スーパーフォーミュラ第2戦、石浦宏明選手今季初優勝!
5月28日(土)、29日(日)の両日に渡り、岡山国際サーキット(岡山県美作市)にてスーパーフォーミュラ第2戦が開催され、石浦宏明(P.MU/CERUMO・INGING)選手が、今季初優勝を遂げた。
決勝日は、朝から雨が降ったり止んだりの状態で、スタートを迎えた午後3時には、本降りに。安全を考慮し、セーフティーカー先導によるスタートが切られ9周目に入った時点で赤旗が呈示されレースは中断。その後、ますます雨脚が強くなり天候回復の見込みがない為、8周でレースは成立、中止となった。
昨年、この岡山国際サーキットでスーパーフォーミュラ初優勝を果たしチャンピオン獲得まで上り詰めた石浦選手。フォーミュラトヨタ時代に走り込み、ここを非常に得意としているというだけあって、今季、スーパーフォーミュラのタイヤサプライヤーは変われども、予選からひとり異次元の速さを発揮していた。レースが仮に開催されていたとしても、彼が逃げ切り優勝していたのでは?と勝手に推測する。それだけ、彼の速さはホンモノと今季も感じるのだ。
セーフティーカーランの間に、ピットインを敢行したチームにとっては、途中でレースが中止となったことは、この上ない不運。5周の段階でマシントラブルによりリタイヤした、2番手スタートからのJP・デ・オリベイラ選手も、あと少し赤旗が早ければ…と、悪天候は各陣営を翻弄した。
今季は、ヨコハマタイヤに変わり新しいシーズンを迎えているが、このタイヤの攻略が、シーズンを制覇する鍵であることは、今更ながら間違いなく…。これまでと違った勢力図にも一見感じるが、今後、後塵を拝する結果となっている陣営もこのままでいるとは思えない。そんな混戦模様となっている面白いスーパーフォーミュラ、ぜひサーキットにて観戦して欲しいと切に願う。
次戦は、富士スピードウェイにて、(公式予選 7月16日 、 決勝レース 7月17日)開催される。夏の熱くてタフな戦いをぜひ富士で!
(写真:折原弘之、テキスト:大谷幸子)
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レポーター(お)ねえさん・大谷幸子
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[ガズー編集部]
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