43,000人!TGRファン大集合!~TGRFわたし目線レポート

TOYOTA GAZOO Racing FESTIVALが、11月25日(日)富士スピードウェイ(静岡県駿東郡小山町)にて開催されました。今年は、4万3000人の大観衆!晴れて良かった!というのをまず思いましたね。 例年、コンテンツが盛りだくさんで観る側も計画も立てないと攻略できないのが、このイベント。今年も、一日で全てやりきってしまうのが、もったいないくらいコンテンツがてんこ盛りでした。

▽TGRF公式サイト~全てを網羅した公式サイトのイベントレポご参照
https://toyotagazooracing.com/jp/tgrf/2018/

わたしも簡単に振り返らせていただきます!
今回のオープニングセレモニーは、ドライバーモリゾウ、いや初めて、豊田章男社長としてお迎えするということで、このいでたち。最近、あちこちでお見かけする GRMNのセンチュリーで登場されたのですが、小林可夢偉選手のなりきり運転手もバッチリでした。写真のタイミングが下手で申し訳ないですが。可夢偉くんは、楽しませるのがいつも上手だね。

ちょうど今季のマニュファクチャラーズチャンピオンが決定したばかりのWRCのYarisの走行や、ル・マン24時間優勝となったWECのTS050の走行を、心待ちにしていた方も多かったはずです。ほんと、今季は大団円となったTOYOTA GAZOO Racingのワークス活動です。

そして、来季へもう歩み始めた活動もありますね。ニュルブルクリンク24時間レースですが、この場でクルマとドライバーの発表がありました!LEXUS LC500での参戦、ドライバーは今年と変わらず、土屋武士、松井孝允、蒲生尚弥、中山雄一の4選手。個人的に、もう10年になりますかねえ、ニュルメンバーの重鎮様たち。関谷チーフメカニックとは友人でして、ずっと応援しています。頑張ってくださいね!

▽TOYOTA GAZOO Racing
2019年ニュルブルクリンク24時間耐久レースに、LEXUS LCで参戦
―TOYOTA GAZOO Racing Festivalで参戦車両が走行、参戦体制も発表―
https://toyotagazooracing.com/jp/nurburgring/release/2018/1125.html

  • 写真、真ん中が関谷チーフメカニックです
    写真、真ん中が関谷チーフメカニックです

そして、これ見たかったんですよね~、スープラ!90スープラ!

我が家のナナマルくん…くんって年齢でもなくなりましたが、80スープラとこれと並べて写真撮りたいとか言ってましたが、きっとそんな写真がInstagramなんかに載る日も近そうですよね!こんなに発売前のクルマの露出があるのは、びっくり。プロモーションにお客様を巻き込むのはありがたいです、太っ腹で心配ですけど(笑)。カモフラージュも、こうして見ると何気におしゃれ。早くアンベールが見たいですね!

ワークス活動は、メディアにたくさん上がっているので、わたくしの活動の拠点の国内カテゴリーSUPER GTやスーパーフォーミュラを振り返ります。

イベント当日は、オープニング前のSUPER GT GT500クラストークショーからスタートしたのですが、ここまで?と思うほど早朝からトーク炸裂です。文字にできない事がいっぱいだけど、まあ、おもしろい!トークショーは、生の声ですのでそもそも期待値は高いと思いますが、包み隠さず話していましたね。ガワがなくて具がいっぱい。それはそれで心配になりましたが(笑)。

脇阪寿一アンバサダーのドライバーのみなさんをステージに呼びこむ際のお声がけ…。ご覧になりました?「ホンダに負けたみなさん、山本選手にだったかな~」、寿一コラ!(笑)と思いましたが、彼なりの励ましのジョーク。そんなシーンからのスタートでした。

個人としてSNSをやられていないプリンス・立川祐路選手の第2戦のクラッシュが立川選手お得意のブラックジョークと共に話題にあがりました。でも、あれは立川選手が悪いのではないと、石浦宏明選手しっかりフォローも。先輩を上げたり落としたり、でも基本先輩思いで良いコンビですね。

あの富士の1コーナーのクラッシュは、当時も語っていましたが、普段起こるシチュエーションと違ってヤバイ(命に危険がある)レベルと思ったと。もちろん、巻き込んでしまった道上龍選手を気遣うのは、みんな忘れてはいません。大ベテランの立川選手が覚悟したって事は、かなりのダメージだったと再確認です。

脇阪アンバサダーは、その年齢で戦う心境はどんな感じであるのか…という主旨の質問を立川選手にしていましたが、全然年齢関係なく余裕で現役ですね。「負けたくない」と話す姿は、やっぱりカッコ良かったですよ。プロだもん。立川選手イケメンですが、心もイケメンだと実感。しかし、ちょいちょいジョークを挟む愉快な方、ほんとに。石浦選手のブログに引き続き期待です。

スーパーフォーミュラトークショーは、意外にシビアでした。ホンダ山本尚貴選手が表彰台にあがる姿を見て悔しいと思ったと小林可夢偉選手がコメント。そのコメントを聞くことができて安心したという中嶋一貴選手。勝てないシーズンは、悔しいに決まっています。素直に気持ちを吐露するドライバーが多かったですね。辛かったと話す大嶋和也選手は、辛いあまりメンタルが鍛えられた…と。しかし、チームは何かいろいろ変わるとポジティブな発言もあったので、来季期待しています。

ニック・キャシディ選手と山下健太選手は、相性も良く二人とも愉快でしたが、チャンピオンを来年獲る!には、ニックが×印を出していました。大嶋選手もでしたが。ステージ上のドライバーの中で、自分が一番現実的とニックはコメント。ホンダさんが強いから故に…。

振り返ってみると、ニックはGTもSFも最終戦で2回とも素晴らしいバトルを披露しましたが、2回とも敗れています。これ、想像以上にココロのダメージ大きいですよ。いいレースだったとは周りは称賛しますが、本人にとってあの接戦はかなり辛かったはず。まだあの時のレースを冷静に振り返ることはできないのではと思います。むしろ、忘れて早く来年になればいいくらいの心境ではないかなと、母目線で思います。

最後に、山下健太選手ですが、先輩たちからのかわりがりに遭いながらも、超マイペース。彼のようなキャラは、今までいましたっけ?いやー、自然体で笑いを誘い、かつ速いというニュータイプ。ニューカマーがシーズン中に、このような展開となると思っておりませんでした。

長くなったので、この辺で…。早足で振り返りましたが、トークショーでシーズンのあれこれを肌で感じることとなり、感傷的になることもありました。賑やかなコンテンツが満載なんだけど、いっぱい過ぎてほんの少ししか見られませんでした。諦めて全ては追いかけませんでしたが、ギャラリーもご覧くださいね!
Instagram(https://www.instagram.com/yucco_ne_san/)も随時更新!では、また!

以下、ギャラリーです!

(写真:折原弘之・小泊徹彦・大谷幸子 / テキスト:大谷幸子)

[ガズー編集部]

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