浅間モーターフェスティバル レクサス体感型プログラムレポート No.2
北米や中近東で絶大なる人気、ステイタスを誇るレクサスLX570が、満を持して日本に初上陸。ドバイやニューヨークでは、セレブリティが行くホテルやレストラン前に、その威風堂々たる存在感をよく発揮している。しかしLX570は他のSUVの追随を許さないオフロードでの圧倒的な悪路走破性の高さが魅力。その性能を同乗して存分に体感していただく「OFF-ROAD EXPERIENCE」が浅間モーターフェスティバル内で開催された。
砂煙を上げ、LX570が浅間を疾走!
LFAやRC Fでのコース走行はまるでジェットコースターに乗っているような驚きがあったが、日本初上陸のSUVフラッグシップ・レクサスLX570は、言うなればインディジョーンズのような冒険的要素が満載のルートを駆ける。まずは荒れたアスファルトの道を、凹凸のショックをうまく吸収しながら心地よく駆け上がる。コーナリングもボディサイズ、重量を感じさせない軽快な走りを披露。同乗した参加者からは「こんなに大きくて重そうなクルマなのに、スポーツカーみたいに軽快に走ってびっくり」と驚きの声が。そして待ち受けていたのは岩でできた階段。斜度は約30度、さらに階段の上には固定されていない岩が置かれ不安定な路面になっている。そこをゆっくりと登り、そして降りる。「先に登ったLX570を観ていると、クルマが階段を登るだなんて信じられない光景ですが、自分が乗ったLX570が登っていると、乗り心地もよく当たり前のように登って行くのにびっくりしました」という感想が。そして後半はオフロードへ。オンロードを走るようなスピードで雪のないスキー場の斜面を走る。浅間山麓だけにゴツゴツ尖った火成岩が細かい砂のなかに埋まっている走りにくいところだが、LX570はアクセルを緩めず果敢に走る。高々と砂煙を上げて走る姿に「やはり世界中の道なき道を走るクルマだからこんな走りができるんですね、すごい」「深い轍に飛び込んでも、車内にそのショックが伝わってこなくて乗り心地がすごくいい。これこそラグジュアリーの究極ですね」とみな大喜びだ。
- ドライバーは右からダカールラリー市販車部門5回優勝経験のある三橋淳選手、ダカールラリー6回参戦をはじめ、エジプト、モンゴル、オーストラリア、タイなどで開催される国際クロスカントリーラリーに参戦している私、そしてタイ、カンボジアのクロスカントリーラリーに参戦するだけでなく写真家としても世界中を走ってきた茅原田哲郎選手
- 3台のLX570が用意される。ボディカラーはホワイトパールクリスタルシャイン、ソニックチタニウムそしてブラック
- ターマックの林道を走ったら、この階段が待ち受ける。さすがにクルマが階段を登るなど未体験ゾーン
- 今度は階段を降る。目視できないところは、マルチテレインモニターで確認。スムーズに降りる
- 階段を昇り降りするLX570にびっくりして思わず撮影する参加者たち。SNSで仲間にその感動を伝えていた
- 浅間山麓のオフロードエリアへ飛び込んだら、さらにアクセルを踏み込み悪路を走る
- 柔らかい火山灰とゴツゴツした岩でできたオフロードを果敢に攻める三橋選手
- ダカールラリー市販車部門5回優勝の三橋選手。手加減しない走りに参加者も大喜び
- 果敢に攻めても安定しているLX570。まるでダカールラリーを疾走するラリーマシンのようだ
- まるで日本ではないような光景。LX570は世界の荒野、悪路をこうして走っている
- 先行車の砂塵を追いかけるように走るLX570
- 浅間山もきれいな紅葉の季節。ソニックチタニウムのボディカラーが秋の風景に溶け込んでいる
- 路面からの衝撃から4輪それぞれ減衰力を自動調整するので、激しい走りでもあおりをうまく抑え、乗り心地がいい
(写真 : 茅原田哲郎・浅間モーターフェスティバル実行委員会)
(テキスト/写真 : 寺田昌弘)
[ガズー編集部]
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