トビシマカンゾウの一大群生地！ミシュラン2つ星獲得の大野亀へドライブ　新潟県佐渡市

佐渡ヶ島北部、日本海に突き出した「大野亀」は、高さ167mもある一枚岩で、日本を訪れる外国人旅行者向けのガイドブック『ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン』にも、2つ星として紹介されている景勝地だ。一帯は日本有数のトビシマカンゾウの群生地として知られ、5月下旬～6月上旬頃の開花時期には毎年多くの観光客やカメラマンが訪れる。青い海に鮮やかな黄色のトビシマカンゾウが映えるさまは、初夏の佐渡を象徴する光景だ。

大野亀から車で約70分の「北沢浮遊選鉱場（きたざわふゆうせんこうば）」は、フォトジェニックなスポットとして話題だ。現在は廃墟となっている産業遺跡だが、そのツタに覆われ廃墟然とした雰囲気がアニメの舞台の古城「ラピュタ」のようだと注目されている。どのシーズンに行ってもSNS映えする写真が撮れると、若者を中心に人気だ。海に映える鮮やかなトビシマカンゾウを写真に収めたら、ぜひこちらも撮影に行ってみよう。

ひと息つくなら、北沢浮遊選鉱場から車で約25分の「Garage cafe Rennsport（レンスポルト）」へ。カーマニアのオーナーが2011年にオープンしたカフェで、年代物の名車を眺めながらコーヒータイムを楽しめる。スイーツやドリンクが充実していて、女性グループやひとりでも気軽に立ち寄れる。

青い海と景勝地に恵まれた、初夏の佐渡をドライブしよう。

佐渡を代表する観光スポットのひとつ。島の北西部に位置する外海府（そとかいふ）海岸にあり、トビシマカンゾウが見頃となる毎年6月第2日曜には「佐渡カンゾウ祭り」が開催される。

相川の北沢地区に集まる、鉱山近代化に貢献した施設群のひとつ。銅の製造過程で行われていた浮遊選鉱法を金と浮遊物の分離作業に応用し、1ヶ月で50,000t以上の鉱石の処理を可能にした。佐渡金山からは車で約7分。

夫婦で営むあたたかい雰囲気のカフェ。手づくりのおいしいスイーツやドリンクが好評。店名はスポーツカーが大好きな店主が名付けたもの。ギャラリーには年代物のポルシェやロータスが定期的に並び、カーマニアがオーナーとクルマ談義を交わすこともあるという。

■大野亀
住所：新潟県佐渡市願
TEL：0259-27-5000（一般社団法人 佐渡観光交流機構）
アクセス：両津港から車で約55分
駐車場：あり

■北沢浮遊選鉱場
住所：新潟県佐渡市相川北沢町3-2
TEL：0259-27-5000（一般社団法人 佐渡観光交流機構）
アクセス：両津港から車で約50分
駐車場：あり

■Garage cafe Rennsport
住所：新潟県佐渡市吉岡931-13
TEL：0259-55-1055
営業時間：12～16時
定休日：月・火・金曜
アクセス：両津港から車で約30分
駐車場：あり

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[ガズー編集部]