くつろいで楽しんで、じっくりクルマと向かい合える空間「LEXUS MEETS...」でレクサスの世界観を体験してみた
2018年3月、「東京ミッドタウン日比谷」の開業とともにオープンしたレクサスのブランド体験型施設「LEXUS MEETS...」。こちらは単なるレクサスの展示・販売を目的にした施設ではありません。日本のラグジュアリーカーとしてレクサスが提案する、「彩りある毎日」が垣間見える空間と言えます。どんな施設か、ライターが体験してきました。
レクサスブランドのメッセージを集約
- カフェスペースからの眺め
「ラグジュアリーライフスタイルブランド」という位置づけを持つレクサス。その世界観に込められたのは、「いかなるシーンも、瞬間も、その時が彩り豊かなものとなるように」という想い。クルマ単体として考えるのではなく、レクサスとともにある暮らしがラグジュアリーなものとなるように、ということが基本コンセプトです。
ラグジュアリーといっても「価格の高いもの」という意味ではありません。この言葉に込められたのは「本物」。レクサスをはじめ、空間や時間を慈しむためにピッタリな上質なものを提案する場がこの施設なのです。
- 広い間口で入りやすい
加えて、この場はレクサスの魅力をより多くの人に知ってもらうための“タッチポイント”という役割も担っています。
クルマの購入を考える人の多くは、まずインターネットである程度の情報収集を行う昨今。昔のように各社のディーラーや販売店を訪ね歩くことは稀になりました。そんな時代だからこそ、まずはこの場を通して、レクサスのプロダクトや世界観をより多くの人に知ってもらいたいと考えているのです。
- ゆったりと配置されたクルマと生活雑貨
そのため、誰でも気軽に訪れることができるストレスフリーな場所となることを目指して、施設作りにも工夫が施されています。
通常のディーラーと異なり、商業施設内にあることもその一つ。さらに雑貨販売やカフェを併設することで、仕事帰りやデートなどでも気軽に立ち寄れる空間に仕上げています。夫婦やカップル、ファミリーで来店しても、クルマに特別興味のないパートナーも有意義な時間を過ごすことができそうです。
また、いわゆる「売り込み」はありません。スタッフはお客さんが知りたいことをさりげなく答える、というイメージ。そのため気になる車体をゆっくりと、好きなだけチェックすることができます。
乗って、見て、体感して……3つの展開で世界観を表現
「LEXUS MEETS...」の広さは約770平方メートル。その広い空間をブティック&ギャラリーの「STEER AND RING(ステア アンド リング)」、レクサスを試乗できる「TOUCH AND DRIVE(タッチ アンド ドライブ)」、コンセプトカフェ「THE SPINDLE(ザ スピンドル)」の3つで構成されていました。
- 「STEER AND RING」の様子
「STEER AND RING(ステア アンド リング)」では、中央に車体が置かれ、その周りにレクサスが提案する「豊かな日常を演出する雑貨」が揃います。ラインナップは三越伊勢丹が担当。普段も、休日も、ビジネスも、女性も子どもも、ちょっと楽しくなるようなアイテムばかりです。
- 試乗は東京ミッドタウン日比谷の車寄せから出発
「TOUCH AND DRIVE(タッチ アンド ドライブ)」では、レクサスの全13車種が試乗可能です(公式サイトから事前予約が可能)。時間はおよそ60分。スタッフの同乗もないため、自分のクルマのように銀座や皇居周辺を走らせることができます。ちなみにSNS映えのする写真が撮れるスポットなど、スタッフから近隣のおすすめコースの案内もありますよ。
- レクサスの世界観にさらに浸ることができるシミュレーター
また施設内のシミュレーターでは、再現性の高いCGで気になる車体を全方向からチェックすることができます。光の当たり方など、実際とほぼ変わらないクオリティ。自然の中、都心部、夜間などシチュエーションも様々選べます。外装・内装のカラーバリエーションも光の当たり方で見え方が格段に変わることがわかりました。
- コンセプトカフェ「THE SPINDLE」。写真右上にはスピンドルグリルを模したファサードが
「THE SPINDLE(ザ スピンドル)」は、ちょっとしたランチや打ち合わせなどにぴったりなカフェ。サンドウィッチやデリ、スウィーツなど季節に応じたメニューがあり、オリジナルのクラフトビールも楽しめます。
コンセプトカフェとして、レクサスの象徴である「スピンドルグリル」の形を模した装飾を始め、至るところにレクサスの空気感を忍ばせた店内。席で電源が使えるのもうれしいですね。
- レクサスの象徴「スピンドルグリル」
「このクルマでどこに行こうか?」なんてあれこれ想像する。「こんなアイテムがあったら、毎日がちょっと楽しくなる」とイメージする。「LEXUS MEETS...」は、そんなワクワクを醸成させていく場所だと感じました。
(取材・文:別役ちひろ 編集:ミノシマタカコ+ノオト)
<関連リンク>
LEXUS MEETS...
https://lexus.jp/brand/lexus_meets/
[ガズー編集部]
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