジとは、上下線ともに20km以上離れています。ちなみに、「敦賀気比高校」という野球の強豪校もありますから、高校野球が好きな人はすぐに読めるのではないでしょうか。

Q10:親不知IC
新潟県糸魚川市にある北陸自動車道のインターチェンジ。海の上にあり、東日本高速道路、新潟県の高速道路のなかで最西端に位置するインターチェンジです。文字の雰囲気から、何となく読めそうな気がする漢字ですね。

いくつ分かりましたか? 今回の「北陸信越編」では、なぜこのIC名になったのか、気になる漢字がいくつかありました。ICは地名と同じ名前のものが多くあるので、由来を調べてみても面白いのではないでしょうか。

 

<正解>

Q1:こうしょく Q2:おばすて Q3:おみ Q4:あづみの(※「あずみの」と「あづみの」ではどちらの表記方法が正しいのか議論をされていたが、平成16年12月 第7回安曇野地域合併協議会で「あづみの」とすることが確認されました) Q5:なんと Q6:うすいかるいざわ Q7:あたか Q8:さばえ Q9:つるが Q10:おやしらず

 

(文:ヤマウチ 編集:ミノシマタカコ+ノオト)

[ガズー編集部]

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