燃え盛る「神の火」を見に御神火祭へ行こう！薪ストーブが暖かいカフェレストランへもドライブ　群馬県片品村

2020.01.22 14:00

: 写真提供：ググっとぐんま写真館 https://gunma-dc.net/

今年も群馬県片品村では2月上旬（2020年は2月1日）に「越本御神火祭（こしもとごしんびさい）」が行われる。この祭りは、大きな2つの「神の火」の回りで、白装束の若者たちが神輿を担ぐ伝統行事。お神酒のふるまいや豆まきなどもあり、郷土芸能である尾瀬太鼓の音が華を添える。フィナーレの打ち上げ花火に至るまで、冬の夜を熱く盛り上げるお祭りだ。

御神火祭の会場から車で10分ほどの「ナナイロ食堂」は、ドライブ途中にぜひ立ち寄りたいカフェレストラン。店内へ一歩入ると、暖かく燃える薪ストーブが迎えてくれる。レストランでは農業も営んでおり、土づくりからこだわり有機農法で育てた安心・安全な食材を使用。国道120号線沿いにあるので、車やバイクで訪れる人も多い。

寒さの厳しい冬が過ぎれば、草木も芽吹く春の到来。群馬県の天然記念物「天王桜」は、幹回り6m、枝幅17mの見事な一本桜。4月下旬～5月上旬の満開時にはライトアップされ、幻想的な美しさだ。「ナナイロ食堂」から車で約25分ほどの場所にある。

片品村の遅い春の訪れまで、もう少し。桜シーズンを待ちつつも、冬ならではのドライブを楽しもう。

越本御神火祭

古代より人類に不可欠であった火を御神火として、掛け声とともに神輿を担ぎ練り歩く勇壮な祭り。神輿は村民だけでなく、観光客も担げるという。

: 片品村のいろいろなイベントに登場する尾瀬太鼓。燃え盛る炎と太鼓の音が迫力満点。

: お神酒やもつ煮などのふるまい、点火セレモニーや豆まきなどが行われる予定。

: 祭りの締めくくりは、冬の夜空に打ち上げられる花火。

ナナイロ食堂

農作業と並行して営業しているカフェレストラン。農作業の状況や時期により営業時間が変わるので、SNSで確認を。

: オーナー手づくりのコンテナ倉庫はお店のシンボル。

: 冬は薪ストーブの火が赤々と燃え、いつも暖か。

: メニューに登場することもある人気の「グリーンカレ」ーは、1390円（税別）。

天王桜

片品村のお花見スポットのひとつ。木の根元に天王様がまつられていることからこの名が付いた。

: 桜の種類はオオヤマザクラ。ヤマザクラより花が大きく、色も濃い。

: 1本の木でこの迫力。日没後ライトアップされた桜は幻想的で神々しい。

■第25回越本御神火祭
開催日時：2020年2月1日（土）19～21時
開催場所：片品村越本中里広場（群馬県利根郡片品村大字越本中里地内）
TEL：0278-58-2112（片品村むらづくり観光課）
アクセス：関越自動車道沼田ICから車で約50分
駐車場：あり

■天王桜
所在地：群馬県利根郡片品村大字針山3
TEL：0278-58-3222（片品村観光協会）
アクセス：関越自動車道沼田ICから車で約35分
駐車場：あり

■ナナイロ食堂
住所：群馬県利根郡片品村東小川1403
TEL:0278-58-3939
営業時間：11時30分～20時
定休日：火～金曜　※農作業と兼業のため特に春から秋は営業時間の変更や不定休などあり
アクセス：関越自動車道沼田ICから車で約40分
駐車場：あり
URL：http://7716village.com/

※記事内のデータは2020年1月現在のものです。掲載後に料金、営業時間、定休日、メニュー等の内容が変更になることや、臨時休業等で利用できない場合があります。また、各種データを含めた掲載内容の正確性には万全を期しておりますが、おでかけの際には電話等で事前に確認・予約されることをお勧めいたします。

[ガズー編集部]