tomica展とSUPER GT展を同時開催! 「CAR LOVERS at ISETAN」
「モノづくり大国〈日本〉の象徴ともいえる“車”。私たちの生活を変え、豊かにしてくれる“車”。“憧れの存在”として人々を魅了する“車”。世代を超えて愛される“車”の魅力・文化を、さまざまな角度から発信します」
こんなテーマを掲げたイベント「CAR LOVERS at ISETAN」が、1月17日(水)〜23日(火)にかけて伊勢丹新宿店で開催されています。
このイベントは「tomica展 ~夢とあこがれは、世代を超えて~」(本館6階)、「SUPER GT展 ~1/1000秒の世界への熱狂~」(同7階)の大きく2つに分かれて行われているもの。今回は、開催初日の様子をお伝えします。
トミカの奥深さを体験した「tomica展」
6階催物場を使った「tomica展 ~夢とあこがれは、世代を超えて~」は、比較的大人向きな「Premium Zone」、子ども向けの体験型コンテンツを用意した「Play Zone」、そしてイベント限定のトミカグッズなどが購入できる「Shopping Zone」の3つのゾーンでトミカの楽しさを発信します。
- ミニカーコレクターとして知られる森永卓郎さんの所蔵品が並ぶ「森永卓郎コレクション」。箱までグッドコンディションで保管されたトミカの数々のほか、非売品の株式上場記念モデルなども置かれていた
- こちらはペーパーアーティスト・太田隆司氏の作品のひとつ。渋谷の街にトミカがうまく溶け込んでいる
- 写真家・源 賀津己氏の作品。クラウン・コンフォートのトミカと東京都庁の組み合わせ
その中でも「Premium Zone」には、日本屈指のミニカーコレクターとして知られる経済評論家・森永卓郎氏のトミカコレクションの一部(約400台)が並べられていました。また、ペーパーアーティスト・太田隆司氏による、トミカとペーパーアートを組み合わせた作品も展示。写真家・源 賀津己氏がトミカと実際の街並を組み合わせた幻想的な写真パネルもあり、見どころ満載でした。
- 上2枚:Shopping Zoneとイベント限定トミカ。下2枚:子ども向け「Play Zone」の「トミカぺたぺた焼き」と「トミカつり」
- 先着2000名には、クリアファイル、缶バッジ、ステッカーのどれかひとつをプレゼント
「SUPER GT展」ではチーム監督によるトークショーも!
- SUPER GT展のメインビジュアルも澁谷忠臣氏によるもの
日本最高峰のハコ車レース「SUPER GT」の魅力を詰め込んだ「SUPER GT展 ~1/1000秒の世界への熱狂~」も見てみましょう。会場入り口では、アーティスト・澁谷忠臣氏によるライブペインティングが行われており、2017年シーズンチャンピオン・LEXUS TEAM KeePer TOM'Sが「直線」と「面」を駆使して描かれていました。
- ライブペインティングの様子。左上がお昼ごろ。夕方には左下のような状態になり、右のように仕上がった
オフィシャルミニカーを販売している「エブロ」は、GTマシンのミニカーをずらりと並べたギャラリー展示と販売を実施。GT500ドライバーが使用していたレーシングスーツ・ヘルメットや、GT500マシンのパーツも展示され、コンパクトながらSUPER GTの魅力がよくわかる展示内容となっていました。スクリーンには、2017年シーズンのダイジェスト映像も流れます。
- SUPER GTの魅力がコンパクトにまとめられた展示エリア。SUPER GT公式アーケードゲーム「SEGA World Drivers Championship」の試遊体験(2018年全国稼働予定)も行われた
- 伊勢丹新宿店本館に隣接するメンズ館正面玄関前には2016年モデルのLEXUS au TOM’S RC Fも展示(21日からはHonda RAYBRIG NSX-GT)。
取材した初日は、関谷正徳Keeper TOM'S 監督、金石勝智KEIHIN REAL RACING監督、片山右京GOODSMILE RACING & TeamUKYO監督によるトークショーとサイン会も行われました。サプライズで坂東正明GTA代表取締役社長も参加。坂東代表が2018年シーズンの未公開情報をうっかり(?)しゃべってしまいそうになる場面も!
- 各チームの監督が一堂に会すトークショーは貴重。MCは高橋二朗氏と井澤エイミー氏
その他のフロアでも特別販売などが目白押し!
- 映画『007』をモチーフに作らえたパトリック・リシャール氏のボックスアート
2つの展示会に合わせて伊勢丹本館では、フランス人作家のパトリック・リシャール氏が手がけるミニカー入りのボックスアート「リシャールボックス」の展示販売やカスタムオーダー(納品まで4ヶ月!)の受け付けや、雑誌『CAR and DRIVER』の表紙を担当するイラストレーター、渡邊アキラ氏の作品の展示販売が行われました。クルマ好きにはたまらないアイテムが手に入る貴重な機会です。
- 渡邊アキラ氏のイラストは、まるで写真のようにリアルで精密だ
東京の中でも多くの人々が行き来する新宿の百貨店で行われた今回のイベント。「SUPER GT展」については入場無料ということもあり、トミカファン/SUPER GTファンだけでなく、伊勢丹に買い物にきていたと思われる人も多く見られました。伊勢丹新宿店という開催地は、クルマを使うことは多くても娯楽として触れ合う機会がない人たちに魅力を発信するには、いいロケーションだと言えますね。このイベントをきっかけにレースやクルマに興味を持つようになるかはさておき、その世界観や“すごさ”は伝わったのではないでしょうか。
▼伊勢丹新宿店「CAR LOVERS at Isetan」
(http://www.isetanguide.com/20180117/carlovers/index.html)
※「tomica展」「SUPER GT展」は1月22日(月)までの開催です
(取材・文・写真:クリハラジュン、編集:木谷宗義+ノオト)
[ガズー編集部]
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