「日本の滝百選」に選出！東京都内にある名瀑・払沢の滝へドライブ　東京都檜原村

東京都内、檜原村にある「払沢（ほっさわ）の滝」は、全4段からなる落差62mの滝。4段のうち間近でみることができるのは一番下の落差約26mの滝で、この最下段の深淵はとても神秘的で、大蛇が棲むと言い伝えられてきた。滝まではウッドチップを敷き詰めた遊歩道を15分ほど歩くとたどり着くので、ぜひ森林浴を楽しみながら訪れたいスポット。

払沢の滝から西へ車で約40分。標高750mの尾根道に立つ「小林家住宅」は、江戸時代中期に建てられた山岳民家。建設された当時のまま残された貴重な建物で、炭焼きや養蚕で生計をたてていた昔の檜原村の、自然と共生した暮らしぶりを今に伝えている。周辺一体は豊かな自然が残る場所、歴史を感じながらのんびり過ごしてみてはいかが？

南北両秋川周辺の沢に多くの滝がある檜原村。なかでも払沢の滝は冬には滝水が結氷することで知られる名瀑。毎年8月中～下旬に「払沢の滝ふるさと夏祭り」を開催。

ライトアップされた滝が涼し気に輝く。ライトアップは夏祭りの1週間ほど前から開始。

「払沢の滝ふるさと夏祭り」は打ち上げ花火の他、ステージイベント、特産品や飲食の屋台などの出店があり、1万人もの人出でにぎわう。

建設された当時のまま残るかやぶき屋根の民家。縁側からは浅間尾根を見渡すことができ、悠久の時を感じさせるような景観が広がる。

尾根道に立つ小林家住宅へは6人乗りのモノレールを利用。周辺にはたくさんのツツジが植えられ、毎年4月には「つつじ祭り」も開催される。

■払沢の滝
住所：東京都西多摩郡檜原村5545-2および5545-3
TEL：042-598-0069（檜原村観光協会）
○払沢の滝ふるさと夏祭り
開催日：2018年8月18日(土)・19日(日)
会場：檜原小学校校庭および払沢の滝周辺
開場：両日13時～(物産展)
花火：両日19時30分～20時
アクセス：首都圏中央連絡自動車道あきる野ICから車で約30分
駐車場：あり
払沢の滝ライトアップ：8月13日(月)～19日(日)18時30分～20時30分

■小林家住宅
住所：東京都西多摩郡檜原村藤倉4994
TEL：042-598-1011（8時30分～17時15分、土・日曜、祝日休/檜原村教育委員会)
見学時間：10～16時（11～3月は～15時）
定休日：火曜（祝日の場合は営業）、年末年始
モノレール運行時間：10～14時（11～3月は～13時）※事前予約が必要。モノレールの予約は、小林家住宅管理棟：090-5543-0750（9時30分～16時、火曜休）まで電話で申し込みのこと
アクセス：首都圏中央連絡自動車道あきる野ICから車で約60分（総角沢モノレール駅まで）
駐車場：あり（総角沢モノレール駅付近）

※記事内のデータは2018年6月現在のものです。掲載後に料金、営業時間、定休日、メニュー等の内容が変更になることや、臨時休業等で利用できない場合があります。また、各種データを含めた掲載内容の正確性には万全を期しておりますが、おでかけの際には電話等で事前に確認・予約されることをお勧めいたします。