【イベントレポート】Honda Racing THANKS DAY 2015アロンソ選手ら豪華メンバーがツインリンクもてぎに集結!

毎年恒例となっているホンダのファン感謝イベント「Honda Racing THANKS DAY2015」が今年も開催され、ツインリンクもてぎ(栃木県芳賀具茂木町)に18,500人が来場し、最後はサプライズもあるなど、大いに盛り上がった。

今回は、選手以外のスペシャルゲストとして、ビジュアル系バンドのゴールデンボンバーも来場。車庫入れチャレンジやトライアルバイクショーに参加し、普段はあまり来る機会のないサーキットでの1日を楽しんでいた。

今年のサンクスデーは、いつも以上に豪華メンバーでイベント盛りだくさん。F1のマクラーレン・ホンダで活躍するフェルナンド・アロンソ選手をはじめMotoGPレプソル・ホンダ・チームのマルク・マルケス選手、ダニ・ペドロサ選手も2年ぶりに来場。世界の舞台で活躍するホンダの4輪・2輪の選手が勢揃い。2輪ライダーたちもカート大会やN-ONE OWNER’S CUPに参加し4輪ドライバー相手に白熱したバトルを展開した。

セレモニーから登場したアロンソ選手は、当初はN-ONE OWNER’S CUPエキシビジョンレース参戦とマクラーレン・ホンダMP4/6のデモランを担当する予定だったが、サプライズでSUPER GTのNSX CONCEPT-GT CONCEPT-GT(ホンダテストカー)に乗車。佐藤琢磨選手が駆る新型NSXと共にコースインした。本来は1周のみだったが、GT500のマシン性能に気に入ったのか、予定よりオーバーの3周も走行。「正直、3周しか走れなかったのが本当に残念。次に乗る機会があれば、もっとたくさん走りたいね」と、ご機嫌だった。

国内ドライバーたちも朝からトークショーをはじめ、ファンもチャレンジできる一本橋チャレンジや車庫入れチャレンジなどのコンテンツに挑戦。シーズン中とは異なり、リラックスした表情でイベントを楽しんでいた。しかし、GT500コンビ対抗のスーパーフォーミュラ×SUPER GTスペシャルレースでは、一歩も譲らぬバトルを展開。最初にスーパーフォーミュラ担当ドライバーが、グリッドスタートから5周走りピットイン。マシンを停車しパートナーにバトンタッチ。その後SUPER GT担当ドライバーが、各NSX CONCEPT-GT CONCEPT-GTに乗り込み、後半5周を走行するというホンダ・サンクスデーならではの特別ルール。最終ラップまでサイド・バイ・サイドのバトルが繰り広げられ、最後は5台並んでチェッカーを受けた。

また、今季限りで引退を発表しているCR-Z GTのラストランが行われ、高木真一選手が55号車をドライブ。最後の勇姿をファンに披露した。

そしてフィナーレでは、誰もが予想していなかったサプライズが…。なんとアロンソ選手がMotoGPのバイクにまたがりコースイン。続いてマルケス選手が、NSX CONCEPT-GT CONCEPT-GTでコースインと、最後は4輪、2輪のワールドチャンピオンがマシンをスイッチしてファンの前に登場。これには集まったファンからも驚きの声が上がった。

コースでマシンを停車した2人は、ステージ上でヘルメットを交換するなど最後までイベントを満喫していた。

(写真、テキスト 吉田 知弘)

[ガズ―編集部]