空気の澄む冬がおすすめ！ナイスビューを楽しめる茅ヶ岳広域農道をドライブ　山梨県北杜市須玉町

「茅ヶ岳（かやがだけ）広域農道」は、南アルプスの山々の眺望がドライバーに人気の農道。茅ヶ岳の西麓、山梨県甲斐市や韮崎市、北杜市の明野村や須玉町を走る道路で、道幅が広く、信号機なども少ないことから快適な運転を楽しめる。晴れていれば富士山もきれいに見えると評判だ。空気が澄む寒い季節は、より鮮やかなナイスビューを楽しめそう。安全運転で最高のビューロードを走行しよう。

茅ヶ岳広域農道を北上し、須玉町江草へ。そこから車で約15分の「海岸寺（かいがんじ）」は、美しい木々の中に静かにたたずむ寺だ。長野県の高遠出身の名石工、守屋貞治による美しい石仏群が有名だ。石仏の数は100体以上におよび、10数年以上の月日をかけてつくられたという。見事な石仏を見に訪れる人も多い。静謐な雰囲気の境内で、敬虔に祈りをささげよう。

ドライブの途中でリフレッシュするならやはり温泉。海岸寺から車で約30分の「増富の湯（ますとみのゆ）」は、山々に囲まれた日帰り温泉施設。25℃、30℃、35℃、37℃と温度差のある4つの源泉があり、自分に合った湯温を選べるのが特長。源泉は抗酸化作用をもつラジウムや、塩分の調整・内臓の強化作用のあるカリウム、脳神経に作用するゲルマニウムを含んでいる。併設の花豆食堂では、健康に留意した旬の料理が好評だ。

ビューロードのドライブや体にいい温泉浴で、冬の休日を楽しもう。

見晴らしがよく、整備され走りやすい農道。道路沿いにはブドウ畑や銀河鉄道展望公園、ポピーやコスモスの花畑などもある。

奈良時代の高僧、行基が庵を構えたことに始まる臨済宗の寺。石工・守屋貞治が刻んだという百体観音が安置されている。天平9年（737）には、聖武天皇から直筆の寺社額を賜ったと伝えられる。

自然豊かな増富ラジウム温泉郷にある温泉施設。武田信玄により発見されたと伝えられる増富温泉は、大正時代にその医学的効能が明らかになったラジウムを含むことから「増富ラジウム温泉峡」と呼ばれるようになった。

■茅ヶ岳広域農道
場所：山梨県甲斐市、韮崎市、北杜市明野町、北杜市須玉町
TEL：0551-30-7866（北杜市観光協会）
アクセス：中央自動車道須玉ICから車で約10分
駐車場：なし

■海岸寺
住所：山梨県北杜市須玉町上津金1222
TEL：0551-46-2017
アクセス：中央自動車道須玉ICから車で約20分 
駐車場：あり

■増富の湯
住所：山梨県北杜市須玉町比志6438
TEL：0551-20-6500
営業時間：10～17時（受付は～16時30分）
定休日：月～水曜、12月31日 ※新型コロナウィルス感染再拡大のため12～3月まで。1月11日（月・祝）、2月23日（火・祝）は営業
アクセス：中央自動車道須玉ICから車で約30分 
駐車場：あり
URL：https://www.masutominoyu.com/

※記事内のデータは2020年12月現在のものです。掲載後に料金、営業時間、定休日、メニュー等の内容が変更になることや、臨時休業等で利用できない場合があります。
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[ガズー編集部]