プロドライバーの運転でゲレンデを疾走! SUBARUゲレンデタクシー2018
真っ白な雪原を豪快に走るスバル SUV。今年も「SUBARUゲレンデタクシー」の季節がやってきました!
SUBARUゲレンデタクシーは、今年で5周年を迎える、SUBARUの冬の恒例イベント。スキー場のゲレンデの一部を仕切り、スキーヤーやスノーボーダーとクルマが交わらないように安全を確保して行われます。リフトの代わりに、プロドライバーが運転するゲレンデタクシーがスキーヤー/スノーボーダーをゲレンデ上部に運んでくれるということで、搭乗者はスバル車ならではのエキサイティングな走行を体験できるんですよ。
タクシーは3車種。SNS投稿で誰でも無料で乗れる!
ゲレンデタクシーとして使用されるのは、2017年に新型モデルになった「XV」、雪山が見合うSUVの「フォレスターXT/X-BREAK」、都会的なスタイルも似合う「レガシィ アウトバック」の3車種です。いずれの車種も海外のタクシーを想像させるラッピングが施された上で、ルーフには『TAXI』の行灯(あんどん)も付いており、その姿だけでも気分が盛り上がってきます。スタイルこそ派手ですが、クルマ自体はまったくのノーマルのまま。タイヤが、ミシュランのスタッドレスタイヤ「X-Ice Xi3」になっているだけだというから驚きです。
利用は、ゲレンデ上部に行きたい人なら誰でもOK。受付で誓約書にサインをしたら、まずは展示車両の前で記念撮影。「#ゲレンデタクシー」のハッシュタグを付けて、Facebook、Instagram、TwitterなどのSNSに投稿すれば、誰でも無料で乗車可能となっています。
ゲレンデタクシーの運転手はプロドライバー!
今回取材したのは、岩手県・安比高原スキー場で行われたゲレンデタクシーの模様です。走行コースは、メインゲレンデにあるセントラルクワッドリフトに沿う約800mのゲレンデタクシー専用コース。このコースは、後半の山の部分の傾斜が強く、最大斜度はなんと16度。「こんなところをクルマで上るの?」と思ってしまうような斜面ですが、ゲレンデタクシーは力強くグイグイとゲレンデ上部の降車場まで走っていました。
ゲレンデ上部で下車して、スキーやスノーボードで滑って降りてもいいですが、ゲレンデタクシーは、下りも乗車可能です。実は、下りこそゲレンデタクシーの真骨頂。速度も乗るのでよりダイナミックに走り、まるでジェットコースターのような体験ができるんです。同時に、4輪制御を行い安定した走行やスタック時の脱出に役立つ「X-MODE」や、下り坂でも一定の速度で安全に下ることができる「ヒルディセントコントロール」といった、スバル車に搭載される機能の解説や実体験もできます。
ゲレンデタクシーのドライバーは皆プロドライバーで、その中には全日本ラリー選手権や全日本ダートトライアル選手権で活躍する鎌田卓麻選手の姿も! 自分で運転することはできなくても、トップドライバーの走りを体感できる貴重なチャンスでもあるのです。乗車した人からは「こんなスピードで走るなんて驚き!」「このイベントのためにわざわざ関東から来ちゃいました!」といった声も。その楽しさのあまり、何度も乗車列に並び直す人もいたようです。
そしてイベント最後にはゲレンデを封鎖し、WRXに乗る鎌田選手のデモランも行われました。雪煙を上げながらの豪快な走りに、会場中は大興奮! ゲレンデタクシーのコースはクルマが走れるように整備していますが、デモランを行った場所は直前までスキーヤーが滑っていたような圧雪具合です。そこをクルマが走り回り豪快にドリフトを決めるのですから、やはりプロドライバーのテクニックは並大抵ではありませんね。
まだまだ終わらないゲレンデタクシー
SUBARUゲレンデタクシーは、2月3日(土)~4日(日)に長野県の栂池(つがいけ)高原スキー場、2月17日(土)~18日(日)には新潟県の苗場スキー場でも開催予定です。なかなか体験することのできないスキー場での走行体験ができる貴重なイベント、ぜひ遊びに行ってみてはいかがでしょうか? なお苗場では「SUBARU SNOW FES in NAEBA」と銘打って、試乗体験なども行われるそうですよ!
(取材・文:雪岡直樹、写真:雪岡直樹、SUBARU、編集:木谷宗義+ノオト)
[ガズー編集部]
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