「ライブカメラ」で目的地や道中の積雪・天候をチェックしよう!

行き先の天候はどうだろう? 積雪や凍結は大丈夫かな? ドライブに出かけるとき、目的地や道中の天候や路面状況は気になるものです。

そんなときに活用したいのが、観光地や道路に設置されているライブカメラ。全国にはたくさんのライブカメラが設置されており、そのほとんどが無料で公開されています。

ライブカメラはどうやって調べる?

Googleなどで「高速道路 ライブカメラ」と検索してみましょう。すると、NEXCO東日本の「ドラぷら」「ドラとら」、NEXCO西日本や中日本の「iHighway」、国土交通省の「全国のライブカメラ」といったページが出てきます。これらでは、道路状況と同時に交通規制や天候、気温などの情報もチェックすることが可能です。

積雪状況をチェックしてルートを選択

カメラマンである筆者は、ライブカメラをよくルート選びの参考にします。東京から長野へ行くには、中央道周りと関越道・上信越道周りというふたつのルートがありますが、ライブカメラを見てみると関越道・上信越道ルートには雪が多く、もう一方の中央道周りのルートでは雪が見当たらない、ということがありました。若干、遠回りにはなったものの、雪のない中央道ルートを使うことで何の不安もなくロケを済ませることができました。

また、雪山で撮影をするため、各地のライブカメラを活用したこともあります。東京から向かうので、まずは「群馬の山間部はどうだろう?」と、群馬県の道路状況をライブカメラでチェック。すると当初考えていた地域には降雪が少なく、雪景色での撮影は難しそうだと判断。ほかのエリアのライブカメラで降雪がある場所と探し、「これなら狙い通りの撮影ができそうだ」と行き先を変えました。

安全なドライブの計画に活用しよう!

各地のライブカメラには、リアルタイムの映像を流しているものと、5分毎や10分毎の写真を公開しているものがあります。しかし、天候や道路状況を理解するための情報としては、どちらも大差ありません。「いきなり行ってみたら積雪が多くて走れなかった」という事態は避けたいもの。渋滞情報や交通規制、天気予報だけでなく、無料で公開されているライブカメラを駆使して、ドライブのプランを立てるといいですね。

行きたいエリアに雪が降っているなら、スタッドレスタイヤや雪下ろしグッズ、長靴といった装備やアイテムのチェックも忘れずに。もちろん、積雪や天候によっては行き先を変更したり、ドライブを中止したりといった判断も必要でしょう。ライブカメラはPCやスマートフォンがあれば、24時間365日いつでも見られるものですから、こまめにチェックして安全で楽しいドライブに活用してみてくださいね!

(文:雪岡直樹、編集:木谷宗義+ノオト)

[ガズー編集部]