HKSプレミアムデイで出会ったクルマ好き その1

HKSプレミアムデイでのコンテンツ、「ハイパーチャレンジ」と呼ばれる一般の方の走行枠に参加されている方に声をかけてみました。前回のレポートの続きですが、まずGRMNのマークXのオーナーさんにお話を。

ピットに鎮座していたこちらのクルマ。ステアリングを握るのは、レーシングドライバーの片岡龍也選手でした。ん?どういうこと?という訳で、お相手してくださったのは、チューニングカーショップ「Rusty」(千葉県柏市)の有田泰和社長(ページトップの写真の方です)。うちはトヨタ車に強いんですということで、以前片岡選手が所有されていた80スープラや、会場内に展示されていたレーシングドライバー織戸学選手の80スープラのチューニングも手掛けたそうです。これ聞いただけでも、信頼性の高さは間違いないですよね!

そんなオーナーさんが、マークX GRMNをお求めになった理由は、これまでミッションの乗せ換えは、18クラウンとか、LEXUS IS350とかお仕事のからみもありいろいろやられていて、マークX GRMNが出た時は、メーカーが新車で6速MTを出すということと、セダンで出るというので購入してみたそうです。100台限定ということで、他で開発もなかなかやっているところはないと思われますが、車高調とリミッターカットをこちらで発売し、すでに完売。100台の限定車にも関わらず、30台ほどお取引があるそうです。特に、車高調はこちらにしかないそうです。

自然と、オーナーさんとの繋がりも広がっているようで、過去に富士で開催されていた走行会には、GRMNが5台、G’sが15台、クラウンが15台で参加されたとか。リミッターカットの効果が出るのは富士くらいということで走ったそうですが、走行会は、他のサーキットでもユーザーと一緒に参加されているようです。仲間と走るのは楽しいですし、メンテナンスを考えたら心強いですよね。そんな繋がりも、クルマ好きの楽しみかもしれませんね。ありがとうございました!

Rusty ホームページ

そして、こちらがRustyさんの呼びかけで参加されていた高野正人さん(東京都)さん。

マークX GRMNのオーナーさんです。ご購入された経緯は、東京オートサロンで以前車両展示があった際、発売の噂にご興味を持ったそうで、セダンでマニュアルというのが押しポイントになったようですね。運良く抽選に当たれば買おうかなという軽い気持ちで応募され、所有するに至ったそうですが、お値段が高額であるが故に、どうしようかなと戸惑いもあったようです。でも夢のある度胸のある買い方でうらやましいですね。サーキットを走ることができるという触れ込みだったのも背中を押したようですよ。サーキット経験は、20年以上前の若い頃からで、少し走ってお子様が産まれたりとお休みして、ここ3年くらいまたサーキットで走り始めたそうです。現在は、レガシーのセダンと2台持ちとのことです。

「若いうちは、お金もないし、余裕が出来たら趣味で走ろうかなと思っていました。これまで所有したクルマは、14、5台です。最初の頃は、中古車の安いのを購入し、車検のたびに買い替えていました。結婚して、ミニバン乗って…、それが長かったです」とおっしゃっていましたが、きっと無類のクルマ好きでも、ご結婚されお子様ができてという家族の形態の変化と共に、同じルートを経ているのではないでしょうか? ここは、母である筆者としては、クルマのチョイスは家族に譲って欲しいポイントですね(笑)。

今のところ交換したのは、ホイル、サクションパイプ。サーキットを走る為に、ハイグリップのタイヤを購入したそうで、車高調はこれからなそうです。まだ、6000キロの走行と、大事にお乗りなっていますが、TOYOTA GAZOO Racing Festivalで知り合ったオーナーの方たちと、TOYOTA GAZOO Racingのスポーツドライビングレッスンにみんなで参加しようとお話してくださっているようで、走行距離は伸びそうですね。ありがとうございます!

そして、このクルマも走行に参加していました。ソアラ! ちくさん(43歳)所有で、ソアラは4台目。ノーマルで購入したクルマに、過去のものを移植、こちらは、所有歴3年半となります。

バブル期を生きた人間としては、懐かしすぎますね。普段使いは、アクアだそうです。初めて買ったクルマもソアラで、ソアラに惹かれた理由は、もちろんかっこいい! サーキットへは、6、7年くらい通っていて、きっかけは、ショップの方からのお誘いだったそう。最初は、うまく走れなくて、どうしたら良いかわからず楽しいとは感じなかったとのことです。この意見も大事ですね。いろんなスキルの方が走っていらっしゃいますので、楽しいという段階に辿りつくのは、それぞれ違いがあるとは思いますね。お仲間がいると、サーキット走行もまた違った印象を受けるかもしれません。ちなみに、HKSの製品は、タービン、カム他細かなところに使用しているそうです。年に数回しか乗らないそうですが、大事にしまっていますとのことでした!

いつかサーキットを走ってみたいと思う方は、いらっしゃるはず。ひとりで行く勇気のある方もいらっしゃると思いますが、クルマのメンテナスも考え、ショップさんとのお付き合いも今後のカーライフを左右するポイントかなと思ったしだい。 HKSプレミアムデイで出会ったクルマ好きさんは、次は80スープラオーナー様へと続きます!

(写真:折原弘之)

[ガズー編集部]

MORIZO on the Road