6年目となる86BRZレース開幕戦は、100台超えの盛り上がり!
このカテゴリーをメーカーと参加者のみなさまと育てて、早5年!今季はとうとう開幕戦から、100台を超える参加というスタートとなりました! プロフェッショナルクラス34台、クラブマンクラス79台、合計113台もの参加が開幕戦からありました! 6年目を迎える86/BRZレースは今季も盛り上がりそうです。このカテゴリー、ご存じのように参加型ですから中の人が楽しむのが一番。久しぶりに行ってみて、独特の雰囲気を味わって参りました。
開幕戦を鈴鹿サーキットで迎えるというは、クラブマンクラスにとっては、若干難易度高いような気がして勝手に心配していましたが、黄旗が多かったです。やっぱり難しいのかなとか思っていたら、場内実況の稲野さんがおっしゃっていましたが“謎のトラブル”と称されるトラブルが多発していた事が原因だった模様。謎って…。突然ガス欠の症状になり、クルマが突然ストップしてしまうとのことです。取材をしましたが現象を証明する手段(映像、写真)もなく…お許しを。谷口信輝選手のブログでも触れていましたのでご参考まで。
(https://ameblo.jp/nob-taniguchi/entry-12364783953.html)
予選が行われたレースウィーク初日は、オフシーズンのタイムラグも感じないほど、フツーに始まったことに自分でも驚きました。嗚呼、いつものレースウィークねって。テント村の賑わいもピットロードの応援もいつものまま。違うと言えば、応援の中の人のスタイルが多種多様になっていた事でしょうか。レースクイーン、チアガールがいらっしゃるチームもあれば、会社の仲間が応援するスタイルもあれば、個人で集まってそっというチームもあればと、それぞれです。でも、楽しんでいるという熱を強く感じました。運動会のノリかな。これはこれで良いのですよ。むしろ、そんな楽しみのある方がうらやましいとさえ思いました。
注目のプロフェッショナルクラスの予選は、やはり熱かっですが、初戦のポールポジションを獲得したのは、鈴鹿がホームコースと言って良いほどコースを知り尽くしている阪口良平選手でした。スーパーGTにも参戦されていますね。ブリヂストンタイヤの雄でもあります。しかしタイヤ問題も並行する中での開幕戦だった事も事実。それも、谷口選手のブログをご参照ください。(https://ameblo.jp/nob-taniguchi/entry-12364946366.html)
初日最後のイベント、クラブマンクラスの決勝Bは、グリッドをこどもたちに無料開放していました。グリッドを担当されるのも、子どもたち。春休みの子どもたちが沢山いて思いのままに楽しむスタイルでしたよ。なごんだよね~。普段ならレースが始まるから、あまり近くに寄るのも遠慮しちゃうのがプロスポーツ。こちらは、子どもたちがクルマと一緒に写真を撮って、そして、ドライバーも参加してあげたりと、微笑ましかったです。いいねいいね!でした。淡いブルーのニューカラーの後期86がグリッドに登場し、フォーメーションラップをセーフティーカーと共に先導していました。
迎えた2日目、ジェントルマンクラスの決勝Aと、プロフェッショナルクラスの決勝。決勝Aは、朝8時15分スタートにも関わらず、当然仲間たちがたくさんかけつけます。グリッドは、人で大賑わいでした。プロフェッショナルクラスの決勝は、私自身とても楽しみにしていましたが、クラブマンとプロフェッショナルクラスを分けたのは、正解だと今でも思っています。魅力はそれぞれですから、それぞれを生かさないとね。一緒だと、どちらの魅力も消えてしまうと思っていました。
プロの決勝は、5番グリッドからスタートの織戸学選手がオープニングラップでトップを奪うと、その勢いのまま他を寄せ付けず優勝しました! 本当にうれしそうでしたね。スーパー耐久にもダブルヘッダーの織戸選手ですが、そちらはクラス優勝と大団円な一日。とっても元気でオーラのあるドライバーさんですので、雰囲気も盛り上がりますね。パルクフェルメでも、たくさんの方に激励されていました。スーパーGTに今季は乗らない織戸選手、ここで走る姿を拝めるのはうれしい限りです。織戸選手もこのカテゴリーも、息が長いものでいて欲しいです!
ネッツ東京の脇阪寿一選手。今年は、戦える手応えがあると言うことで、これまでより上位フィニッシュで終えていました。何か事情があるのかな?取材したことがないので、何とも言えませんが。もしくは、チームをじっくり育てているのか? しかし、見る側は待ってくれませんよ。私もそのひとり! やっぱり上位に居て欲しいですよね。シンプルにそれだけ。たくさんの笑顔をくれて、いつも感謝です。でも、待ってますからね!参加型カテゴリーで、あえてリクエスト、プロフェッショナルクラスだしね。
6年目を迎えたTOYOTA GAZOO Racing 86/BRZレース! レースフォーマットの変更とかないかしら?と期待しております。将来的なお話でね。給油の問題もありますが、プロだけでも良いので、もう少し距離の長いものが見たいなと個人的には思っています。たった5年でこの成長。まだまだ伸びしろがあるカテゴリーですので、あえて希望! では、また!
(写真、折原弘之 大谷幸子 テキスト、大谷幸子)
レポーター(お)ねえさん・大谷幸子
随時、クルマに関する様々なイベント・テーマでレポートしていきます!
[ガズー編集部]
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