SUPER GT開幕目前!Are you ready?

(岡山公式テストで、トップタイムだった KeePer TOM'S LC500とスタート練習の様子)

3月18日(土)、19日(日)、岡山国際サーキット(岡山県美作市)にて、3月25日(土)、26日(日)に、富士スピードウェイ(静岡県駿東郡)にて、開幕前最後のSUPER GT公式テストが行われました。 オフシーズンのクルマ開発も佳境に入り、わずかに残された期間で、開幕戦に向けて総仕上げに入った訳ですが、殊にGT500クラスは、3メーカーが新車を投入しており、目にも新しくワクワクは否めません。GT300クラスは、ベントレーやMARK X 、RC F GT3などの新規参戦の車両もありこちらもワクワクに拍車をかけます。本当のポテンシャルは、謎と言ってしまうといやらしいですが、謎。GT300クラスは、さまざまな車両が参戦しますから、規定にあわせ同様のパフォーマンスになるように調整されますしね。ただ2回のテストを通して、速かったのは、3号車B-MAX NDDP GT-Rでした。
〇SUPER GT公式サイト 第1戦 岡山:参加条件(各車種のBoP)について

今季の開幕戦は、GT500クラス、300クラスあわせて、45台のエントリーとなっています。 ※SUPER GT 公式サイト

(DENSO KOBELCO SARD LC500)
(カルソニック IMPUL GT-R)
(RAYBRIG NSX-GT)
(WAKO'S 4CR LC500)
(MOTUL AUTECH GT-R)
(KEIHIN NSX-GT)
(ZENT CERUMO LC500フォーラムエンジニアリングADVAN GT-R)
(フォーラムエンジニアリングADVAN GT-R)
(Epson Modulo NSX-GT)
(EIcars BENTLEY GT3)
(埼玉トヨペットGreenBraveマークX MC)
(JMS P.MU LMcorsa RC F GT3)

岡山公式テストでは、10代の頃から岡山を走り込み隅々まで熟知している37号車平川亮選手と、チーム内の移籍でコンビを組んだニック・キャシディ選手と共に、最速でテストを終えています。富士では、僚友の36号車のジェームス・ロシター選手、中嶋一貴選手に代わってドライブする監督の伊藤大輔選手が、トップで走行を終えました。僅差で2位につけたのは、立川祐路選手と石浦宏明選手の38号車。富士を大得意とする立川祐路選手は、侮れないです。という訳で、公式テストはLEXUS勢が好調なまま走行を終えています。

(au TOM'S LC500)
(ARTA NSX-GT)
(S Road CRAFTSPORTS GT-R)
(WedsSport ADVAN LC500)

テストは、各陣営によりメニューが異なるので、一概に好調と言い切るのは、怖いところ。残りの期間で、どの陣営もアジャストして来るのは想定されますしね。特に富士でのテストは、毎年の事ながら第2戦を想定して行われますので、ウェイト積んでテストしていることも考えられます、勝手な妄想だけど。リザルトから見えて来ること、来ないこと、いろんなことを考えつつ、シリーズ行方を予想しながら開幕を待つ!これもいとおかし。

今季も、海外ラウンドを1戦含む、全8戦が予定されています。昨年、熊本地震の影響を受け現地での開催が中止となったオートポリス(大分県日田市)が復活。第3戦が5月に開催されます。九州開催復活を、心から楽しみにしていらっしゃる方も多いことでしょう。あの躍動感、感動、情熱、ぜひ現地で感じていただきたいですね。もちろん、九州だけではないですけどね。

そうそう、今季はセーフティーカーが新しくなり、岡山公式テストでデビューをしていました。GT車両と共に、大人気です。活躍して欲しいような欲しくないようなクルマですが、ぜひSUPER GTへ来られた際は、ご覧になってくださいね。かっこいいですよ!

今季もSUPER GTをレポートします。そして、大人気コンテンツのレースクイーンのみなさんのお写真などは、できる範囲でお伝えしていきたいと思います。それでは、サーキットでお待ちしております!よろしくね!


<スケジュール>
4/08-09 第1戦 岡山国際サーキット

5/03-04 第2戦 富士スピードウェイ

5/20-21 第3戦 AUTOPOLIS

7/22-23 第4戦 スポーツランドSUGO

8/05-06 第5戦 富士スピードウェイ

8/26-27 第6戦 鈴鹿サーキット

10/07-08 第7戦 チャンインターナショナルサーキット(タイ)

11/11-12 第8戦 ツインリンクもてぎ

〇SUPER GT 公式サイト

(写真 折原弘之)

[ガズー編集部]