【ニュル24時間観戦記】新車展示に観覧車にeスポーツ世界大会……、ニュルブルクリンクの楽しみはレースだけじゃない!
ニュルブルクリンク24時間レースは、レースだけでなく、いろいろなアクティビティを楽しめるのがいいところです。
自動車メーカーやパーツメーカーの展示が行われるのは日本のレースと同じですが、ニュルブルクリンク24時間レースでは、グランドスタンドに併設されるセンターインフォメーションの建物やパドックに現れる巨大なホスピタリティハウスといった屋内でさまざまな展示や催しを楽しめます。
“ニュルウェザー“と呼ばれる、突発的な天気の変化が起こりやすいニュルブルクリンクでは、屋内で展示が行われるのはうれしい限りです。
レゴでできたブガッティやポルシェが来場者の目を奪う
センターインフォメーションの建物では、日産やメルセデスAMG、アウディスポーツなどの常設のメーカーブースに加え、ポルシェやBMW、レクサス、TOYOTA GAZOO Racingなどがブースを構え、最新の車両が展示されていました。また、ファルケンやアイバッハといったパーツメーカーのブースも充実。
メーカー以外では、レゴのブースも。ここには、レゴを使った実物大のブガッティ・シロンや半分がレゴで作られたポルシェ911があり、訪れた人たちの目を奪っていました。
eスポーツの世界大会も開催!
グランツーリスモの世界大会「ワールドツアー2 in ニュルブルクリンク」も開催され、GR Supra GT Cup Exhibition Match、ネイションズカップ、マニュファクチャラーシリーズが行われていました。全世界にライブ配信されていたので、インターネットで観戦した人もいるかもしれませんね。
各メーカーのホスピタリティハウスで最新モデルを見る
パドックには、アウディやAMGなどによる巨大なホスピタリティハウスが設置されています。そこでのんびり楽しむのも、ひとつの方法です。たとえばAMGは、パドックやコースが見られるテラスに飲食やショップのコーナー、車両展示を行っています。レース会場だけあって、各メーカーとも車両展示はスポーツモデルやハイパフォーマンスモデルが中心でした。
練習走行日や予選のときにはマシンが間近で見られる
決勝が始まると、マシンは基本的にコース上、あるいはピットレーンにいるので、間近で見ることはできません。しかし練習走行日や予選時は、マシンはピットではなく、パドックのチームテントでメンテナンスが行われるので、間近でマシンを見ることができます。もちろん、邪魔をしないように注意が必要です。
ニュル24時間の日限定で現れる観覧車に乗ろう!
ニュルブルクリンク24時間レースの開催時には、パドックに移動式観覧車が設置され乗って楽しむことができます。一人2ユーロで乗れますが、日本の観覧車のようにゆっくり回るのではなく、何周か乗ってから乗り降りするタイプなので、何回も景色を楽しむこともできます。夜も乗ることができるので、夜景も楽しむことも。ニュルブルクリンク24時間レースの観戦に来たら、ぜひ乗りたいアクティビティです。
そのほかにはドリフト広場も設けられていて、迫力あるパフォーマンスを間近で見られるほか、同乗体験ができるようになっていました。ドリフトに用いられる車が、ちょっと懐かしいBMWなのがまた良いですよね。
キャンプを楽しみながら観戦するのがニュルブルクリンク流
こうしたアクティビティを楽しむ人たちの多くは、コースサイドでキャンプを楽しみながらレースを観戦します。これがニュルブルクリンク流のレースの楽しみ方です。トイレやシャワーまで設置されるのは驚きですが、レースが終わったらすぐに撤収し、翌日にキャンプサイトに行くと綺麗さっぱり片付けられていることにも驚かされました。
レースだけでなく、いろいろなことで楽しめるのが、ニュルブルクリンク24時間レースの良いところですね。歴史あるレースが培ってきた文化を見た気がします。
(取材・文・撮影:雪岡直樹 編集:木谷宗義+ノオト)
[ガズー編集部]
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