SUGOがクルマのアミューズメントパークに!MTGモーターフェスティバル

宮城トヨタグループは県内にある「スポーツランドSUGO」を活用し、お客様を中心にもっとクルマを楽しんでいただこうと『MTGモータースポーツフェス」を毎年開催しています。今回で10回目を迎えるこのイベントは、そのほとんどを、社員が企画から運営まで行うのですが、回を重ねるごとにコンテンツも充実度が増し、大人から子供までより楽しめる東北を代表するイベントになってきました。

自らドライビング体感できるコンテンツがいっぱい

サーキットでは、クラウンをはじめさまざまな車種のトヨタ車、レクサス車を、自らステアリングを握って走れるコンテンツが大人気。開始と同時に、整理券を受け取るために列ができるほど。2日間で約450組もの方々が、サーキット試乗会を楽しみました。どれに乗れるかは、ピットロードに行ってからのお楽しみで、ふだん市街地では体験できない走りの味を堪能しました。

サーキットを初めて走るかたも多く、みなさんドキドキです
サーキットを初めて走るかたも多く、みなさんドキドキです

また車庫入れやスラロームなど決められたタスクをこなしながらタイムを競うオートチャレンジでは、ふだんは気にしていませんが、タイムを競うとなるとなかなか思い通りにクルマを操れなくてドライビングの奥深さを知ります。

ドライビングの正確性をオートチャレンジで競う
ドライビングの正確性をオートチャレンジで競う

そして“インテリジェントクリアランスソナー(ICS)”や“トヨタ純正踏み間違い加速抑制システム”などが体験できる安全運転機能体験もできます。踏み間違いでは約7割、後退時では約4割の事故軽減効果が確認されているICSも、実際自分でわざと間違えて運転するのにドキドキする方も。

安全運転機能体験でICSの安全性サポートを知る
安全運転機能体験でICSの安全性サポートを知る

さらに同じ車種でオリジナルとGRの走りの違いを体験できる“GRグレードスラローム走行体験”もおもしろい。普段、クルマの機能体感をしてもらう研修もしているプロドライバー監修で、その違い、GRの走りのよさを知る方々も多かったです。

標準車とGRとの走りの違いを体感
標準車とGRとの走りの違いを体感
『86』オーナーによる占有走行会も実施。来年は『Supra』もあるかも
『86』オーナーによる占有走行会も実施。来年は『Supra』もあるかも

プロドライバーがドライブすると景色が変わる

今回の参加プロドライバーは、オンロードに7名、オフロードに2名そしてドリフトに2名と総勢11名。それぞれのフィールドでクルマのより高度な機能体感とドライビングプレジャーを体感していただこうと奮闘します。

まずサーキットでは、トヨタ、『レクサス』のクルマに同乗していただきコースイン。ただ高速で走るだけでは面白くないと、抜いたり抜かれたりとレースを体感していただけるように演出していました。

今回のドライバー
今回のドライバー
プロドライバー同乗の抽選会。当初各回21組でしたがドライバーのサービスで28組に
プロドライバー同乗の抽選会。当初各回21組でしたがドライバーのサービスで28組に
プロドライバーのサービス精神が旺盛で、接近して走る
プロドライバーのサービス精神が旺盛で、接近して走る

さらにカスタマイズカー同乗体験では、マシンのカラーリングも決まっているので、その走りを観ている方々からも、レースみたい!と声が上がるほど、選手たちもエンターテイナーぶりを発揮していました。

助手席から見る光景は、自分がレースを走っているような臨場感あふれるものに
助手席から見る光景は、自分がレースを走っているような臨場感あふれるものに
『86/BRZ RACE』のような風景を、助手席で観ながらお客様も大興奮!
『86/BRZ RACE』のような風景を、助手席で観ながらお客様も大興奮!

オフロード走行体験では、ダカールラリー市販車部門で6回優勝経験のある三橋選手と私だけでなく、オフロード走行経験のある社員もドライバーとして大活躍。

事前に、走り方を三橋選手と私でレクチャーするとすぐ走れるように。丸太を越えたり、階段を登ったりするのですが、ランドクルーザーやハイラックスのサスペンションの動きや“アクティブトラクションコントロール”や“クロールコントロール”などをうまく活用し、クルマに走ってもらう感覚をつかめば安全に走れます。

ベテラン社員は、私たちに走らせ方だけでなく、車内でお客さんにどのような話をしているか、そこまで習得したいというかたも。みなさん、お客様に楽しんでいただくために貪欲です。2日間で400組を超えるお客様に楽しんでいただきました。

30度近く傾くとお客様もびっくり。『プラド』の走破性の高さと乗り心地のよさに驚く
30度近く傾くとお客様もびっくり。『プラド』の走破性の高さと乗り心地のよさに驚く
ハイラックスも大人気
ハイラックスも大人気
『ランドクルーザー200』に乗ってご満悦のお客様
『ランドクルーザー200』に乗ってご満悦のお客様

