ホワイトブルーの絶景露天風呂は最高！豊礼の湯へドライブ　熊本県小国町

2018.09.24 12:00

小国富士とも呼ばれる涌蓋山（わいたさん）の麓に広がるわいた温泉郷。雄大な阿蘇の大自然に囲まれ、あちらこちらから立ち昇る温泉の蒸気は鶏などの蒸し料理に利用され、名物となっている。わいた温泉郷のなかでも「豊礼（ほうれい）の湯」は、阿蘇の絶景とホワイトブルーの湯色が楽しめる露天風呂が評判。100％天然の自噴温泉の湯にゆっくりと浸かれば日頃の疲れもすっきりと解消されそう。宿泊施設「豊礼の宿」内にある温泉だが、立ち寄りで利用することもできるので、ドライブの休憩に訪れてみてはいかが？

「下城（しもじょう）の大イチョウ」は、豊礼の宿から車で約20分。樹齢1000年以上といわれる県下最大の大イチョウだ。10月中旬から11月の黄葉の時期を迎えると大イチョウは夜間ライトアップされ、昼間とはまた違った雰囲気となる。

さらに車を走らせること約10分、ひときわ目立つ外観の「「道の駅」小国ゆうステーション」が見えてくる。思わず二度見せずにはいられない独特の建物は、熊本出身の建築デザイナー葉祥栄氏によるものだ。特産小国杉の角材を特殊なポールジョイントで三角形に組み合わせていくという、木造立体トラス構法で建てられた。特産品の販売や休憩所のほか、ギャラリーにも利用されているので、ぜひあわせて立ち寄りたい。

豊礼の湯

温泉宿「豊礼の宿」内にある温泉。露天大浴場のほか、２つの家族露天風呂（檜風呂と岩風呂）や、岩風呂の家族風呂もあるので、のんびり楽しむことができる。

: 露天風呂からの眺めは格別。眺望を楽しみながら源泉掛け流しの温泉を堪能しよう。

: 豊礼の宿。お風呂上がりには無料または有料の休憩所を利用できる。

下城の大イチョウ

幹にたくさんのコブが盛り上がり、乳のように見えることから「ちちこぶさん」との愛称をもつ。イチョウの樹皮を煎じて飲むと、母乳の出がよくなるという言い伝えもある。

: 国の天然記念物に指定され、高さは約25m、幹回り約12mもある。

: 暗闇に浮かび上がる大イチョウは幻想的。写真を撮る人も多い。

「道の駅」小国ゆうステーション

昭和62年（1987）に情報発信スポット「ゆうステーション」として完成し、1993年には道の駅に指定された。1階の特産物販売所では小国ジャージー牛乳を使ったバター、チーズ、アイスクリームなどの乳製品や、ハム、ソーセージなど小国ブランドの品々が多彩に揃う。

: 全面総ミラーガラス張りの外観は、小国町のシンボル的存在。

■豊礼の湯
住所：熊本県阿蘇市小国町西里2917
TEL：0967-46-5525
営業時間：露天大浴場8～19時
料金：500円（シャンプー・石けんあり）
定休日：なし（12月に数日休業の場合あり）
URL：http://houreinoyuyado.com/
アクセス：大分自動車道九重ICから車で約25分
駐車場：あり
備考：
他に家族風呂あり。タイプにより営業時間・料金は異なる。フロントにてフェイスタオル（200円）、バスタオル（400円）を販売。

■下城の大イチョウ
住所：熊本県阿蘇郡小国町下城
TEL：0967-46-2113（小国町役場情報課）
黄葉のピーク：例年10月下旬～11月10日頃
ライトアップ：10月中旬～11月中旬　18～22時（予定）
アクセス：大分自動車道日田ICから車で約40分
駐車場：あり（4～5台）

■「道の駅」小国ゆうステーション
住所：熊本県阿蘇郡小国町宮原1754-17
TEL：0967-46-4111
営業時間：8時30分～18時（冬期は～17時30分）
定休日：なし
アクセス：大分自動車道九重ICから車で約30分
駐車場：あり

※記事内のデータは2018年9月現在のものです。掲載後に料金、営業時間、定休日、メニュー等の内容が変更になることや、臨時休業等で利用できない場合があります。また、各種データを含めた掲載内容の正確性には万全を期しておりますが、おでかけの際には電話等で事前に確認・予約されることをお勧めいたします。