ダカールラリー 取材同行の旅No.1

<世界一過酷なラリー>として知られるダカールラリー。もともとフランスのパリからアフリカ・セネガルの首都ダカールにゴールすることからパリダカールラリーとして始まったが、2009年より舞台を南米大陸に移し、ダカールラリーとして今回で38回目を迎える。過去6回、ランドクルーザーに乗って参戦し、現在は同行取材でダカールを追っている私が、今回のダカールを現場から紹介する。

アルゼンチンとボリビアの2カ国で開催

毎回、ルートや通過国が変わるダカールラリーだが、今回は、アルゼンチンとボリビアの2カ国を15日間、約9,000kmにわたって走破する。世界ラリー選手権(WRC)のようなグラベルコースや、岩が転がる山岳路、ウユニ塩湖周辺や砂丘など、さまざまな道なき道を進む。参加するのはオート部門が111台、バイク部門が136台、クワッド部門が45台、そしてトラック部門が55台の合計347台。
ダカールラリーに来て参加者がまず最初にするのが、登録審査と車検。登録審査はエントリー時に提出した書類や保険などの確認をする。

そして車検会場へマシンとともに入場。ヨーロッパから船で運んできたマシンは、事前にフランスの港で車検をしているので、特に変わったところがないかを確認する程度だが、それ以外の国から持ち込んだマシンは念入りに検査される。これで車検に落ちてしまうと、もちろん出場できない。
チームランドクルーザー トヨタオートボデー(TLC)も車検にやってきました。TLCはフランスで車検を受けているのでスムーズに車検合格
ヒノ チーム スガワラは日本から持ち込んでいるので、かなり時間をかけて検査官がチェックをする
車検会場はこのような感じ。右側にはプジョーのワークスチームのマシンが
市販車部門はより検査が厳しい。ミッションの交換をしてしまうと市販車部門から外れるため、リフトで上げてミッションに封印をし、ラリー終了後に交換していないかチェックできるようにする
今回初参戦ながら最も報道関係者に注目されているのが、プジョーのワークスチームから参戦するWRCで前人未到の9連覇を成し遂げたレジェンド、セバスチャン・ローブ選手
そして同じくWRCで好成績を収めたミッコ・ヒルボネン選手はMINIで参戦。彼は今年のTOYOTA GAZOO Racingのラリーチャレンジプログラムのサポートインストラクターを務める
トヨタ ガズーレーシング サウスアフリカは、3台の新型ハイラックスで参戦。新型ハイラックスはほかにもロシア、フランス、オランダ、チェコ、ポーランドの選手が乗る
新型ハイラックスも車検会場へ
ハイラックスに乗り、前回大会で惜しくも2位だったジニール・デュビリエ選手。今回は新型ハイラックスで総合優勝を目指す

トヨタアルゼンチン主催の記者発表会

ブエノスアイレス郊外にあるトヨタアルゼンチンのサラテ工場で記者発表会があった。トヨタ ガズーレーシング サウスアフリカやチームランドクルーザー トヨタオートボデーなどが紹介され、記者のインタビューを受けた。そして新型ハイラックスの走りを知っていただこうと、近くのオフロードコースでデモンストレーションや同乗試乗会まで開かれた。

記者発表会場前に展示されたハイラックス
会場にはたくさんの記者、関係者が集まった
これからダカールラリーに挑む挑戦者たち
デモ走行会では新型ハイラックスの果敢な走りを披露した。さすがに速い。同乗した記者からも驚きと喜びの声がたくさん上がった

(テキスト/写真 : 寺田昌弘)

[ガズー編集部]

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