大きく口を開けたお魚バス停にドキッ！コスモス畑も楽しめるドライブへ　長崎県西海市

2018.08.30 12:00

大きく口を開けた魚のオブジェ。ではなく、この魚の形をした建物は西海市崎戸町（さきとちょう）にある「さいかい交通」のバス停だ。海に囲まれた崎戸町は、アラカブ（カサゴ）や鯛、イカなどの海産物に恵まれた地。そんな町の特産にちなみ、崎戸町には魚型のバス停が4カ所あるという。アラカブのバス停（TOP写真）はそのうちのひとつで「浅間町」（あさまちょう）のバス停として親しまれている。ピンク地に水玉模様がとてもキュートで、バスを待つ時間も楽しい気分で過ごせそうだ。

秋の西海市でおすすめなのが西海市西彼町の「四本堂公園」（しほんどうこうえん）。一年を通じてキャンプやバーベキューが楽しめ、園内中央の展望塔からは青く輝く大村湾を一望。例年10月中旬にはコスモスが一面に咲き、さわやかな秋の風景を楽しめる。

四本堂公園から車で約30分の距離にある道の駅「さいかい」は、ドライブ中のひと休みにおすすめ。「みかんドーム」の看板と、その名の通りみかんのような半円のドーム型テントが目印になっている。西海市のおみやげや観光情報が揃うほか、館内で販売される生搾りみかんジュース（販売期間は例年9月～翌年4月末。収穫状況により変動あり）やみかんシャーベット、手作りパンが好評だ。休憩がてらに立ち寄ってみてはいかが？

お魚バス停

青い海に囲まれた西海市崎戸町で、話題となった魚の形のバス停。地元でとれる町民にもおなじみの魚をモチーフにしたもので、いずれもさいかい交通のバス停として実際に使用されている。

: 西海市の「市の魚」に指定されているアラカブが2匹仲良く並ぶ「蠣の浦」（かきのうら）のバス停。大島大橋を渡って県道を崎戸方面へ進み、崎戸総合支所を過ぎると見えてくる。

四本堂公園

海を望む海浜公園として整備された風光明媚な公園。大村湾を一望する石造りの展望台がシンボル。

: コスモスのほか、桜やチューリップ、アジサイなど、それぞれの季節に美しい花を咲かせる四本堂公園。

道の駅「さいかい」

地元の野菜や魚が買える直売所や観光案内などを完備。みかん風味のマヨネーズを使った「みかんドームバーガー」400円も数量限定販売。そば打ち体験やパン作り体験もできる。

: 国道43号線沿いにある道の駅「さいかい」。周辺には地元グルメの飲食店も多い。

: 明るい店内には、西海市のおみやげなどがズラリと並ぶ。西海市産のびわを使った加工品も人気。

■お魚バス停
場所：長崎県西海市崎戸町
アラカブのバス停は「蠣の浦」「浅間町」「福浦」の3カ所、「今泊」（いまどまり）は鯛のバス停（計4カ所）。
TEL：0959-37-0064（西海市商工観光物産課）

■四本堂公園
コスモスの見頃は例年10月中旬頃
住所：長崎県西海市白崎郷637
TEL：0959-37-0225（四本堂公園管理事務所）
アクセス：西九州自動車道佐世保大塔ICから車で約30分
駐車場：あり
URL：http://s-gm.jp/publics/index/36/

■道の駅「さいかい」
住所：長崎県西海市西海町木場郷496-1
TEL：0959-37-4933
営業時間：9時30分～18時、12～2月は9～17時
休館日：12月31日、1月1日
アクセス：西海パールライン小迎ICから車で約10分
駐車場：あり
URL：http://www.saikaicity.jp/mikan/

※記事内のデータは2018年8月現在のものです。掲載後に料金、営業時間、定休日、メニュー等の内容が変更になることや、臨時休業等で利用できない場合があります。また、各種データを含めた掲載内容の正確性には万全を期しておりますが、おでかけの際には電話等で事前に確認・予約されることをお勧めいたします。