SUPER GT 英断の無観客開催による開幕を決定!そして再開と再会
今日!発表になりました!(6月4日時点)。SUPER GTも、ようやく開催の目途が立ったようです。今シーズンのスケジュールがリセットされたのが3月末。その際、暫定スケジュールがアナウンスされていました。しかし、その後緊急事態宣言が発動され、事実上白紙の状態と、先行き不透明になっていました。
SUPER GTのオーガナイザー、GTアソシエーションからアナウンスされたスケジュールは下記の通り。無観客による開催、と今後の方向性が見い出されました。
見る限りで感じたことは、地方開催、特に飛行機の移動を伴うものはリスクがありますし、関係者が大挙して訪れても歓迎されることもないだろうと。唯一の東北のサーキット、スポーツランド菅生や九州のオートポリス、岡山国際サーキットは私も大好きなサーキットではありますが、開催断念は仕方ないのかな…。
東京オリンピック2020の自転車競技の開催で夏の間使用できないはずだったサーキット、富士スピードウェイが逆に空いていた?からこそ、このスケジュールで開催数も減らすことなくできるのでしょうかね。他の開催サーキットは、既に組んだスケジュールを何度も再編しているでしょうから、本当に大変な作業だと推測されます。
もちろん、現在も不安定な状況であり大げさに言うと、常に開催中止と背中合わせでしょう。緊急事態宣言が解除されたところで、すでにクラスターも発生、第2波の心配もありますので、そこは理解の範疇なのではないでしょうか。
高校野球は、推測ですが、全国からの移動などのリスクから大会中止を余儀なくされたのかな。地方大会を開催する動きがありますので、個人的には球児の夢を少しでも先へつなげて欲しいと思っています。
プロ野球は無観客での開催を先月に決定し、いよいよ開幕です。この決断の余波はさまざまなところへ波及し、モータースポ―ツの無観客開催もこれを指針にしたのではと思っています。
今後のことを考えると、すべてにおいて判断が難しいですよね…。何かあった際の代償は大きいですし、我々で言えばレースそのものをやらないことの代償も、経済をまわすことを前提に考えると甚大。
マイナースポーツ(ごめんなさい)であるがゆえに、プロスポーツとしての「存続」のことも考えてしまいます。それに、スポンサーありきのスポーツでもありますから、来季もサポートしていただけるのかな、とかね。
命が優先の中で、レース再開は業界のたくさんの方のご尽力の元で決定されたでしょうし、先頭に立つ者の真価が今問われるときです。この英断には期待、安堵と断腸の思いが存在していることも、勝手に理解しているつもり。
新型コロナウィルスに対しワクチンや薬の決定打を急ぐ中で完治を操作できない以上、常にリスクは付いてまわりますよね。現場に戻ったときのために、自分も引き続き責任を持って行動し、業界や周囲に迷惑をかけないよう体調を管理しておく責任も感じています。
無観客開催という、モータースポーツファンにとっては非常に残念な決断ではありますが、ひとまずレース再開を喜びたいと思います。
さて、先日、近所で買い物をしていたら、居酒屋さんの軒先に、40年続けてきたお店が閉店する旨の張り紙を見つけました。
店主の直筆と思われますが、無念がにじみ出ていて思わず足を止めました。40年もやってきた赤ちょうちん。たくさんの出会いがあったことでしょう。その張り紙に、客と思われる方からの感謝の書き込みを発見。
会ったこともない店主の顔を想像し、きっとおいしい酒の肴を作りながら、人生が刻まれたシワいっぱいの笑顔で接客していたに違いないだろうと思うと、胸にくるものがありますね。
たまたま、再開を断念した…という主旨の文字が、“再会”と誤字で綴られているという、どうでもいい間違いに気づきましたが、この誤字のままでいいんだよ…と思いながら立ち去りました。
こんな状態は、世界中にたくさんあるんだろうね。私は主婦でたまたま家族に養ってもらっているけど、恐ろしい世の中になったものです…。
正解など誰にもわからない中で、あらためて訪れる現場はどんな感じでしょう。これまでと違い取材にも制限はありそうですが、それはそれ。テレビで見ようがどんな形になろうが、カタチにして伝えていきたいと思います。
フリーランスの身、家族はリモートワークで家にいたりで、仕事場からの家族へのLINEは、今日何食べる?でして、とにかく食事作りが大変(笑)。
ただ、食べることも料理も好きなので、食事に手間をかけることは苦ではなく、作りすぎで開幕前からますますウェイトを積んでいます。嗚呼…。
では、また!
(写真、テキスト 大谷幸子)
レポーター(お)ねえさん・大谷幸子
随時、クルマに関する様々なイベント・テーマでレポートしていきます!
[ガズー編集部]
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