祝!スーパーフォーミュラ開幕!
待った待った!でも開幕まで意外にあっという間でもあったスーパーフォーミュラが開幕しました。お客様も動員しての開幕、まずは関係者のみなさんのご尽力に感謝です。ありがとうございます。メディア申請も無事に通り、現地へ取材に行くことができました。ほっ。
開幕に際し、スーパーフォーミュラのオーガナイザーJRP(日本レースプロモーション)のオンライン記者会見が開幕直前にありました。拝見させていただきました。開催にこぎつけるまでのご苦労や、感染対策のロードマップなどの詳細が発表され、こちらも取材への心構えができました。準備する側は、想像以上に大変な作業だったと推測されますね。なにごとも土台作りが大変ですから。
- 2位は、山下健太選手の代わりに近藤真彦監督が表彰台へ
来日できなかったドライバーもいましたが、この状況では仕方ないですね。どんなイレギュラーなことも受け入れて前を見ないと前進しない世の中です。
トヨタ勢は、WECから帰国した3人のドライバーの出走が心配されましたが、コロナ対策を講じ隔離された状態でレースウィークを過ごしていました。これは実は快適だった?と思ってみたり(笑)。コンド―レーシングの山下健太選手は、表彰式にも出られませんでしたが、無事に終わればすべてよしです。また表彰台を獲得して上がってくれるでしょう。
開幕戦の開催されたツインリンクもてぎ(栃木県芳賀郡茂木町)は、とにかく暑かったですね。久しぶりにもてぎのきれいな青空の歓迎を受け、しっかり日焼けしてきました。
ご存じのように公式予選・決勝とワンデー開催でバタバタですね。公式予選後のポールポジション記者会見は、オンライン。これよかったです。メディアセンターで自分のパソコンの前で聞くことができたり、パドックを移動中にスマートフォンでも聞けましたので。
決勝後は、インタビューをしていて終わりしか聞けなかったけど、ホームページにコメントは掲載されるので、とりあえず安堵。
スーパーGTの開幕戦もワンデー開催で、ポールポジションを獲得した平川亮選手も言ってらっしゃいましたが、バタバタでポールを喜んでいる暇がないと。これは仕方ないですが、あれ?書いていて気づきました、そうですよ、彼はスーパーGTもポールトゥウィン!両カテゴリー制してますね。
この結果には、驚かないほどノリにのってるし、本当に素晴らしいドライバーに成長したと思います。若い頃(今も若い)から速いドライバーでしたが、そこへ経験値などもついてきて常にピーク。いいね、ほんと。
そして2位と3位を獲得したコンド―レーシング!おめでとうございました!
3号車山下健太選手、4号車サッシャ・フェネストラズ選手が決勝2位、3位。予選は、3位、2位の順です。
先輩の山下健太選手は、ほんと愉快で飾らなくて、真っすぐ。個性的なドライバーさんですが、何に乗っても速いですね。今ほんとそれしかないです。早く日本に戻ってこないかな(笑)。ダメかしら。もしくは、LMP1クラスに乗って欲しいです、はい。
そしてサッシャくん、ルーキー初優勝も近そうですね。きっと近い将来、日本で何かタイトル獲っちゃって、世界にいっちゃうんだろうなと思います。なにごともタイミングだけどね。楽しみな21歳です。若いな~。
レースウィークにタイトルに導かれてネットの記事を読みましたが、チャンピオンとして参戦の1号車ニック・キャシディ選手が来季フォーミュラEへ参戦とのこと。
ですので、今季がスーパーフォーミュラ最後という内容でした。彼は3月にモロッコで行われたフォーミュラEのルーキーテストに参加して、堂々のトップタイムでしたよね。
フォーミュラEは、世界で戦ってきたベテランドライバーが様々なカテゴリーからシフトして今のカタチがあると思っているのですが、参戦すればだいぶニックは年齢的に若い部類に入るのかな。
最近までトムスで大活躍したアンドレ・ロッテラーも日本国内とWECとかけ持ちしたり、WECのアウディの参戦がなくなりWECのポルシェに移籍し、それもなくなり、その後フォーミュラE。
そしてポルシェがフォーミュラEに参戦する経緯を経て、レギュラードライバーとして君臨していますね。アンドレもう38歳か…。という訳で、ニックのスーパーフォーミュラ最後のシーズン、1号車の動向も見守りたいと思います。
あらためて録画を見しました。今回もトヨタ自動車、豊田章男社長がサーキットにお見えになりました。ルーキーレーシングの大嶋和也選手他、激励してくださってました。
レース直前のオンエアで、世界レベルのドライバーが戦うカテゴリーであるので、もっと盛り上げていく必要がある旨の発言をされて、ちょっとうれしかったです。
スーパーフォーミュラは、ドライバーも技術力もレベルの高いところで戦いをしていると、以前より思っていますので、突然何かのチカラでめちゃ人気出た!とか、バズらないかなとずっと思い続けています。
ともあれ、スーパーフォーミュラの活動をメーカーとして、TRDエンジンで戦い続けていってくれればと…。だから豊田社長の言葉はうれしかったのです。
レースに話を戻すと、ホンダ勢が伸びなかったですね。意外すぎます。TRDエンジンももちろん頑張ったんだと思うけどね。ホンダ勢の山本尚貴選手のお名前など上位になかったです。予選Q3へ進んだのは、ルーキーの22歳大湯 都史樹選手でしたね。もちろん才能ある若手もたくさんいるので、そこも楽しみではあるのですがね。
それと今季は、女性ドライバーが参戦しているのも話題。ホンダ勢のタチアナ・カルデロン選手。来日かなって無事に参戦となりましたが、トレーニングの鬼、まさにアスリートですね。
マネージャーさんのお宅に滞在していらっしゃいましが、マネージャーさん、友人でして、もうねSNSが愉快でした。食事が健康食でマネージャーさんがお手上げで笑いました。
決勝最後の山本尚貴選手とのバトルが激しくてね。しかも、押さえ込んでの12位チェッカー。これはかなりアピールになりましたね。女性だからとか言われるのは、ご本人イヤかもしれませんが、彼女の闘志が欲しいくらい尊敬です。注目ですね!
スーパーフォーミュラライツというカテゴリーがスタートしました。これは、昨年までの全日本F3選手権ですね。F3で若者たちが切磋琢磨しています。レースウィーク、3レースも戦いましたが、トムス宮田莉朋選手が3連勝!
3年目のシーズンで、チャンピオンはマストで臨んでいると思いますが、速すぎた。スーパーGT GT500クラスのドライバーでもあるので、その辺はお墨付き。他の若手も彼を止められるよう頑張って欲しいですね。このカテゴリーは昔から好きで、今季はじっくり見られるかな。楽しみにしています!
レースの詳細、もっと小さなスキマネタは、トヨタガズーレーシングサイトでもレポートしますね。とにかく開幕おめでとう!安堵のレポートでした!
またね!
〇レポーター(お)ねーさんのモタスポコラム
https://toyotagazooracing.com/jp/blogcolumn/column2/
写真:折原弘之、テキスト:大谷幸子
[ガズー編集部]
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