水辺の散策や川遊びを楽しもう!宇甘渓自然公園へドライブ 岡山県吉備中央町

  • 写真提供:岡山県観光連盟

吉備中央町の「宇甘渓自然公園(うかんけいしぜんこうえん)」は、岡山県中央部を流れる旭川の支流、宇甘川沿いの渓谷に開けた公園。川の激流で削られた奇岩が続き、川上にはランドマークとなる赤橋が架かる景勝地だ。紅葉の名所として知られるが、緑鮮やかな初夏もおすすめ。川辺での水遊びや川沿いの散策を楽しめる涼スポットとしてにぎわう。

日本らしい風景を感じるのにもう1つおすすめの場所は、宇甘渓自然公園から車で約20分の「重森三玲(しげもりみれい)記念館」。日本を代表する作庭家である重森三玲氏は吉備中央町出身。日本の伝統美に通じた重森氏は、国内各所でモダンテイストの枯山水庭園を手掛けた。重森氏の生誕100周年を記念して設立されたこの記念館では、重森氏が初期に手掛けた茶室「天籟庵」と茶庭を見ることができる。館内には「日本庭園史大系」をはじめとする著作や書画などを展示。また、吉備中央町賀陽庁舎には近代日本庭園の傑作といわれる「友琳の庭」が残されている。

ドライブの休憩には重森三玲記念館から車で約15分の「スパイスカフェ まからも」がぴったり。築120年あまりの古民家をリノベーションした、レトロな雰囲気のカフェで、自家の畑で採れた野菜中心の料理を提供する。おすすめはスパイスの効いたカレー各種で、カレーに合うチャイやラッシーなどのドリンクも豊富。

日に日に暑さが増す季節、渓流の自然公園やスパイスカレーで元気になるドライブへ出かけよう。

宇甘渓自然公園

自然豊かで、四季折々の魅力を感じることができる公園。吉備清流県立自然公園に指定された。

  • 写真提供:岡山県観光連盟

赤橋と初夏の緑のコントラストが美しい。

重森三玲記念館

吉備中央町が生んだ偉大な造園家、重森三玲氏の記念館。氏の著作や鹿苑寺金閣をはじめとする庭園実測図などが展示されている。

  • 重森三玲氏の出身である吉川地区にある。

  • 記念館とあわせて訪れたい「友琳の庭」は、近代日本庭園の傑作。京都から移築され、現在は吉備中央町の賀陽庁舎にある。

スパイスカフェ まからも

2020年にオープンした、南アジアのスパイス料理が人気の古民家カフェ。テイクアウトも可能。

  • セルフリノベーションされた、庭園を見渡す落ち着いた雰囲気の店内。

  • 「鶏胸とあさりのカレー」800円(税込)、「タマリンドポークカレー」900円(税込)など、 こだわりのカレーを800~1000円ほどで食べることができる。

■宇甘渓自然公園
住所:岡山県加賀郡吉備中央町下加茂1760
TEL:0866-54-1301(吉備中央町協働推進課)
アクセス:岡山自動車道賀陽ICから車で約25分
駐車場:あり

■重森三玲記念館
住所:岡山県加賀郡吉備中央町吉川3930-8
TEL:0866-56-7020(吉備中央町吉川公民館)
営業時間:9~16時(日曜・祝日は10~15時)
定休日:土曜、12月28日~1月4日
料金:無料
アクセス:岡山自動車道賀陽ICから車で約10分
駐車場:あり

■スパイスカフェ まからも
住所:岡山県加賀郡吉備中央町2796
TEL:080-2887-5186
営業時間:金~日曜の11~17時(テイクアウトは11~19時)
アクセス:岡山自動車道賀陽ICから車で約5分
駐車場:あり

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※記事内のデータは2021年5月現在のものです。掲載後に料金、営業時間、定休日、メニュー等の内容が変更になることや、臨時休業等で利用できない場合があります。また、各種データを含めた掲載内容の正確性には万全を期しておりますが、おでかけの際には電話等で事前に確認・予約されることをお勧めいたします。

[ガズー編集部]

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