HKSプレミアムデイで出会ったクルマ好き その2 ~80スープラ~

あの日、80スープラが目に飛び込んで参りました。美しい白の80スープラ、キレイすぎてびっくりです。これは懐かしくてしょうがない私ですが、わたくしのようなバブル世代ではなく、オーナー様がお若いと、益々興味をそそられますね。HKSプレミアムデイ、ハイパーチャレンジに参加されていた方々と、再びクルマ談議です。それではどうぞ。

菓子屋店長さん 40歳 兵庫県竜野市 (写真トップの方)

19歳で免許を取得し、20歳で購入されてからそのまま所有しつづけている80スープラ。愛車をずっと手放さないのは理想ではありますが、なかなかできませんよね。当時は、かなりご両親のすねを美味しくいただき購入されたそうですが、所有されてから12,3年は、ガレージの中で保存しているので、状態がキレイとのこと。2桁ナンバーのクルマには、到底みえません。スタイリングに惚れて購入したそうです。普段は、お仕事の都合で軽トラがメインとのことです。

ご趣味で、岡山国際サーキットの走行会に参加されているそうですが、ノーマルで走るとそれなりに不満というか、欲求が徐々に出てきますよね? 車体が重たい、馬力はそこそこしかない、ご自身の腕も問題?があるかもしれませんとのことですが、タイプRとヨーいドン!しても変わらないので、クルマをあれこれ弄っていたら、最終的にこのスタイルになったそうです。このスタイルは、TRDの3000GTのボディキット。JGTC、全日本GT選手権のスープラが懐かしいですねえ。実際使われていたそうですよ。サーキットを走って、17,8年になるそうですが、結婚されお子様が誕生したことをきっかけに、サーキット通いは少々お休み、しばらく家庭円満の道を歩んでいたそうですが、今回は、この走行会の機会を得て久しぶりに走りに来たそうです。お話、非常に楽しかったので、もう一度お会いしたいですね(笑)。

ハチマルくん 30歳 横浜市

青のスープラにも惹かれましたね。この日は、走行会にガッツリご参加されていました。足まわりを変えてからの初走行で、クルマの性格が変わってしまったとお悩みのオーナーさんでしたが、ご自身の前回のタイム超えはしたそうで楽しそう。この80スープラは、今お付き合いしている彼女さんと、素敵な関係にありましたよ。なんて出来た彼女さんなんでしょうと、思いますはい。

21年経過しても、こんなに美しい80スープラ、所有して4年目。初めて購入されたおクルマは、MR2、そしてインプレッサを経て3台目。小学生の時に新車で発売されずっと憬れを持っていて、いつか買いたいと思っていたそうですが、エンジンが大きいし、人が乗れないしと諦めることに。そんな矢先、会社の個室のお手洗いに座った瞬間、どうも何かが降臨したようで購入に至ったそうです。個室よ、背中を押してくれてありがとう!ですが、なんかわかりますよね、お手洗いの個室。考え事には最適かもしれません。そして、背中をおされっぱなしの青年は、千葉のお店でこの青を見つけ購入。当初は、ドレスアップされていたそうですが、走る系に変えたそうです。

この話から…、我が家の70スープラ、ナナマルくんの話になり、なんと筆者とご近所さんということが判明。びっくりな出会いとなりました。クルマ好きは、お父さま譲りなそうで、新車が出るたびにお父様とディーラー通いをされていたそうですが、この経緯はインタビューをするとよく耳にしますね。これから、クルマ離れ世代が親となる頃に、ディーラーにクルマを見に行くってことをしてくれるのかなと思ったりね。

そして、今お付き合いしている彼女さんとご結婚を考えているそうで、クルマを処分しようと思ったら、「あなたからこれをとりあげたらかわいそうで…。あたしの許可なしに、このクルマを売らせない!」という素敵な言葉を言われたとか。

一緒にサーキットに行ったりするくらいで、ディープなクルマ好きではない様子の彼女さんのようですが、ハチマルくん、こんな素晴らしい未来の奥様を見つけて幸せですよね~。バレンタインも大黒にいたナナマルくんとは大違い!うらやましい限りです、お幸せに!

そして、ハチマルくんがお世話になっているという、神奈川県大和市のガレージヴァンナのみなさんとお客様がサーキットにいらしたので記念にパチリ。一緒に走行会に参加できるもの、心強いですね。みなさん、ありがとうございました!

ガレージヴァンナ

さて、オフシーズンの楽しみ。クルマ好きさんたちに会いに、大黒パーキングエリアに行ってみましょうかね? それでは、また!

(写真:折原弘之)

[ガズー編集部]

MORIZO on the Road