スーパーフォーミュラ最終戦、イベント盛りだくさん、大盛況のうちにシリーズ閉幕

11月7日(土)、8日(日)に行われた2015全日本選手権スーパーフォーミュラ最終戦「第14回JAF鈴鹿グランプリ」。舞台となった鈴鹿サーキット(三重県鈴鹿市)では、様々なイベントが開催された。

イベント広場の「GPスクエア」には第3戦富士大会でも登場した「TOYOTA GAZOO RACING PARK」が登場。2013年のスーパーフォーミュラ「SF13」が2台展示。コックピットへの乗り込み体験や恒例の解体ショーなどが開催された。また、ステージではドライバートークショー、監督トークショーが行われ、石浦宏明選手、中嶋一貴選手、アンドレ・ロッテラー選手、小林可夢偉選手、平川亮選手、ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ選手らが出演。今回は2レース制と忙しいスケジュールだったが、集まったファンの前で軽快なトークを披露してくれた。

監督トークショーでは、舘信秀監督、星野一義監督、近藤真彦監督が登場。ちょうどレース1直後の開催ということで、監督目線でレースを振り返ってくれた。

そして、2日間にわたりAKB48Team8のメンバーも登場。ステージは2日間とも大盛況だった。

隣に設置されたスーパーフォーミュラのオフィシャルステージでは、中嶋悟監督とご子息でもありライバルでもある中嶋一貴選手、中嶋大祐選手の3人が共演する「中嶋家トークショー」が開催された。3人が揃ってスーパーフォーミュラでトークショーをするのは初めてということで、予選終了後にも関わらず多くのファンで賑わった。

日曜日のレース2終了後には、恒例の「シーズンエンドセレモニー」が開催。あいにくの雨となったが、会場となったメインストレートには熱心なレースファンが集う中、ドライバー全員が参加し、今季最後のスパークリングファイトでセレモニーを〆た。

そして、事前申込をした方のみが参加できるシーズンエンドパーティでは、2015シーズンのシリーズ表彰も開催し、チャンピオンを獲得した石浦宏明選手をはじめ、上位6名が登壇しトロフィーを受け取った。ルーキー・オブ・ザ・イヤーは小林可夢偉選手が受賞。「この歳でルーキーですか」と最初は戸惑っていたが、「本音を言うと嬉しい部分もあります」と終始笑顔だった。

こうして、2015年のスーパーフォーミュラ全7大会が終了。来季は2016年4月に開幕予定だ。

(テキスト、写真:吉田知弘)

[ガズ―編集部]