夏はビーチで人気!北斗の水くみ海浜公園や月と星にまつわるスポットをドライブ 福岡県宗像市

宗像市の「北斗の水くみ海浜公園」は、海水浴場としてにぎわう海浜公園。2021年も8月31日まで海水浴場が開設され、昼は海で遊び、夜は美しい星空を見上げにやってくる人も多い。園内には幸運の鐘があり、七夕伝説発祥の地とされる離島・大島の方向を見ながら鐘を突くと幸福が訪れるといわれるロマンチックなスポットでもある。夏の夜にはひしゃくの形の北斗七星が海の上に近づき、ひしゃくが海水をくんでいるように見られることでも知られている。北緯33度48分に位置し、北方に海がある宗像ならではの現象だ。展望デッキから360°広がる美しい星空を眺められる星見スポットで、天体ショーを観賞できる。

北斗の水くみ海浜公園から車で約5分の「三日月庵」は、あさりうどんや海鮮天丼が名物の食事処。宗像でランチといえばまず名前が挙がる、大人気店だ。特長はなんといっても丼からこぼれ落ちそうにたっぷり盛られた具材。古民家風の一軒家で落ち着いた雰囲気ながら、豪快な丼を堪能しよう。

源泉かけ流しの日帰り温泉施設「宗像王丸・天然温泉 やまつばさ」は、三日月庵から車で約20分。幅が十間(約18m)ある大浴場や水玉デザインの壺湯、そして月をモチーフにした露天風呂と、湯めぐりを楽しめる。

星が美しいといわれる宗像で、月や星にちなんだスポットをドライブで訪れてみよう。

北斗の水くみ海浜公園

遠浅で海水がきれいな、シャワーや足洗い場が整備された海水浴場。公園からは「北斗の水くみ」と呼ばれる、北斗七星のひしゃくが水をくんでいるように見える現象を見ることができる。北に海があり、ひしゃくの底が水平線につくように見える緯度に位置するのは、宗像市を含め世界中でもごく一部。特に9月下旬は22時頃、10月下旬は20時頃に素晴らしい「水くみ」が見られるという。

  • 海水浴場の開設は7月上旬から8月末まで、遊泳ブイを設置し日中ライフセーバーが常駐。

三日月庵

ボリューム満点のうどんや丼が評判の人気店。宗像産猪肉を使った「むなっ猪(むなっちょ)担々麺」など、地産食材も生かされている。行列のことも多いが、平日の開店後から12時くらいまでは比較的並ばずに入れるため狙い時。

  • 瓦屋根と白壁が落ち着いた雰囲気の一軒家。

  • 「あさりうどん」680円(税込)。ほかのメニューもボリューミーなのに低価格で嬉しい。

宗像王丸・天然温泉 やまつばさ

福岡エリア最大級規模の日帰り温泉施設。割烹料理店やレストラン、リラクゼーション施設、温泉宿「白兎」などの施設も充実。

  • 女湯の窓は、紫外線防止のシートが貼られているため、日焼けを気にせずお風呂を楽しめる。

  • 露天風呂で庭を眺めながらリラックスしたい。

■北斗の水くみ海浜公園
住所:福岡県宗像市神湊1278-1
TEL:0940-36-0037(宗像市役所商工観光課)
利用時間:トイレ・シャワーは9~17時
アクセス:九州自動車道若宮ICから車で約30分
駐車場:あり

■三日月庵
住所:福岡県宗像市江口光星原661-1
TEL:0940-62-7700
営業時間:10時30分~15時
定休日:月曜
アクセス:九州自動車道若宮ICから車で約30分
駐車場:あり

■宗像王丸・天然温泉 やまつばさ
住所:福岡県宗像市王丸474
TEL:0940-37-4126
営業時間:大浴場 日~木曜・祝日10~23時(受付~22時)/金・土曜、祝日前日10~24時(受付~23時)
定休日:第3水曜(3・8月は無休)
料金:平日大人(12歳以上)1150円、子ども550円/土・日曜、祝日大人1350円、子ども650円
アクセス: 九州自動車道若宮ICから車で約15分
駐車場:あり
URL:https://www.yamatsubasa.jp/

※新型コロナウィルスの影響により内容が変更される場合がございます。各イベント・施設の公式HPにてご確認をお願いいたします。

※記事内のデータは2021年7月現在のものです。掲載後に料金、営業時間、定休日、メニュー等の内容が変更になることや、臨時休業等で利用できない場合があります。また、各種データを含めた掲載内容の正確性には万全を期しておりますが、おでかけの際には電話等で事前に確認・予約されることをお勧めいたします。

[ガズー編集部]

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