2019年もお世話になりました! ~わたし目線TGRFネタなどなど~
オフシーズンに入ったら冬晴れの続く毎日ですが、今年一年もあっという間に過ぎていきましたね。雨に祟られたシーズンでしたが、一年を締めくくる、自分の締めくくりにもなったイベント、12月15日に開催された『TOYOTA GAZOO Racing Festival』(以下TGRF)のお手伝いに行ってきましたので、少し振り返りましょう。
- お疲れさまでした。事務局さん!
このイベントの事務局は、例年、開催の数か月前、夏前に立ち上がり、このたくさんのコンテンツを入念に作っていきます。もう、見切れないほどのコンテンツを、毎年考えてくださいますね。パドックもレーシングコースもイベント広場もコンテンツが目白押し。
クルマ好き、モータースポーツ好き、どちらにも対応しているイベントの内容は、毎年内容も変化していて、これには本当に驚かされます。イベント前日の土曜日から現地入りしましたが、事務局のみなさんは、その前からせっせと設営に勤しんでいますね。お疲れさまでした。
- タナック選手、しっかり写メ。気持ちわかります!
まず現地で、最初に出会った出演者は、“TOYOTA GAZOO Racing World Rally Team” のオィット・タナック/マルティン・ヤルヴェオヤ組のチャンピオンたちでした。それはもう、おーっと、タナック!と心の中で叫びました。
今年は、とってもフレンドリーに感じましたね。昨年よりも、ファンサービスをする時間が多いように感じましたがそのせいでしょうか?TGRFでも人気急上昇で、サインもらえました!と報告してくるファンの方が結構いらしたんですよね。
ドライバーなど、存在を近くに感じることは、イベントでは大切な部分。しかし、残念ながら、彼はヒュンダイへ移籍しますよね。チャンピオンを獲得した翌日でしたっけ?移籍の発表があり驚きました。2年契約なそうですので、2年後に戻ってきてほしいですね。ってか、戻ってきてね!
そして、タナック移籍しちゃうから、来年からヒュンダイ応援します!と言いきったファンに爆笑しちゃいました。うんうん、気持ちわかる!ってね。来年、「WRC」もいよいよ日本で開催されます。ファンのすそ野も、もっと広がって盛り上がると思います。民家を駈け抜けていく“YARIS”をこの目で見られるのかな?楽しみにしています。
「SUPER GT」チームチャンピオンを獲得した37号車“LEXUS TEAM KeePer TOM’S”のピットにいたところ、突然集団がピットに入ってきました。ん?と思ったら、“TOYOTA GAZOO Racing” (以下TGR)のニュルチームでした。お久しぶりです。
イベントなどでご一緒させていただき、今は年に一度くらいしか、お目にかかることはないですが、大ベテランの方々とは“GAZOO”として活動が始まった頃に知り合って10年以上経過しました。トヨタ自動車のテストドライバーの頂点の方々が、「ニュルブルクリンク24時間耐久レース」の参戦も続けていらっしゃいます。
わたし、ニュルに行ったことないんですけど、覚えていてくださってね、ありがたいことです。お会いするたび、いつかおいでと言われるのですが、なかなか機会がなく…。でも絶対行きたいと今でも思っておりますがね…。
レーシングチームの“トムス”は、TGRのニュルプロジェクトに技術協力をしていますが、「SUPER GT」の車両を見にきて、チーフメカニックやエンジニアからアドバイスをもらっていました。レースに参戦するチームとして、社員プロジェクトとプロのレーシングチームという立ち位置の違いはありますが、モータースポーツへのひたむきな思いは同じで、かつ、仲良しなんですよ。見ていて、微笑ましかったですね。来年のために今、クルマ作ってるかな?頑張ってください!
- ロゴ、ちゃんと撮ろうと思ったまま忘れてしまい…。上段写真の、『ココ』と書いてあるアノ位置付近をご覧くださいませ。
前日にピットまわりをしていたのですが、チャンピオン6号車のクルマのボンネット。何かさみしく感じたのですが、“DTM”との特別交流戦で、ボンネットにあったチャンピオンのステッカーがなかったので、メカさんに、せっかくだからつけて欲しいとお願いしました。ここまで苦労してやっと掴んだタイトルですからね、たくさんアピールしてほしいし。本番では、しっかりついていて、うれしかったです!
