豊臣秀吉公の城下町で開催！豊国神社の「豊公まつり」へドライブ　滋賀県長浜市

2018.08.28 12:00

長浜市街は豊臣秀吉公によって築かれた城下町。長浜城主豊臣秀吉公を祀る豊国（ほうこく）神社では、毎年秋の神事として「豊公まつり」が行われる。秀吉が勝利した賤ヶ岳（しずがたけ）の戦いの凱旋の模様を表現した、秀吉公や賤ヶ岳七本槍などの武者行列は壮麗だ。

長浜市に来たら、現存する日本最古の駅舎といわれる旧長浜駅舎「長浜鉄道スクエア」も訪れてみたい。明治15年（1882）に、当時の新橋駅を模して建てられた洋風2階建ての建物だ。長浜市をはじめ、敦賀市、南越前町の3市町では2018年11月30日まで、明治時代の鉄道遺産を巡る「鉄道遺産回廊モバイルスタンプラリー」を実施中。長浜市のラリーポイント箇所は長浜鉄道スクエアほか2カ所。スタンプを集めると抽選で地域特産品などの景品がプレゼントされる。景品の中には、鉄道ファン垂涎のD51形の蒸気機関車の鉄道模型（Nゲージ）も用意されている。

豊公まつり

豊国神社で毎年秋に行われる神事。お昼頃神社を出発し、長浜八幡宮まで練り歩いて神社に戻る「武者行列・稚児行列」が人気。途中の辻々では見得が切られ、歓声がわく。

: 「豊公まつり」が行われる豊国神社の境内。境内右隣の出世稲荷にもお参りすれば、出世運が上昇するかも?!

: 武者行列の途中と最後には長浜市曳山博物館広場や豊国神社にて、餅まきが行われる。

: 戦国時代の合戦の様子を今に伝える「武者行列・稚児行列」。

長浜鉄道スクエア

現存する日本最古の鉄道駅舎（旧長浜駅舎）や長浜鉄道文化館、北陸線電化記念館からなる施設。鉄道資料を展示する「長浜鉄道文化館」の館内には鉄道模型運転コーナーがあり、「北陸線電化記念館」では、北陸線で活躍したD51形蒸気機関車やED70形電気機関車を展示している。

: 洋風2階建ての建物「旧長浜駅舎」。明治13年（1880）に着工、明治15年（1882）鉄道開通と同時に完成。明治36年（1903）に現在の長浜駅の位置に新しい駅舎が完成するまでの20年間活躍してきたが、現在はその役割を終え、明治の鉄道の姿を今に伝える貴重な歴史遺産として保存されている。

: 「北陸線電化記念館」内に展示されているデゴイチことD51形蒸気機関車と、電化後に登場したED70形交流電気機関車。館内ではSL・機関車運転台体験も楽しめる。

■豊公まつり
開催日：2018年10月14日（日）
開催場所：豊国神社（滋賀県長浜市南呉服町6-37）
TEL：0749-65-6521（長浜市観光振興課）
アクセス：北陸自動車道長浜ICより車で約15分
駐車場：あり
URL：http://kitabiwako.jp/syusse/houkou/

■長浜鉄道スクエア
住所：滋賀県長浜市北船町1-41
TEL：0749-63-4091
開館時間：9時30分～17時（入館は16時30分まで）
入館料：大人300円、小中学生150円
アクセス：北陸自動車道長浜ICから車で約15分
駐車場：隣に長浜駅西有料駐車場あり
URL：http://kitabiwako.jp/tetsudou/

○鉄道遺産回廊モバイルスタンプラリー
スタンプ獲得期間：2018年8月1日(水)～11月30日(金)
プレゼント応募期間：2018年8月1日(水)～12月10日(月)
TEL：0749−65−6521（長浜市・敦賀市・南越前町観光連携協議会/長浜市観光振興課内）
長浜市のラリーポイント箇所：長浜鉄道スクエア、琵琶湖汽船株式会社長浜支社、ふれあいステーションおかん　※ほかに敦賀市、南越前町にもあり
URL：http://kitabiwako.jp/event/event_37487/

※記事内のデータは2018年8月現在のものです。掲載後に料金、営業時間、定休日、メニュー等の内容が変更になることや、臨時休業等で利用できない場合があります。また、各種データを含めた掲載内容の正確性には万全を期しておりますが、おでかけの際には電話等で事前に確認・予約されることをお勧めいたします。