最新の自動車技術がわかる「人とくるまのテクノロジー展」へ行こう!
自動車のショーといえば「東京モーターショー」やカスタムカーの祭典である「オートサロン」が有名です。そしてもうひとつ、一般的な知名度は低いかもしれませんが、自動車業界の人間にとって忘れてはならないショーがあります。それが「人とくるまのテクノロジー展」です。
技術面での最新動向がわかる展示会
「人とくるまのテクノロジー展」は、自動車業界の人に向けた自動車技術に特化した展示会です。1992年に始まり、今では年に2回、神奈川県横浜市と愛知県名古屋市にて開催されます。トヨタやホンダ、日産といった自動車メーカーだけでなく、サプライヤーも数多く参加。2018年の開催では約370社による約720もの展示ブースが構えられており、多彩な最新の自動車技術を見て回れます。また、ブース展示以外にも、講演会やワークショップ、試乗会なども用意されており、非常に高度な内容の最新技術に触れることも可能となっています。
- ブースは小規模だが、とにかく数が多く、通路は人であふれかえる。
5月に開催された2018年の横浜開催を見てきましたが、会場となった横浜パシフィコ内にはびっしりとブースが並び、さらに通路にはぎっしりと人が埋まっており、ものすごい人の数と熱気でした。
来場者はどんな人なのか? と気にしてみれば、スーツ姿の人が大多数。よくよく見ると、いかにもというエンジニア風の人が多そうでしたが、意外にもまだスーツ姿が初々しい若者の数もそれなりにいました。自動車関連の会社がどんなことをやっているのかを見るには、こうした展示会は絶好の機会なのでしょう。また、メディア関連の人間も相当数が足を運んでいるようです。自動車業界の動向を技術面からチェックするには、「東京モーターショー」よりはわかりやすいという理由もあると思います。
- 会場周辺の市街地を使った最新モデルの試乗会も実施されている。
スムーズに入場できる事前登録がおすすめ
- 登録は当日に会場内で行うこともできるが、事前登録するとスムーズに入場できる。
今年は、すでに横浜開催が5月23日~25日に終わっていますが、名古屋では7月11日(水)から13日(金)に「ポートメッセなごや」にて開催されます。入場料は必要ありませんが、登録が必要となります。当日に会場でも登録できますが、おすすめは専用サイトによる事前登録。並ばずに済みますから、スムーズに会場入りできます。
技術の話だけじゃない。クルマ好きならワクワクする企画も
横浜とはまた違った講演が開催されるほか、クラシックカーオーナーズクラブの協力でホンダ S800、ニッサン スカイライン 2000GT-X、トヨタ トヨペットクラウン2000DXなど各社の往年の名車への同乗体験といった楽しめる企画も。
自動車業界のメンバーであれば、ぜひともチェックしたいこちらのイベント。事前登録を行えば、業界関係者じゃなくても参加できます。クルマの最新技術に興味がある人は、ぜひチェックしてみてください。
(取材・文・写真:鈴木ケンイチ 編集:ミノシマタカコ+ノオト)
[ガズー編集部]
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