新春恒例!400年の歴史をもつ、ふるさと喜多方蔵の市へドライブ 福島県喜多方市

400年以上前の定期市から在郷町(ざいごうまち・江戸時代、主要経済都市の近郊農村に発生。都市と農村の性格を併せ持つ)の様相を呈してきた喜多方では、その歴史を物語る「初市」が年頭に行われる。商店街には起き上がり小法師やかざぐるま、市飴(いちあめ)などの縁起物や温かい食べ物などさまざまな屋台が並ぶ。
喜多方の冬の風物詩ともいえるのが、きんつば。喜多方でいうきんつばとは大判焼きのことで、田原屋菓子店や豆菓子専門店おくやのきんつばがおいしいと評判だ。
喜多方には長い歴史をかけて培われてきた美しい工芸品や郷土料理なども多く、そんな魅力を知るためにも訪れた際にぜひ足を運びたいのが「珈琲蔵 ぬりの里」。江戸時間から代々続く漆器専門店に併設された蔵造りのカフェで、漆器を使ったカフェメニューの他、郷土料理を味わうことができる。

小荒井、小田付の2か所で開催される「ふるさと喜多方蔵の市」。縁起物を神棚にお供えし、新しい年の福を祈願。

小荒井初市の開催に合わせ、市民有志により行われる雪小法師コンテスト(近年は雪不足のため2月に延期)。

「中の越後屋」の甘酒は体が温まると初市でも好評!米麹ベースの甘酒はノンアルコールなので、運転される方も安心。

写真は田原屋菓子店のきんつば。40年以上値段が変わらない、同店の一口まんじゅう(1個10円)も有名。

会津の郷土料理、こづゆは具だくさんのおつゆ。「珈琲蔵 ぬりの里」ではお餅3品とのセットを販売。

■ふるさと喜多方蔵の市
小荒井初市(こあらいはついち)<ふれあい通り>2018年1月12日(金)9~20時
小田付初市(おだつきはついち)<出雲神社前道路>2018年1月17日(水)10~20時
TEL:0241-24-3131(ふるさと喜多方藏の市実行委員会/会津喜多方商工会議所内)
駐車場:なし
URL(小荒井初市):http://www.nihon-kankou.or.jp/fukushima/detail/07208ba2210136714
URL(小田付初市):http://www.nihon-kankou.or.jp/fukushima/detail/07208ba2210140462
アクセス:磐越自動車道会津若松ICから福島県喜多方市まで車で約30分

■田原屋菓子店
季節の和菓子を販売する和菓子店。店内に休憩スペースあり。風情ある建物や庭がくつろぎのひとときを演出。
住所:福島県喜多方市字谷地田7393-3
TEL:0241‐22‐0574
営業時間:9~18時
定休日:水曜(祝日は営業)
駐車場:あり
URL:http://www.kitakata-kanko.jp/category/detail.php?id=23
アクセス:磐越自動車道会津若松ICから車で約30分

■珈琲蔵 ぬりの里
コーヒーや甘味などを塗りの器で提供する蔵造りのカフェ。漆器の普段使いを提案。
住所:福島県喜多方市字天満前8919-1
TEL:0241-22-0711
営業時間:9時30分~18時30分
定休日:1月1・2日、第2・第4木曜
駐車場:あり
URL:http://hachiro-bei.com/nurinosato.html
アクセス:磐越自動車道会津若松ICから車で約30分

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