いよいよシーズンイン! スーパー耐久&86/BRZ Race開幕!
シーズン開幕!スーパー耐久とTOYOTA GAZOO Racing 86/BRZ Raceの開幕戦にお邪魔して来ました。お台場のD1では、なんと、GRスープラがドリフト!カラダがいくつあっても足りませんが、わたしの鈴鹿での初レースウィークを簡単に振り返ります。
スーパー耐久の話題と言えば、ルーキーレーシング!開幕前日に、新聞にも載っていましたが、もちろんご存じない方もいらっしゃると思います。あのクルマ好きで知られるMORIZOドライバーが昨年はスポット参戦でしたが、今回はレギュラードライバーとしてデビューです。もちろんプライベート参戦です。お仕事の関係で、シリーズ全部は出られないのではと推測されます。昨年から参戦している小倉クラッチさんの29号車が、104号車であらたに登場したのが、ルーキーレーシング。愛犬のルーキーちゃんから取ったネーミングかなと思ったら、やっぱりそうでした。
この“ウォーリーを探せ”的なギミックを、教えていただきましたよ。ルーキーちゃん、そこに居ましたね。ありがとうございます。参加型カテゴリーは、チーム全員で楽しんでこそです。みなさん、そして、個人的にとっても身近なこちらの片岡龍也チームディレクター、頑張ってくださいね!
スーパー耐久全体で見れば、年々車種も増えていますし、カテゴリーが更に増えていてびっくり。行ってない間に、ウェイトハンデ…なんていうのもあったりで昨年驚いたんですよね。大きく変化しているこのカテゴリー。クルマを見ているだけでも、わたしは楽しい。もちろん、走っているクルマですよ!少し撮ってみたりもしました(笑)。
そうそう、おめでたいニュース!ST-Xクラスに昨年から参戦している LEXUS RCF GT3を駆る224号車MAX Racingですが、初表彰台を獲得しました!これはクルマの開発陣など含め喜ばしいニュース。ここも激戦クラスですので、よくやった!と。2位表彰台を獲得、おめでとうございました!
最も参戦台数が多いST-4クラスは、それこそルーキーレーシングが参戦しているカテゴリーですが、ここは、昨年は86号車トムススピリットがチャンピオンを獲っています。もうおなじみのメンバーですが、今年は、坪井翔選手がチームに加入しました(写真向かって左から、坪井翔選手、松井孝允選手、井口卓人選手は別チーム、そして中山雄一選手)。坪井選手は、今季5カテゴリーも走る話題の新人です。最も旬なドライバーは、ますますスキルアップして速くなっていくことでしょう。気づけばGTドライバーばかりの強豪チームですね。頑張って!
開幕戦のST-4クラスの決勝は、86号車がマシントラブルで大きく後退、884号車 林テレンプ Shade Racingが優勝しました。こちらには、今季、国本雄資選手が加入しています。初優勝を遂げ大盛り上がりのチームでしたね。おめでとうございます。 名物広報さんが、いつも頑張ってまして、初優勝は感慨深かった模様。当然ですよね。ポディウムの下でシャンパンを浴びてました。おめでとうございます!
TCRクラスは、日本車で言えばホンダのCIVICが参戦していますが、今季、日本でもTCRのレースがスタートします。このクラスは欧州で盛ん。スーパー耐久から独立するのかと思っていましたが、違った。あらたに別シリーズが立ち上がっていますね。日本でこれからどんどん広まるのかな?個人的には。カローラスポーツTなんかちょうど良いのではと思います。ヤリス、ヴィッツもね。伸びしろいっぱいのTCRクラスです。
今年も盛り上がる!86/BRZ Raceも開幕!
そして併催のTOYOTA GAZOO Racing 86/BRZ Raceですが、プロフェッショナルシリーズをピックアップ。脇阪寿一選手が、自チーム(ASSO MOTOR SPORTS)を立ち上げて参戦しています。そして、プロデュースもしているチーム(RECARO 86BRZ Racing TEAM)もあります。ドライバーは、佐々木孝太選手と今季は日本に戻られて、このカテゴリーに参戦される新井大輝選手です。テント村を一人闊歩していたら、脇阪選手が声をかけてくださりお邪魔して来ました。
昨年、3度目のチャンピオンに返り咲いた谷口信輝選手は、9位からの追い上げが凄かった。5位フィニッシュでしたが、もうちょっと見たかったね。10周のレースですが、やっぱりもう少しみたいです。給油の関係もあるから、無理なのかもしれないけどね。プロフェッショナルシリーズを独立させたことで、バトルも安心して見ていられるようになりました。プロ、クラブマンの混走は、ハラハラすることもありましたのでね。
今季は、3クラスに別れましたね。クラブマンシリーズが「エキスパートクラス」と「オープンクラス」の2クラスへ。オープンクラスは、過去のクラブマンシリーズで年間ランキングのトップ10を獲得したドライバーの参戦することができない純粋なクラブマンクラスになりました。これはいいね!走ることが大好きなアマチュアレーサーも、安心して臨むことができます。と言っても、レースだから熾烈でしたけどね。
とうとう7年目を迎えましたが、ここまで試行錯誤だったと思います。台数も更に増え、これからも、そのトライは続くでしょう。プロもクラブマンもそうですが、息が長く続けられることを願ってやみません。このカテゴリーは、サポートしてくださる方も大事ですので、運動会の雰囲気はずっと変わらずにいて欲しいですね。
開幕戦のプロフェッショナルシリーズは、松本武士選手(和歌山トヨタチームOGAWA)が優勝しました。おめでとうございます!そして、ちょっと周囲に教えていただき注目したら、3位の堤優威選手(T by TWO CABANA Racing)がアイドル系!イケメンですねえ。参加型でファンがつきにくいこのカテゴリーですが、どうでしょう?かわいいじゃないですか~。そんな理由でサーキットに来られるというのは、いかがでしょう(笑)。
最後に…。今回のピットウォークでは、GRスープラのデモランがありました。脇阪寿一TGRアンバサダーが登場しましたよ。TGR 86/BRZ Raceのグリッドにも登場していました。今年はプロモーションの一年ですね。開幕からにぎやかな雰囲気でした。これでもだいぶ端折りましたが、またね!続きは、Instagramで!
(写真:折原弘之・大谷幸子 / テキスト:大谷幸子)
レポーター(お)ねえさん・大谷幸子
随時、クルマに関する様々なイベント・テーマでレポートしていきます!
[ガズー編集部]
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