冬の風物詩「波の花」!奥能登の冬景色に会いに行こう 石川県珠洲市

日本海に面した珠洲市の「仁江(にえ)海岸」は、千畳敷といわれる広い岩場が特徴の景勝地。奇岩が続く海岸に落ちる、夕日の美しさでも知られる。付近で見られる能登の冬の風物詩「波の花」が旅情を誘う。強い季節風に吹き寄せられた波が白い泡となって海岸を覆い、空中を舞うもので、11月下旬~2月下旬の厳寒期に見られる現象だ。日本海の冬景色は幻想的ともいえる美しさで、一見の価値あり。

仁江海岸から車で約30分の「海浜あみだ湯」は、湯船から日本海が見える湯として人気の入浴施設。昔ながらの情緒漂う湯処で、体をゆっくり休めることができる。シャンプー類は施設で販売しているので、手ぶらでも利用できる。

最後は「海浜あみだ湯」から車で約3分の「二三味(にざみ)珈琲cafe」 へ。東京で珈琲焙煎を極め、珠洲へ帰郷した二三味さんの名を冠したカフェで、全国的にも有名な香り高いコーヒーを味わえる。能登を舞台とした映画にも登場した「Café Cove」(冬期休業期間あり)でも同じコーヒーを味わえ、こちらもオススメ。

冬の絶景が広がる奥能登・珠洲へ、ドライブに出かけよう。

仁江海岸一帯

日本海沿いを走る国道249号外浦側に続く仁江海岸は、「日本の夕陽百選」にも選ばれる夕日スポット。「波の花」は、輪島市との境界付近の垂水の滝周辺の海岸などで見られる。

  • ©石川県観光連盟

    千畳敷といわれる広い岩盤や奇岩怪岩が続く仁江海岸。

  • 垂水の滝周辺をはじめ、外浦(日本海に面した沿岸部)一帯で発生する波の花は、まるでホイップクリームのよう。

  • 垂水の滝では、日本海から吹き付ける強風にあおられ滝水が吹き上げられる「逆さ滝」が見られることも。

海浜あみだ湯

昔なつかしい昭和の香り漂う、地元に愛される銭湯。

  • 赤い「ゆ」の字が目印。駐車場も広々。

  • 気泡が出るバイブラバスや薬湯などを完備。

二三味珈琲cafe

飯田町にある、珠洲の名所ともいえる存在のカフェ。コーヒーに合うケーキも販売している。

  • 写真提供:加藤雅史

    ガラス張りで明るく、くつろげる雰囲気の店内。人気カフェだけあり、遠方からはるばる訪れる人も。

  • 写真提供:加藤雅史

    棚にはさまざまなコーヒーミルやポットなどが並び、購入もできる。

■仁江海岸
住所:石川県珠洲市仁江町
TEL:0768-82-7776(珠洲市役所観光交流課)
アクセス:のと里山海道のと空港ICから車で約40分
駐車場:あり(垂水の滝付近)

■海浜あみだ湯
住所:石川県珠洲市野々江町ナ部5-3
TEL:0768-82-6275
営業時間:14~22時
定休日:木曜
入浴料:高校生以上460円、中学生300円、小学生130円、0歳~未就学児50円(以上税込)
アクセス:のと里山海道のと空港ICから車で約40分
駐車場:あり

■二三味珈琲カフェ
住所:石川県珠洲市飯田町7-30-1
TEL:0768-82-7023
営業時間:10~19時(冬期は~18時)
定休日:月・火曜 ※2022年1月1~18日は休業
アクセス:のと里山海道のと空港ICから車で約40分
駐車場:あり

※新型コロナウィルスの影響により内容が変更される場合がございます。各イベント・施設の公式HPにてご確認をお願いいたします。

※記事内のデータは2021年11月現在のものです。掲載後に料金、営業時間、定休日、メニュー等の内容が変更になることや、臨時休業等で利用できない場合があります。また、各種データを含めた掲載内容の正確性には万全を期しておりますが、おでかけの際には電話等で事前に確認・予約されることをお勧めいたします。

[ガズー編集部]

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