今年も発売! 「津田の松原SA」人気の「うどん恵方巻」
福は内、鬼は外! 2月3日は節分。暦の上で、二十四節気が一巡した大寒の末日に豆まきをして邪気を祓う古来からの風習です。ヒイラギの枝にイワシの頭を刺して玄関に飾る、という家はあまり見かけなくなりましたが、20年ほど前から徐々に全国へ広まった習慣が、その年の恵方を向いて一気に太巻き寿司を食べる「恵方巻」。
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- 津田の松原SA(上)
うどん県・香川の高松自動車道 津田の松原SA(上・下)では、ここ数年、恵方巻きをお寿司ではなく、うどんで作った「うどん恵方巻」が人気です。
「香川らしいものを」から企画
販売するのは、この津田の松原SAを運営する穴吹エンタープライズ。高松市でホテルなどを展開する企業です。香川といえばやっぱりうどん、讃岐うどん!なので、こちらのSAでは天ぷらなどトッピングを自分で乗せるセルフスタイルのうどん店「あなぶき屋」があります。
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- 津田の松原SA(下)の「あなぶき屋」
そしてうどん恵方巻はこちら「あなぶき屋」のオリジナル商品として販売。なんでも発売は2年前の2017年の節分。社員から、「せっかくだから香川らしい恵方巻きを作りたい!」との声で商品開発が行われました。
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- うどん恵方巻
また食べる人に、恵方巻きを食べているのに、どういうわけかうどんを食べているような感覚を楽しんでほしい、ということで「海老天ぶっかけ」をイメージして具材を決めたそうです。ユニークですよね。なんでも切った時に、断面がご飯のようにきれいに見えるよう、海苔の上にうどんを1本ずつ並べていくことがとても大変だとか。確かに、ちょっと想像するとクスッと笑ってしまいます。
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- 肉うどん巻
「うどん恵方巻」を解剖!
「うどん恵方巻」の詳細情報はこちら!もちろん「絶対買いたい!」という人のために予約販売も行なっています。
具材:うどん、海苔、海老天、たまご、きゅうり、かんぴょう、ニンジン、シイタケ
価格:500円
予約:300本
当日販売:200本
ちなみに姉妹商品で「肉うどん巻」(400円)もあります。具材は、うどんと海苔の他、お肉がいっぱい。予約は100本、当日販売200本を予定しています。
どちらも2019年は2月2日(土)、3日(日)に販売します。
県外からも「うどん恵方巻」目当ての人が来店!
2年前の発売以来とても人気の「うどん恵方巻」。昨年いらっしゃったお客さんからは「去年、人気で売り切れていて買えなかったから、今年こそはと買いに来ました!」とか、「去年買っておいしかったから今年も買いに来ました」という声が届いているそうです。なんとなく半信半疑で購入されたお客さんも「本当にうどんの味がする!」と驚かれたりと、津田の松原SAで話題になっているよう。サービスエリアの特性上、県内のみならず県外からも多くの人が訪れるため、大阪からわざわざ買いに来たお客さんもいたとのことです。
もうすぐ節分! 今年はこんなユニークな恵方巻きを食べて春を迎えるのも面白いですね。そうそう、今年の恵方は東北東ですよ!
(文:別役ちひろ 編集:ミノシマタカコ+ノオト)
[ガズー編集部]