- ドライバーも当然クルマ好きの画。何やらかわいらしい姿です!
そうそう、「ニュルブルクリンク24時間レース」で走ったGT-Rの“GT3”がTGRFへ初登場しました。驚きです!“コンド―レーシング”が、「ニュルブルクリンク24時間レース」に今年、初参戦しましたが、言わずと知れた日産ワークスチーム。
スーパーフォーミュラでは、トヨタエンジンユーザーですが、近藤真彦監督からのオファーで、イベントへの登場が実現したとか。TGRFがモータースポーツの祭典のように、さまざまなメーカーのクルマが参加し盛り上がりましたし、ドライブした日産の松田次生選手もいらしてくれて、レアな感じでまたそれが良かったです。
「SUPER GT」のデモレースは、“LC500”ラストランになったのですが、“DTM”との特別交流戦の時に文字通りドリームレースが展開され、かなり珍しい“LC500”同士の多重クラッシュが発生したため、6台のうち3台しかTGRFでは走れませんでした。
残念でしたが、生き残ったチャンピオン、6号車を大嶋和也選手、37号車平川亮選手、39号車ヘイキ・コバライネン選手が走りながら無線のやりとりで、あのインディスタートをやることにして、3列で駆け抜けてくれたんです。1周前(走ってる時じゃん!)に決まったそうですよ。プロってすごいですよね。
無線では、3列スタートの真ん中は怖いと、平川選手が言っていたようですが、(エンジニアが無線を同時通訳してくれました。)怖いどころか実際は、とても迫力あるシーンを再現してくれました。ネットで動画探してください。わたしが撮影したものは、お仕事アカウントにいってしまったので。来年の“GRスープラ”も入り、華を添えました。
あとスキマネタとしては、公式キャラクターでしょうか。年に一度の集合ですね、ルーキーちゃんやらモリゾウくん、トヨタくま吉、レクサスくま吉、ラリーくま吉。言わずもがなの大人気。癒され過ぎました。疲れが吹っ飛ぶ!会えて良かった彼らに…とまるで親友に会ったかのような気持ちでした(笑)。
レクサスくま吉の去就が、“LC500”ラストランで、来年から“GRスープラ” で「SUPER GT」に参戦するので気になるところですが、TGRFで会えたらいいなと。LEXUSブランドのカスタマーレーシングのGT300クラスの“RC F” “GT3”の参戦は継続だと思いますけどね。
おまけ…。TGRFの翌週、TGRのインナーイベントにお手伝いにいきました。これはメーカー側が共に戦った彼らを称えるイベントで、毎年行われています。今季は、タイトルをたくさん獲りましたから、さらにおめでたいものとなりました。
毎年、すみっこでお手伝いさせていただきながら、感慨深い気持ちになるんですよね。昨年は、移籍の決まっていたらしいドライバーにカメラを向けると、「お世話になりました。」と一言。深く、そこは追及はしませんでしたが、目で会話をしました。
そんな切ないシーンは、今年はなかったような。シリーズの最終戦が終わった時点、いやその前から来季に向けて、既に動いていますから、そんな話を展開しているんだろうなぁというシーンは、各テーブルで見受けられました。頑張って!
そうそう、「WRC」で頑張っている勝田貴元選手と久しぶりに話すことができました。TGRFは本人も多忙ですし、レースでは平川選手と仲良しなので、いらしているのは知っていたのですが、話す時間がなく…。少し話せて良かったです。
相変わらず、お母様と呼んでくださり、勝手にセルフィしてくれ、平川選手と3人でパチリ。もうね、若い彼らがすでにパパになっているのも驚きですが、それぞれ違うカテゴリーで頑張っているのも頼もしいです。こちらも頑張ってね!
新車づくりやら、スポンサー営業に頑張る業界の多忙さを見守りつつ、さみしいなぁの時期も、きっとあっという間だと思うので、一緒に開幕を待ちましょうね!
今シーズンも、たくさんの感動の場にいられたことに感謝です。失敗もあったし、若くないので体力の無さに泣いたことも多々ありました。後悔のないように、がむしゃらに頑張ったつもりです。また現場に立つことができましたら、よろしくお願いいたします。
それでは、また!良いお年を!
(写真/テキスト:大谷幸子)
レポーター(お)ねえさん・大谷幸子
随時、クルマに関する様々なイベント・テーマでレポートしていきます!
[ガズー編集部]
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