さらに三橋選手は、広場で『FJクルーザー』を手足のように操り、舗装路ですがダイナミックな走りを同乗体感できるコンテンツを実施。ダカールラリーを知っているかたには、かなりプレミアムな体験になりました。

舗装路ですがインリフトしながら走る三橋選手
舗装路ですがインリフトしながら走る三橋選手
アグレッシブな走りを体感し、未来のダカールドライバー誕生の予感
アグレッシブな走りを体感し、未来のダカールドライバー誕生の予感

ドリフトは2台が追走するようなスタイルで同乗体験ができます。今回は日産車ですが、MTGはクルマの楽しさをお客様に体感いただくのを最優先し、メーカー問わない懐の深さにビックリです!“Team ORANGE”はD1などドリフトだけでなく、ドリフトをエンターテインメントとして確立しているから、乗るだけでなく観ているだけで楽しくなります。

乗ればビックリ!観れば華麗なドリフト
乗ればビックリ!観れば華麗なドリフト
ドライバーと記念撮影
ドライバーと記念撮影

子供たちにも楽しんでもらえるコンテンツが充実

毎年、お手伝いさせていただくなかで感じるのは、来場者の多くが、家族で遊びに来てくださっていること。私も昔、父親の運転する車に家族みんなで乗って旅行に出かけるのが大好きでした。ここへ来るまでがきっと子供たちにとっても楽しいドライブイベントになっていると思います。

そして会場に来たら、さらに遊べるコンテンツも充実!こうしてクルマに乗ってでかけたらその先にもっとおもしろいことが待っているという体験も、子供たちにとってクルマを好きになってもらえるいい経験だと思います。

電気自動車やシミュレーターを運転したりモノづくりをしたりできる
電気自動車やシミュレーターを運転したりモノづくりをしたりできる
カートに乗ったり、メカニック体験したり、ボッチャをしたりできる
カートに乗ったり、メカニック体験したり、ボッチャをしたりできる
  • やはり子供は、はたらく乗り物が好き
    やはり子供は、はたらく乗り物が好き
  • ピットにはサードパーティ、タイヤメーカーの出展もあり、相談に乗ってくれる
    ピットにはサードパーティ、タイヤメーカーの出展もあり、相談に乗ってくれる

希少な昭和のクルマや『Supra』も走る

走るのは新車だけではなく、宮城トヨタでレストアされた昭和のクルマたちもサーキットを走りました。初代『クラウン』や『スポーツ800』に加え、初代『カリーナ2ドアハードトップ2000GT』も初披露されました。

キャブレーターのオーバーホールまで社内でやる徹底ぶりで、懐かしくも心たかぶるサウンドをサーキットに轟かせていました。

この2日間の前日にはすでに『Supra』を購入され、納車を待つ方々を中心にプロドライバーのドライビングで『Supra』の走りを堪能していただく試乗会もあり、これは、これから『Supra』のオーナーになる方々にとって最高の体験になったと思います。

私も3リッター直列6気筒と2リッターモデルを乗り比べてみましたが、軽く180km/hを超える加速感とコーナリングでの扱いのよさに感動しました。

昭和の名車トヨタ 『スポーツ800』
昭和の名車トヨタ 『スポーツ800』
足のいいやつ。初代『カリーナ2000GT』
足のいいやつ。初代『カリーナ2000GT』
北米・南米大陸縦断をした『ランドクルーザー(FJ28VA)』
北米・南米大陸縦断をした『ランドクルーザー(FJ28VA)』
とっておきのおもてなし。前日には納車を待つオーナーを中心に『Supra』のプロドライバーによる同乗体験を開催
とっておきのおもてなし。前日には納車を待つオーナーを中心に『Supra』のプロドライバーによる同乗体験を開催

お客様にとってサーキットは、特別感のある場所。MTGは社員のクルマやお客様に対する思いと情熱を集結し、「スポーツランドSUGO」を、2日間、クルマのアミューズメントパークにし、会場でのわくわくドキドキする感覚、家族でクルマに乗ってここへ来るまでの高揚感など、クルマが持つエモーショナルな部分を体感できるすばらしいイベント。

今年は東京モーターショーがあるから、きっと来年はまた新しいクルマがこのイベントにも登場するはず。『MTGモータースポーツフェス」が宮城のカーライフをもっと楽しくしてくれる。そう思うと今から来年のイベントが楽しみです!

1日目終了後は、社員研修で自らドライビングしながらクルマのよさを体感
1日目終了後は、社員研修で自らドライビングしながらクルマのよさを体感
2日間限りのクルマのアミューズメントパークは、社員の笑顔でより盛り上がる
2日間限りのクルマのアミューズメントパークは、社員の笑顔でより盛り上がる

(写真:茅原田哲郎/テキスト:寺田昌弘)

ダカールラリー参戦をはじめアフリカ、北米、南米、欧州、アジア、オーストラリアと5大陸、50カ国以上をクルマで走り、クルマのある生活を現場で観てきたコラムニスト。愛車は2台のランドクルーザーに初代ミライを加え、FCEVに乗りながらモビリティーの未来を模索している。自身が日々、モビリティーを体感しながら思ったことを綴るコラム。


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