もみじまつりと行基の湯、行者そばを楽しむ晩秋の一日 香川県高松市塩江町

徳島自動車道脇町ICから高松市塩江町の「塩江温泉郷」まで、車で約30分。塩江温泉郷では毎年11月に「しおのえもみじまつり」が行われ、普段は静かな山間の温泉地が多くの人で賑わう。町を流れる香東川沿いがろうそくを入れた竹筒などでライトアップされる年もあり、趣きあるおまつりだ。
塩江温泉郷のランドマーク的存在が「道の駅しおのえ」。隣接の「観光物産センターしおのえ」には、ソフトクリームや「ばいしん」(香辛料)などおすすめの特産品が並ぶ。
「道の駅しおのえ」から香東川に架かる行基橋を渡れば、温泉施設「行基の湯」。貸し切り風呂や露天風呂など、日帰りで利用できる。湯上がりには近くの「行基庵」で、地元名物の行者そばを賞味しよう。

塩江温泉郷
約1300年前に奈良時代の僧、行基によって発見され「高松の奥座敷」として親しまれる温泉郷。温泉旅館や美術館、物産センターなどが点在。毎年11月上旬から中旬にかけて行われる「しおのえもみじまつり」は、さくらまつりやホタルまつりなどと並ぶ塩江町の年間の4大イベントのひとつ。
URL:http://www.my-kagawa.jp/point/273
第40回しおのえもみじまつり
日時:2016年11月13日(日) 9:00~16:00
問い合わせ:塩江温泉観光協会 TEL&FAX:087-893-0148

道の駅しおのえ
国道193号線沿い、塩江温泉郷の中心部に位置する道の駅。野菜や山菜、お茶など塩江町の特産品を販売する観光物産センターを併設。地元ふじかわ牧場の生乳を使ったソフトクリームや、そばなどにかける七味唐辛子のような香辛料「ばいしん」などが人気。
住所:塩江町安原上東390-21 TEL&FAX:087-893-1378
営業時間:8:00~19:00(3~10月)、8:00~18:00(11~2月)
休館日:火曜(祝日の場合は翌日休み)、12月31日~1月2日
駐車場:大型2台・普通22台・身障者用1台
URL:https://www.skr.mlit.go.jp/road/rstation/station/shionoe.html

行基の湯
地元の人や観光客でにぎわう立ち寄り温泉施設。予約制の貸し切り風呂や木造りの内風呂、風情ある露天風呂、岩風呂(低温サウナ)がある。香東川に面した足湯も好評。
住所:塩江町安原上東37-1 TEL:087-893-1126
料金:大人470円 、子ども240円(小学生未満無料)、60歳以上360円
営業時間:9:00~22:00 定休日:毎月第1・3月曜
URL:http://shionoe.jp/2009/05/127/

行基庵
阿賛山脈で収穫したそばを水車の石臼で挽いた昔ながらの製法で作る、香り高いそばが味わえる。
住所:塩江町安原上東37-1 TEL:087-893-1726
営業時間:11:30~17:00、日曜11:30~18:00
URL:http://www.uotora.jp/gyoukian/

塩江温泉の4大イベントのひとつ「しおのえもみじまつり」。

「しおのえもみじまつり」ではアマゴの塩焼きが供されることも。アマゴ料理は町の名物のひとつ。

国道193号線沿いの「道の駅しおのえ」。塩江温泉郷の中心に位置している。

「道の駅しおのえ」で人気のソフトクリーム。足湯に浸かって食べれば頭寒足熱?!

ゆずの香りと辛味がたまらない香辛料「ばいしん」は知る人ぞ知る塩江町の特産品。

香東川に架かる行基橋。橋の向こうに見えるのが温泉施設「行基の湯」。

行基の湯には落ち着いた雰囲気の露天風呂もある。

「行基の湯」に併設されているそば処「行基庵」。

おそばと天丼のセット、行者セット(1,000円)もおすすめ。

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