丸ごとWEC富士！来年も富士で会おうレポート vol.2

2016.10.28 15:00

15日（土）は、公式予選日。お天気にも恵まれサーキットがいよいよ！という感じで、にぎやかになりますが、朝からパドックでは、ドライバーの方々がファンに囲まれていました。特に、TOYOTA GAZOO Racingのアンソニー・デビッドソン選手は、神対応。長い時間出ていたようです。

走行前のオフィシャルカーによるコースインスぺクション。ピットロードは、マーシャルさんたちがサムアップで送りだしていたのが印象的（気づいた時には、行ってしまい写真撮り忘れ…）。地味に見えて、非常に大切なお仕事ですが、かっこ良さもありじっくり見てしまいますね。

ここで、注目されるプチ事件が起きます。FIA WEC公式ツイッターに、ファンキーマーシャルとして、1本の動画がアップされました。
全世界に配信された日本のファンキーマーシャル。こんな愉快な方が、いらしたのですね。楽しい思い出が１つ増えました。お仕事頑張ってくださいませ！

今般、これまでになかったパドックパスプレゼントを、WEC富士公式SNSや、motorsports.com などで展開していました。このパスが、ラウンジパスをお持ちの方しか入れないグリッドにも入場できるという特典付き。今回は、かなりの人数の方が、WEC富士の想い出が増えたのではないでしょうか。こちらは、WEC富士SNSで募集した特派員に当選された方のパス。うれしいですね！セレモニーが行われているグリッドでの貴重な15分間。楽しまれたでしょうか。来年も、マメにWEC富士関連のウェブをチェックすることをお勧めいたします。来年もこのようなサプライズ、あるといいですね！

スタンバイしていたメカニックたちが、温めていたタイヤを運び、3回目のプラクティスがスタートです。

さあ撮影の準備！

イベント広場も本格的に営業開始。オフィシャルステージでは、ドライバートークショーが3回も開催されていました。その中でも、やはりポルシェのマーク・ウェバー選手の引退報道の影響は大きく、たくさんの方が詰めかけ、かつウェバー選手もファンの方の拍手にずっと手を振って応えていました。やばり、さみしく感じますよね。

お待ちかねのピットウオーク。これは毎年長蛇の列ができますが、ドライバーのみなさんは必ずファンサービスをしてくださいます。お目当てのチームに並ぶなり、端からせめるなり、こちらも楽しみ方はそれぞれですね。大盛況でしたね。

予選は、アウディ８号車がポールポジション！記者会見では、非常に素敵な笑顔を見せてくださいました。そして、LMP1クラスはメディア向けの個別会見を開いて一日が終了です。ホームでの戦いとなるTOYOTA GAZOO Racingは、朝の走行から手ごたえを感じ、やっと戦うことができるとチームのムードがとても良いことを記者たちに語っていました。

予選後、LMP2クラスに参戦している STRAKKA Racingのピットで、ドライバーと折り紙を折るというイベントがありました。事前にウェブで参加者を募集していましたが、折り紙？などと思って行ってみたら、単純に一緒に鶴を折るというコンテンツ。何気ないものだけれども、日本の文化でもある折り紙のチョイスは、良かったと思います。そして、ファンの方のこれから応援して行こうという言葉に、異国のチームやドライバーとの距離を縮める良い企画だと気づかされました。ナイスアイディアでしたね。