スーパーフォーミュラ夏祭りin FUJI MOTORSPORTS FOREST! トピックTOP10 ~前編~
7/15~7/16の2日間で延べ33,200 人のお客様が来場し、大成功を収めた「スーパーフォーミュラ夏祭り in FUJI MOTORSPORTS FOREST」。この大会を独自目線で振り返ります。独自です独自。これ書く順番、間違えてるかしら?上位から記載していくべき?まずはやってみよう!
第10位 お財布に優しいチケット登場!
お子様の来場は前年比で3倍も増えたそうです。今回、通常大人6,600円の観戦券をファミリーで来場される方は2,200円に設定、かつ中学生以下のお子様は、大人の同伴があれば無料となりました!
これポイント大きいです! 夏休みはこれからなんですよね。夏休みは家族の一大イベントですから、夏休み前の3連休に費用バランスを考えるのは大事です(息子が小さい頃の我が家の例)。
子どもにいろいろ経験させてあげたい、と親の立場としても考えます。結構、力入るし費用も少し掛けたい。かけがえのない大切な時間ですからね。
子どもと一緒にお出かけなんて小さい頃しかできませんし。中学になると部活、それでもまだ親と一緒に行動してくれますが、高校生になるとお友だち中心となり、まるで一人で育ったような顔してる時期が訪れ(我が家実例)親としても寂しくなる訳ですよ。だからこういうの利用しない手はないです! レース好きなら尚更です。
“一緒はヤダ~”なんて言われる前に、サーキットで思い出作りたいじゃないですか! だからファミリー割というアイディアは、こちら側は考えたことあったけど、サーキット側で実現は無理だろう(利益が減るから)って思ってたのでびっくりでした。
ですので、これはどうにか継続して欲しいですね。サーキット側もボランティアではないので強く言えませんが、企業努力…というカタチで…。
土曜日は、人出もまあまあという感じで終わっていたのが、日曜日のイベント広場で、もうね、顔がニコニコになっちゃいました。お子様だらけだったのよね。戦隊もののショーに釘付けのお子様は、しっかり富士スピードウェイで「正義」を学んでいました。これ何気に大事。
そしてクルマが走っていたというのはどこか頭の片隅に残ったと思うんです。赤ちゃんは、仕方ない。決勝がちょうどお昼寝の時間になったかもしれないけど。
サインをするドライバーたち
今後、小さい頃にサーキットへ戦隊ものを観に行った! でも良し、“サーキット”が誰かの人生のフックになれば良し。子どもたちの将来に向けての種まきは、全てが大輪の花にならなくとも大事です。
お財布的にも今の世の中、いろいろと値上げモードだから(これも仕方ないのだけど)、お手軽に何かが出来るというのは、手放しで喜びたいです。ありがとう!関係者のみなさん!
第9位 サポートレースもかっこいい
今回、ランボルギーニ・スーパートロフェオ・アジア第3戦を併催。海外のレースを観戦できるチャンスは中々ありませんし、こんな豪華なクルマがたくさん走っているなんて、結構驚きです。フォーミュラだけではなく“ハコ”もあったんですよ。お気づきでしたか?
