今年も豪華対決が盛りだくさん!鈴鹿ファン感謝デーは5万8500人が来場!

今年もシーズンキックオフイベント「モータースポーツファン感謝デー」が3月4・5日に鈴鹿サーキットで開催され、昨年を大幅に上回る5万8500人が来場。豪華ゲストに様々なイベントと、例年以上に中身の濃い週末となった。

今年も一番盛り上がったのは「星野一義vs中嶋悟 永遠のライバル対決」だった。今回は久しぶりにレジェンドF1カーでの対決。ティレル019を2台用意し、同じマシンでのガチンコ勝負となった。しかし、4日に行われた1レース目で星野が乗るマシンにトラブルが発生。思うようにスピードを上げられず、中嶋が独走でフィニッシュ。2日目はトラブルが解消されないこともあり、対決は行われず、結果も「引き分け」となった。

しかし、両者ともに早くも来年のファン感謝デーで乗るマシンをリクエストするなど、これからも対決を続けていくことをファンに約束していた。

また今回は様々な対決が行われたが、中でも注目を集めたのが中嶋一貴と小林可夢偉によるスーパーフォーミュラ対決。これまでも様々なカテゴリーで勝負して来た2人が、ファン感謝デーの舞台でガチンコ勝負。メインストレートではオーバーテイクシーンも見られ、盛り上がった。

さらに4月からの開幕に向け、テストが進んでいる3メーカーの新型GT500マシンが登場。レクサスは昨年チャンピオンのDENSO KOBELCO SARD LC500、日産はカルソニックIMPUL GT-R、ホンダはRAYBRIG NSX-GTが揃ってデモレースを開催。まだ3台ともテスト仕様のカラーリングだったが、シーズン中には絶対に見られないものでもあるため、多くのファンが注目して走行シーンを見守っていた。

そして日曜日には、恒例のスーパーフォーミュラオープニングラップも開催。早くも注目を集めているGP2王者のピエース・ガスリーやマカオF3を2回制したフェリックス・ローゼンクヴィストも初走行を披露した。

今回は元F1チャンピオンのミカ・ハッキネン氏が16年ぶりに来場した他、ジャン・アレジとジュリアーノ・アレジ親子が3年連続で来場するなど見どころ盛りだくさん。天気にも恵まれ、例年以上に大盛況の2日間となった。

[ガズー編集部]