マサ!頑張って! ~レーシングプロジェクトバンドウ ニュルブルクリンク24時間耐久レース参戦!~
2019年、2月19日、「19」にこだわる発表がありました。SUPER GT GT500クラスに19号車で参戦しているレーシングプロジェクトバンドウが、NOVEL Racingとコラボして、第47回ニュルブルクリンク24時間耐久レース(正式名称47. ADAC TOTAL 24h-Rennen)に、初参戦することを発表しました。参戦車両は、レクサス RC F GT3!決勝は、2019年6月22日(土)~23日(日)開催です。この車両にとっても、明るい話題!
レクサスなんだね。てっきり東京オートサロンの時に、横浜タイヤブースに展示してあった、アドバンカラーのカローラGTかと思っていました。TCRってのは、どのクラスになるんだろうって。あのクルマは、何か別のレースに出るのかしらね?
ニュル24時間耐久レースに話を戻しますが、晴れの24時間の舞台へは、前哨戦のVLNに参戦し、参戦の権利を取得してからになります。前哨戦は、ドライバーさんの完走がマスト。しかし、その点については、これまで参戦しているプライベーターの雄、NOVEL Racingとのコラボという事で、きっと経験のあるドライバーさんを起用するのかもしれませんので、特に心配はしておりません。とにかく、ワクワク! NOVEL Racingの昨年の参戦車両、東京オートサロンにありましたよね?見たのよね…。何か気になったんだけどね。そうかそういう事だったのか。
サポートは、あのTMGですよ。車両のメンテナンスにあたるのは、日本の両チームとニュル経験豊富なサーキット近郊のチーム、Ring Racing です。過去にも、トヨタ車で参戦経験も豊富にあり、ロケーション的にも申し分のない体制!ですよね!万全の体制!整えて来たなあというのも感じました。
レーシングプロジェクトバンドウは、ご存じの方も多いかもしれませんが、東京都町田市にあるGTアソシエーション(以下、GTA)の坂東正明代表が設立した会社で、坂東氏がGTA代表に就任される際に、ご子息の正敬氏に後を委ね今に至っています。ご子息の正敬氏、業界では“マサ”と呼ばれ親しまれている彼のバイタリティは、業界髄一!常にポジティブだから話を聞いているだけで、サプリを飲んだかのように元気になります(笑)。
自分の夢の実現に、とにかく動く人だと思っておりましたが、とうとうニュルにも出ちゃうのね。そんな話もしてたなあと、今思えば…。SUPER GTのGT300クラスからGT500クラスにステップアップの際は、かなり大変だったと思います。資金集めにも奔走されたのは、言うまでもないですが、金額聞いて唖然としたことがありました。それだけ彼には協力者もいるんだなと。昨年、ニュルに行っていたのは、この為だったのね。行動力あるわー、わたしちょっと似てるけど、スケールが違いすぎ…。
レーシングプロジェクトバンドウと言えば、わたしこれもうれしかったのよね。10代の頃トヨタの育成を切られてしまった関口雄飛選手。異国でレース活動し、日本へ戻って来ましたが、自チームに招き入れ走らせてくれたこと、個人的に勝手(!)に評価しております。一般人に評価されてもですが、そこで拾ってくれなかったら、今の彼は無い訳で…。速いドライバーがあやうく埋もれてしまうところでした。
国本雄資選手が、ル・マン24時間レースに参戦し戻って来たときは、自分がそういう海外のレースに参戦して、また連れて行ってあげたいとか、情のこもったコメントをくれるのが彼です。熱すぎて、一生懸命すぎて周囲は大変かもしれませんが(笑)、ブレないところが人間味があり、真似したくてもなかなか真似できないところで憎い奴です。チーム運営も目指すところがあるようで、とにかくひたすら頑張っています。
ドイツ留学の経験もありドイツ語もペラペラ。レースもそうですが、語学力も活かせるなと。この挑戦は、進捗状況がわかりしだい追いかけたいと思っています。ただ、ニュルは私自身が行ったことがないので、現場に行くのがそれこそ私の夢でもあり(笑)。そして、今年もスーパーフォーミュラとスケジュールが重なっており断念…。たくさんの夢を自分の手で叶えていく行動力、同じことはできないけれど、応援して行きたいと思ってます!頑張ってください!
(写真:折原弘之・大谷幸子/テキスト:大谷幸子)
レポーター(お)ねえさん・大谷幸子
随時、クルマに関する様々なイベント・テーマでレポートしていきます!
[ガズー編集部]
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