インタープロトシリーズ6年目に突入! ~サーキットを楽しむ入門カテゴリー~
インタープロトシリーズも開幕しました!こちらもル・マン24時間決勝中に、富士スピードウェイにお邪魔して参りましたよ! このシリーズ、ご存じでしょうか? 1995年に日本人として初めてル・マン24時間を制覇し、今や名門レーシングチームのトムスの監督でありメーカー育成のドライバーの先生としてご活躍のレジェンドドライバー、関谷正徳氏が立ち上げたシリーズなのです。
クルマは、このカテゴリー専用の「kuruma」、タイヤはヨコハマのワンメイクレースで、ジェントルマンクラスとプロフェッショナルクラスが一緒に戦うシリーズでもあります。ちょっと違った視点からご紹介します。
以前、このシリーズが始まる前に関谷さんからお話を伺ったところ、モータースポーツの振興、普及の為もありますが、御殿場のガレージの為に仕事を作りたいともおっしゃっていました。クルマを作る人、クルマを走らせる人、現在、赤字か黒字かはさて置き、このシリーズの存続の為に、たくさんの方が協力されているのは間違いないなと。開催サーキットもそうだと思います。富士のみの開催、やはりコスト面での協力があるからこそだと思いますね。
ピットビルのクリスタルルームを使って毎回イベントを行い、女性やご家族、お子様がサーキットに来やすい環境を作っています。以前は、床屋さんが出店していてびっくりでした。ネイルもあったよね。もうね、私は「村祭り」と呼んでるんだけど、地元の方が気軽に来られるようなイベント作りをしているんですよ。正直、開催当初は驚きましたが、敷居が高いだけがサーキットではないですから、ありなのかもね。
関谷家は、当然全員総出(笑)。嫁いでママになった長女の桃ちゃんには今回会えなかったけど、パドックを見渡したら旦那様がお手伝いしていらしてびっくり。お嫁さんのご実家、ガチなモタスポ一家だから仕方ない(笑)。ばーばとなった関谷さんの奥様の葉子さんは、相変わらずお若くてね、元局アナを活かしてステージのMCをいつもやっていらっしゃいますね。活動の範囲が幅広いのよね。ご長男の正太郎くんもお手伝いしていて、とても微笑ましかったです。いや、うらやましいという言い方が正しいですね。いいよね、家族で取り組める事があって。そのうち孫のはなちゃんもお手伝いに奔走しているかも?です。
参戦しているドライバーは、GT500クラスのチャンピオンを始め、最前線にいるトップドライバーばかりです。こちらをご覧くださいね!インタープロトシリーズHP(http://interproto.jp/)
このシリーズにずっと参戦していてチャンピオンにも輝いているスーパーGTチャンピオンの平川亮選手、昨年参戦してチャンピオンを獲得した関口雄飛選手、スーパーフォーミュラチャンピオンの石浦宏明選手。スーパーGT、23号車のベテラン、松田次生選手やロニー・クインタレッリ選手も!他にもいらっしゃいますが、蒼々たるメンバーがスゴ過ぎて、観ないのがもったいないかなと思います。
(これらも、私撮影)
若手もいます。全日本F3選手権4連勝中の坪井翔選手!(写真撮れなかった、ごめん!) 彼は、先般のスーパーGT第2戦富士500kmレースで、小林可夢偉選手の代役を見事にやってのけたドライバー。彼は、謙虚ですとっても…。しかし、今回はプロのレースで関口選手と平川選手のトップ争いをすり抜けてトップに立った瞬間がありました。残念ながら、あたってしまい後退しちゃったのですがね。鳥肌ものでしたよ。やっぱり彼も速いんだなと、印象付けてくれました。こちらそのシーンの写真ね。(グリーン19号車:関口雄飛選手、ホワイト4号車:平川亮選手、ピンク7号車:坪井翔選手)
そして、宮田莉朋選手もいらっしゃいました。宮田選手の場合は、これまで応援しにサーキットに来てくださっていたお友だちのお父さんがレースに参戦したいとの事で、一緒に出る事になったそうです。莉朋選手も参戦したかったようで、願ったりかなったりです。
今年高校を卒業したばかりの莉朋選手。尊敬する先輩ドライバーと同じ土俵で走れる事はとてもうれしいとの事。「ワンメイクレースだから、自分の技量もわかるし鍛えるチャンスにもなる」と頼もしい。シート獲得で、広がる事は多いですね。いつも元気な莉朋選手、伸びしろいっぱい!期待してますね!。
- (莉朋選手、がんばってね!私撮影)
話は変わりますが…、このレース、サーキット初体験、おデートなどの機会に向いてるかもと思うのです。レースに興味ない彼女をサーキットに誘う良いチャンス。チケットは手頃ですし、ピットビルの休憩室も使えますので、雨で大変だったりしても休める場所があります。スタンド観戦のスタイルも、もちろんあり!スタンド貸し切りです(コラ)!食事にも困りません。サーキットを快適に過ごしたいですよね。
実は、以前サーキットに来る事がわからないからと迷っていたファンのご夫婦に勧めた事があるんですよ、富士のワンメイクレースを。モータースポーツが好きだけど、何もかもサーキット内の言葉もわからないところからだと、ちょうど良いかなと思ってね。私が初めてスーパーGTに行った時は、いきなりでわからないまま行ったのですが、どこに行って良いのかわからなくて勉強が足りなかったとあとから思いました。ピットビル、グリッドウォーク、パドック、もちろん自分で調べる事が大事です。好きな事ならなおさらです。
ご都合がつくなら、一回来てみるのが良いと思うのですよ。何事も経験!一回来ちゃえば、楽しみも自分で膨らませる事ができるし、次は、スーパーGT!WEC富士!と、躊躇なく来られる気がしてね。もちろんお財布と相談しながらです。来て来て!と安易に誘えるほど安くない場合もありますからね!
今回は、ポルシェのレースも併催していました。GT3車両も観られるし、ピットウォークはないけど、トップカテゴリーだと入場に制限のあるグリッドウォークが何回も(笑)体験できました。サーキットで体験できる事が凝縮しているのが、このイベント。ご家族を連れての観戦も、これなら気軽に来られます。ふらっと立ち寄りもありかな?
できるだけ、ハードルを下げて気軽に観戦したい方におススメです。それでいて、ガチの素晴らしいバトルが観られるのですから、お得だと思いますよ。インタープロトシリーズは、8月25~26日、10月6~7日、11月17~18日と、残り3大会あります!サーキットに行ってみたいなという方、ぜひ初めの一歩を!私もどこかにいると思いますので、お待ちしてますね!
(写真:折原弘之・大谷幸子 / テキスト:大谷幸子)
レポーター(お)ねえさん・大谷幸子
随時、クルマに関する様々なイベント・テーマでレポートしていきます!
[ガズー編集部]
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