あなたはいくつ読める? 難読漢字のIC【東北編】

クルマを運転していると、時おり「なんて読むの!?」と戸惑う地名やICに出合うことがありませんか? ローマ字でフリガナを表示している場合がありますが、運転中はなかなか読むことが難しいため、「漢字は分かるんだけど、実は読めない……」という場所もあるのではないでしょうか。
前回の【関東編】【北陸信越編】に続き、今回は【東北】にある自動車道の難読ICをピックアップしました。いくつ読めますか? ぜひ挑戦してみてください!
(※正解は文末に表記しています)

Q1: 種差海岸階上岳IC
青森県三戸郡階上町にある八戸久慈自動車道(八戸南道路)のインターチェンジ。初見で、しかも運転中であれば、文字数の多さもあって読みづらい名前です。ここは海沿いにあるインターチェンジで、周辺には自然豊かな観光地がたくさんあります。

Q2:鹿角八幡平IC
秋田県鹿角市にある東北自動車道のインターチェンジ。こちらも「種差海岸階上岳」と同様、文字数が多く、初見ではなかなか読めない名前ではないでしょうか。ちなみにこちらは、秋田県内で初めて開通した高速道路のインターチェンジだそうです。

Q3: 象潟IC
秋田県にかほ市にある日本海東北自動車道のインターチェンジ。簡単そうに見えますが、これは知っていないと読めないはず 。2015年10月に供用が開始された新しいインターチェンジです。

Q4:紫波IC
岩手県紫波郡紫波町にある東北自動車道のインターチェンジ。ヒントは、東北道始点から489kmに位置していること。「【48で9(キュウケイ)】しませんか?」というコピーもあるんです。

Q5:北上江釣子IC
岩手県北上市にある東北自動車道のインターチェンジ。こちらも文字数の多い名前です。「江釣子」という名前は、所在地がかつて「江釣子村」にあった名残だそうです。

Q6:桃生豊里IC
宮城県石巻市桃生町太田にある三陸自動車道のインターチェンジ。2003年に石巻河南IC~河北IC間が開通、続いて2007年に河北IC~桃生豊里IC間が開通しました。

Q7:亘理IC
宮城県亘理郡亘理町にある常磐自動車道と仙台東部道路のインターチェンジ。こちらも知らないと読めない漢字ではないでしょうか。常磐自動車道の終点であり、仙台東部道路の起点となるインターチェンジです。

Q8:大衡IC
宮城県黒川郡大衡村にある東北自動車道のインターチェンジ。「大」は読めても「衡」を読める人は少ないかもしれません。2010年12月に開通した新しいインターチェンジで、これにより仙台空港へのアクセスが向上しました。

Q9:大和IC
宮城県黒川郡大和町にある東北自動車道のインターチェンジ。簡単な漢字ですが、うっかり読み間違いをしている人がいるかもしれません。新潟県や奈良県にも同様の名前がついたICがありますが、読み方は違います。

Q10:寒河江SA(スマートIC)
山形県寒河江市にある山形自動車道のインターチェンジ。サービスエリア内に接続されたスマートICで、山形県内唯一のSAです。寒河江市は「さくらんぼの里」として有名で、SAに隣接された「最上川ふるさと総合公園」にはさくらんぼの木が植えられています。

いくつ分かりましたか? 今回の「東北編」では、文字数の多いIC名が目立ちましたね。近くを通るときはぜひチェックしてみてください。でも運転中は油断禁物! 気を取られてよそ見をしないように、くれぐれもご注意ください。

<正解>Q1:たねさしかいがんはしかみだけ Q2:かづのはちまんたい Q3:きさかた Q4:しわ Q5:きたかみえづりこ Q6:ものうとよさと Q7:わたり Q8:おおひら Q9:たいわ Q10:さがえ

(文:ヤマウチ 編集:ミノシマタカコ+ノオト)

[ガズー編集部]

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