公道パレードからの幕開け ~鈴鹿10時間耐久レース・鈴鹿モータースポーツフェスティバル 現場レポートその1~
鈴鹿10時間耐久レースが開催された鈴鹿サーキットに行ってきました。最初のメインコンテンツは、「鈴鹿モータースポーツフェスティバル」と銘打った、鈴鹿市主催のイベント。公道パレードを堪能しなくては!というわけで、今回は、鈴鹿滞在が若干長く、5泊6日となりました。振り返りますね。
昨年、台風の接近をかんがみて、中止となってしまったこのイベントですが、今回は天候に恵まれ…いや恵まれすぎて無事に初回開催となりました。自分に経験値がないということは、何ごともトライしかなく、ロケハンがどれだけ有効か不明でしたが、ここかなと思っていた場所で撮影しました。“坂”がポイントですかね?
スタンバイするも夏休みの平日の開催とあって、たくさんのお客様がいる光景はそもそも見込んでなかったものの、終わってみれば1万人の方がいらしたとか。良かった良かった!イオンモール付近で撮影すれば、人いっぱいだったけどね。クルマメインで考えました。
開始の時刻が近づくと、上空ではヘリコプターがホバリング、テレビカメラも近くにスタンバイと暑さでクラクラしつつもモチベーションは上がっていきました。パトカー、クラッシックカーの隊列を先頭に、欧州の自動車メーカーごとにパレードが始まりました。
パレードの隊列は若干途切れ気味ではありましたが、最新型のGT3車両が公道を走る姿は、“非日常観”ハンパなかったです。“うちの横、レーシングカーが走ってるけど…”、“うちの前、なんかレースするクルマが走ってる”とか、そんな感じね。鈴鹿市なので、レーシングカーの認識は高いと思うけど、こういうの、いろんな場所でやって欲しいね。レーシングカーなう的な不思議な日常。
動画も撮りたいし写真も撮りたい…、二兎を追う者は一兎をも…で自分の撮れ高がビミョーですが圧巻には変わりがなく。時速40キロの走行ですので、静か。不思議ですが、交通安全を訴える意味合いもあるパレードだからね。爆音はナシ。
パレードの折返し地点のイオンモール鈴鹿には、パレードが終わってからドライバートークショーを撮影するために行きました。たくさんの方がいらしてましたね。まず、イオンモールという生活に密着した場所に、レーシングカーがある…、これだけでもポイント高いです。
展示しているクルマにも驚きましたが、ファンサービスが神対応で驚き。もちろん、たくさんのお客様がいらしたので、ドライバー本人の気持ちとは裏腹に手が届かない人もいたかもしれないですが、頑張っていらしたのではないでしょうか。足を止めて対応していました。まだ木曜日、あれだけ暑い中ファンの方が待っていたと思うと、きっとそんな気持ちになったかと思います。
そして、鈴鹿市長がレーシングスーツを着用して登場したこと!これ、ポイントが高かったですね。粋っ!そこまでやってくださるの。でも会場から離れて撮影していたので間に合わず見逃したので、ごめんなさい。あとでアーカイブ見ておきます。
大イベントが終わりサーキットに戻った車両とドライバー。夕方から集合写真の撮影がありました。せっせと準備。ホームストレートにクルマを並べるのですが、これが一度見たくてね。ちょっとワクワクしながらコース上へ行きました。目新しいことには、がぜん、好奇心が旺盛になる私。
クルマの順番は、決まっているようでしたが、ドライバーの順番は謎。特に決まりはなかったらしいです。そして、イマドキのドローンで撮影でした。こういう奥行きのある時は確かに有効。鈴鹿サーキットさんのSNSに公式写真をチェック。でも、こちら↑の写真でも素敵さは、十分伝わりますね!
パレードに集合写真にと、ル・マン24時間とまではいかないにしても、このスケジュールがこれからずっと伝統などを築くのかなと思いを巡らしてみたり。参加者は慣れているのかもしれないけど、初モノには弱いのでいろんなことを考えました。
既成事実として一回目が開催された訳ですので、ここが歴史の第一歩。この公道パレードなど、週末のレースに向けての盛り上げイベントはぜひ続けていただきたいと感じました。サーキット外で開催するイベントは、かなり大変だと思いますけどね。
まだ2回目の鈴鹿10時間耐久レースですので、これからの“のびしろ”に期待です。根付いてほしいですね。わざわざ車高上げて走ってくれたクルマたちに感謝です。そんなこんなで賞金総額1億円争奪、GT3世界一決定戦がここからスタートしました。
8月はたくさん現場に行かせていただいたので、写真が整理しきれておりませんが、よろしければInstagramもどうぞ!
(写真、折原弘之 テキスト、大谷幸子)
レポーター(お)ねえさん・大谷幸子
随時、クルマに関する様々なイベント・テーマでレポートしていきます!
[ガズー編集部]
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