270km/hで同乗体験も!レーシングチームが主催するランボルギーニのイベント「The Festival in Fuji International Speedway」

「スーパーカー」の代名詞のひとつとして挙げられる「ランボルギーニ」。V12エンジンを搭載した「アヴェンタドール」、V10エンジンを積んだ「ウラカン」に加え、SUV「ウルス」の登場により、スーパーカーの裾野を広げています。

そんなランボルギーニのファンミーティング、「The Festival in Fuji International Speedway」が、9月26日(水)に富士スピードウェイで行われました。このイベントは、レーシングチーム「The EMPEROR Racing」が主催するもの。このチームだけが持つ特別なランボルギーニたちが集結し、ただ眺めるだけではなくナビシートに座ってその性能を体験できるなど、ランボルギーニファンにとって貴重な時間となりました。

The EMPEROR Racingとは?

「The EMPEROR Racing」は、2014年8月に日本で組織されたもの。世界で唯一ランボルギーニのシンボルである「ファイティングブル」のクレスト(アイコン)、同社のモータースポーツ部門「スクアドラ・コルセ」の「トリコロール・ファイティングブル」のクレストの使用を認められた、「ランボルギーニというクルマを極める」オーナーたちだけで構成されたレーシングチームで、主に「アジアン・ル・マン・シリーズ」やランボルギーニのワンメイクレース「スーパートロフェオ」に参戦しています。

ランボルギーニ社のモータースポーツ活動を正しく世界に発信していく、そしてそれだけの責任・影響力のある存在であることを示すために、「EMPEROR=皇帝・帝王」の名がつけられたとのこと。

スーパーカー好きはご存知かもしれませんが、もともとランボルギーニは設立当初、「モータースポーツ活動には関わらない」と公言していました。ランボルギーニのスーパーカーは、勝ち負けを決めるモノではなく、「オーナーとなった人物の人生をより素晴らしいものにしていくモノだ」という意思表示だったと言われています。

現在では、ウラカンのワンメイクレースやSUPER GTなどにFIA-GT3規格のレーシングカーを開発供給していますが、だからと言ってランボルギーニのもつ特別な魅力は失われていません。

スペシャルなランボルギーニを紹介!

このイベントでは、さまざまな走行プログラムが用意されていましたが、注目すべきは走行するランボルギーニのクルマたちです。貴重な限定モデルや世界に1台しかないスペシャルモデルが、一堂に会しました。その一部をご紹介します。

ウラカン・ペルフォルマンテ ~THE EMPEROR Version~

「ウラカン・ペルフォルマンテ」は、「ガヤルド」の後継車として誕生した「ウラカン」のハイパフォーマンスモデル。最新のエアロシステムと、強化されたシャシーで「ニュルブルクリンク北コース」を6分52秒で駆け抜けたスーパーカーです。

このクルマは、世界に1台しかない「THE EMPEROR Version」。ランボルギーニのオーダーメイドシステム「アド・ペルソナム」による特注カラー「グリッダー・ゴールド・ホワイト・メタリック」をまとうほか、専用20インチアルミホイールや、特別なデザインのブレーキキャリパーが装備されています。

アヴェンタドールLPXXX-4 SVロードスター・スクアドラ・コルセスペシャルバージョンbyジョルジョ・サンナエディション

ランボルギーニのフラッグシップモデルである「アヴェンタドール」のハイパフォーマンスモデル「SV(スーパーヴェローチェ)」のロードスターモデル。世界限定500台のみ販売され、その「500台目」がこのクルマです。

「スクアドラ・コルセ」を率いる、ジョルジョ・サンナ氏の名を象(かたど)ったスペシャルカラーリングが特徴です。通常のモデルは「LP750-4」、つまり750馬力を発揮するのですが、この個体は「LPXXX-4」と数値が伏せてあるので、よりパワーアップされているのかもしれません。

アヴェンタドールLP800-4 50°アニヴェルサリオ“インパクト・ブルー”

ランボルギーニ社の創業50周年を記念した、世界限定200台の「アヴェンタドールLP720-4 50°アニヴェルサリオ」。これをベースに、内外装の軽量化とエンジンのファインチューニングを行ったスペシャルモデルです。「LP800-4」の車名のとおり、最高出力は800馬力!

スーパーカーのスペシャルモデルとはいえ、エンジンに手が加えられるのは、非常に珍しいこと。エンジンルームには開発チームメンバーなどの直筆サインが書かれており、ランボルギーニ社との関係が親密さであることを物語ります。

富士スピードウェイのホームストレートで270km/hを体験!

走行プログラムでは、本コースのメインストレートを使った「0-1000m直線勝負」や、抽選による本コースでの助手席試乗体験が行われました。助手席試乗体験では、レーシングカーに乗れるチャンスも!

今回、筆者は「ウラカン・ペルフォルマンテ~THE EMPEROR Version~」の助手席に座ることができました。

横からウラカンGT3といったレーシングカーが、快音で通過していきます。ホームストレートでは、最高速度270km/hを体験。こんな速度からのブレーキングは「ギュッ」という感じで、あっという間に減速していきます。

本コースでの走行プログラムのあとは、駐車スペースを使ったジムカーナも行われました。水を撒いた滑りやすい路面で、ランボルギーニがその安定性を見せてくれます。こちらも同乗した動画をご覧ください。

こうしてランボルギーニが走る姿を見て、実際に同乗体験をしてみると、スーパーカーは思いっきり走っている姿が一番美しいということ、そして速く走るために生み出されたクルマは、スピードを出しても激しい動きをしてもまったく不安感がないことがわかりました。言葉にしてみると「当たり前だろう」と思うかもしれませんが、隣で座ってその走りを体験するとその「当たり前」のレベルの高さに驚きます。ランボルギーニの世界の“奥深さ”を感じたイベントでした。

「The EMPEROR Racing」は、TwitterをはじめとしたSNSで積極的に情報発信をして、ランボルギーニの楽しさや素晴らしさを発信しています。また、こういったファンミーティングが行われるかもしれないので、フォローしておくといいかもしれません。

▼The EMPEROR Racing公式Twitter

(取材・文・写真:クリハラジュン 編集:木谷宗義+ノオト)

[ガズー編集部]

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