インタープロトシリーズの同乗走行もやっていましたね(写真ナシでごめん)。サポートレースも、勝敗はシリーズ戦ですのでさすがに追いかけられないかもしれませんが、見て欲しいコンテンツですね。
第8位 眼前に広がる富士山を眺めながらキャンプも出来る
予選も観たいから、とホテルを予約…となるとなかなかハードルが高い。連休だから料金も高いですが、そもそもホテルを確保するのが大変。わたしもそう。
だから、キャンプ場よりもハードルが低いサーキットでキャンプデビューはいかがでしょう?お客様からよく、「サーキットでキャンプデビューの方が体験しやすい」と伺います。私、キャンプしたことがなく、いつかデビューしたいのですが、サーキットなら怖がりの私も大丈夫かな。これは富士スピードウェイだけではなく、他のサーキットでも利点として挙げられる点ですよね。慣れたサーキットに泊まっちゃうと考えると車中泊もそうですが、お手軽にできちゃうのかも。
夜は富士山に明かりが沢山灯っていました。登山をされている方の多さがわかりましたね。外国人観光客だけではなく、日本人としてもあんな雄大な富士山が目の前にあったら…、それもサーキットだったら尚更うれしいものです。これは富士スピードウェイの「武器」でもありますね。
第7位 関係者の身内も来やすい(笑)
レース村である御殿場市には沢山のファクトリーがあります。この大会は、違うカテゴリーのスタッフや、スタッフの家族が遊びに来る大会でもあります。来やすいというのは利点。
仕事を離れてサーキットに行ってみたい、と常に私は思っていますが、まあ、これが実現しないんですよね。ありがたいことにお仕事をさせていただいているので。
今回は、ドライバーさんのファミリーを結構見かけました。メカニックの方やスタッフの家族もね。小さいお子様がいらっしゃれば、尚更、職場としてのサーキットも見せたいしね。
そういう意味では夏の富士、次のSUPER GTもご家族来場率は高いわね。自分たちが楽しまなければ伝わるものも伝わらないし、応援は力になりますからね。福利厚生の意味で良いことですね。
第6位 スーパーフォーミュラアンバサダー 小山美姫選手
スーパーフォーミュラを広める為に、沢山のアンバサダーの方が活躍していますね。現場でもお仕事を頑張っている姿を見かけます。でも、それだけではなかったんですよ。女性ドライバーの小山美姫さんと、ミックスゾーン(レース後の取材エリア)が少しガラガラになったタイミングでお話をさせていただきました。
ハッとしましたが、気づいていないことがありました。自分もいつかスーパーフォーミュラのシートを獲得するための活動もお仕事に含まれているということ。これとても大事ですね。知らなかった。
アンバサダーとして、いろいろ見てまわることは、スーパーフォーミュラの認知のための取材活動の一環だと思っていました。もちろんそうではありますが。ご自身の為の活動も!なのですね。
若い方々は、母目線で見てしまい、とにかく応援するただのオバサンですが、これは他のアンバサダーの方も含め、活動を見届けたいですね。チャンスも含めての活動ということならばね。私、勉強不足でした。レースばかり見ていましたので…。頑張ってね!
第5位 スタッフにも目が行くレース
はい、頑張っている彼らももっと見てもらわねば。クルマ22台出走しますので、その1台1台にファミリーがいます。モータースポーツは団体競技なのですが、その全ての歯車が揃った時に勝利をもたらします。だからとっても大事。
そしてスーパーフォーミュラだけではないけれど目が行くのは、トラックエンジニアにも目が行きます。以前は公式サイトにエンジニアのコンテンツがあったかな。今はもうないみたいだけどね。
ストラテジーをドライバーと一緒に考えます。ドライバーの思考をコントロールできないといけません。先日、富士でいろんな方と雑談をしていたのですが、ドライバーに振り回される所は結果が厳しいという方もいました。もちろんチーム事情はそれぞれ。だからおもしろいのです。
ドライバーはさまざまな想いをぶつけてくるでしょう。外国人ドライバーさんは、わざわざ異国まで、来て小さくなっている場合ではありません。日本で負けてはいけないので、常に虚勢を張る感じ(※あくまでそんな感じということで)の方もいます。
人と人との戦いが繰り広げられています。あ、喧嘩しているという訳でもなく。おだやかにチームに溶け込んでいる人もいますよ、もちろんね。
ライバルと戦う前に、まずチームと打ち解けることが大事ですからね。日本人も一緒ですね。チームと良い仕事が出来ないと、辛いですし結果も出ません。だからチームを改変するところもあります。ポジティブに受け取ってね。
話を戻すと。その大切な役目、エンジニアを育てないといけない業界でもあります。以前よりもカテゴリーも増えていますし、命を預かる仕事ですから片手間にはできません。今、若手がたくさん活躍しているんですよね。個別に話したことのある方、ない方たくさんいますけど。
エンジニアさんのお顔を見るのが楽しみです。この方がレースの組み立てをしているんだ~ってね。今はね、SFgoアプリで無線が聴けますよね~。これポイント高い。しかも常に聴けるので、エンジニアの人となりが少しわかりますね。言葉遣いが丁寧になった方もいるかもしれませんが、その人となりも話口調に出ますからぜひ聞いて欲しいです!
チームの方の声を聴きながら、この人はエンジニア、この方は監督かな?とか思いながら聞くと立派なマニアに成長できるでしょう!
続く!
(写真、テキスト 大谷幸子)
レポーター(お)ねえさん・大谷幸子
随時、クルマに関する様々なイベント・テーマでレポートしていきます!
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