奇跡の絶景！能登半島最先端のビュースポット「聖域の岬」へドライブ　石川県珠洲市

能登半島の最先端、珠洲岬は禄剛崎、金剛崎、長手崎などの岬の総称。誰もたどり着けなかった神秘の地が「聖域の岬」として整備され、岬を一望する「空中展望台 スカイバード」や、イタリアのカプリ島に負けるとも劣らない「青の洞窟」など、青い空と海、波に削られた奇岩・荒岩がつくり出す素晴らしい景観を楽しめる絶景スポットとなっている。
「よしが浦温泉 ランプの宿」と隣接しており、宿泊客以外も有料で展望台や洞窟などを散策することができる。写真映えすることはもちろん、自然のパワーを全身で感じることができると話題だ。朝焼けや夕焼けも美しく、時間帯によってそれぞれ異なる光景を楽しめる。

聖域の岬から車で約7分の「禄剛埼灯台（ろっこうさきとうだい）」にも行ってみよう。能登半島の先端に立つ明治16年（1883）に完成した洋式灯台で、晴れた日には立山連峰や佐渡ヶ島を見渡すことができるほか、春から秋にかけては水平線から昇る朝日と水平線に沈む夕日を同じ場所で見られることで知られる。風格ある白亜の灯台は、そのロケーションや外観から2017年には日本ロマンチスト協会による「恋する灯台」に認定された。

禄剛崎灯台駐車場に隣接する「いかなてて」は、2017年3月にオープンしたおしゃれなカフェ。2016年2月に東京から移転したレコード店「LIBRARY RECORDS」併設のカフェで、パキスタンスタイルのチキンカレーや、珠洲市内で焙煎している二三味（にざみ）珈琲のコーヒーなどを味わえる。レコード店ではオールジャンルのレコードがお手頃価格の中古中心で揃うほか、音楽関連の雑貨や洋服なども展開中だ。

能登半島先端は「さいはての地」といわれる必見の絶景スポット。居心地のよいカフェで休憩したり、朝日や夕日を眺めたり。「さいはての地」能登半島先端へ、ゆっくりと流れる時間を味わいにドライブへ出かけよう。

ランプが灯る一軒宿「よしが浦温泉 ランプの宿」に隣接する絶景スポット。空中展望台や青の洞窟、売店（自然環境保護センター）、石彫のモニュメントなどがある。

能登半島先端部に建つ灯台で、日本海に面した外浦と、富山湾に面した内浦との分岐点となる禄剛崎に位置する。通称、狼煙の灯台。灯台が立つはるか昔から、日本海を航海する船のための道標として狼煙があげられていたという。

県道28号、奥能登絶景街道から少し入ったところにあるレコード店「LIBRARY　RECORDS」に併設されたカフェ。「いかなてて」とは能登の方言で「どういたしまして」の意味。

■聖域の岬
住所：石川県珠洲市三崎町寺家10-11
TEL：0768-86-8000（よしが浦温泉 ランプの宿）
営業時間：「青の洞窟」、空中展望台「スカイバード」、売店「自然環境保護センター」 8時30分～17時（冬は～16時30分）
料金：青の洞窟と空中展望台のセット 大人1500円、子ども200円。空中展望台のみ 大人500円、子ども100円
アクセス： のと里山海道のと空港ICから車で約60分
駐車場：あり

■禄剛崎灯台
住所：石川県珠洲市狼煙町イ-51
TEL：0768-82-7776（珠洲市観光交流課）、0768-82-4688（NPO法人 能登すずなり（珠洲市観光協会））
料金：無料
アクセス：のと里山海道のと空港ICから車で約60分
駐車場：あり（「道の駅狼煙」の駐車場を利用）

■いかなてて
住所：石川県珠洲市狼煙町へ-70-1
TEL：0768-86-2708
営業時間：11～17時
定休日：水曜
アクセス：のと里山海道のと空港ICから車で約60分
駐車場：あり（「道の駅狼煙」の駐車場を利用）

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[ガズー編集部]