海を目の前に望む絶景カフェや展望台！最果ての木ノ浦海岸へドライブ　石川県珠洲市

2022.08.24 14:00

珠洲市の木ノ浦海岸は、外浦（能登半島の先端、禄剛崎を境に日本海に面した沿岸部）の海岸の中でも海の透明度が高く、風光明媚な海岸。海岸から山道を車で走って5分ほどで到着する「椿展望台」は、大きな椿の木が目印の絶景スポット。展望台を過ぎた「ラケット道路」と呼ばれる道（県道28号大谷狼煙飯田線）は、海が見える格好のドライブコースで「奥能登絶景海道」に制定されている。ぜひ車で行ってみよう。

椿展望台から車で約5分の木ノ浦海岸へ戻って訪れたいのが、目の前に海を一望する名カフェ「Cafe　Cove」（top画像）。珠洲を舞台に2015年公開された映画『さいはてにて』のモデルになった「二三味（にざみ）珈琲　海の家」があった場所に、Cafe Coveとして2016年にオープンした。最果ての海を眺め、去り行く夏を惜しみながら、居心地のよい店内でコーヒーやランチ、スイーツをゆっくり味わえる。

ドライブの最後は珠洲のおみやげを求めて道の駅「すずなり」へ。Cafe Coveから車で約20分の道の駅だ。「すずなり館」には珠洲の新鮮な野菜や天然塩、珪藻土コンロなど、おみやげに買って帰りたい特産品が揃う。のと鉄道の旧珠洲駅があった場所に建てられており、敷地内には旧珠洲駅のプラットホームが残されている。

海に囲まれた珠洲に点在する絶景スポットをめぐって、晩夏のドライブを楽しもう。

椿展望台

椅子に座ってゆっくり景色を楽しめる展望台。能登半島国定公園に指定されている。展望台の西側にあるヤブツバキの群生地は徳保の千本椿と呼ばれ、2月下旬～3月上旬頃が見頃となる。

「椿展望台」からの眺め。高台から絶景を見下ろせる。

Cafe Cove

オーナーの心配りや店内の雰囲気、コーヒーやスイーツが人気のカフェ。目の前に木ノ浦の青い海が広がる絶好のロケーション。冬季は休業あり。

海水浴場ではないが、水の透明度が高く、きれいな木ノ浦海岸。さまざまな水生動植物が生息している。
木ノ浦の海を眺めながら、おだやかな時間を過ごせる。
店内は2022年4月に改装した。
丁寧に淹れた二三味ブレンドをミックスした「コーヒーソフトクリーム」495円（税込）は、夏季限定。

道の駅「すずなり」

2005年に廃線となったのと鉄道能登線の旧珠洲駅の駅舎を活用した道の駅。珠洲の観光案内所として観光情報の提供も行う。EV充電スポットを設置。

瓦屋根のすずなり館。中に入るとある観光案内所には、観光パンフレットが多数揃う。
おみやげに買って帰りたい「揚げ浜の塩」50g　300円（税込）。揚げ浜塩バニラのソフトクリームも人気。

■椿展望台
所在地：石川県珠洲市高屋町
TEL：0768-82-4688（道の駅「すずなり」すずなり館（珠洲市観光協会））、0768-82-7776（珠洲市観光交流課）
アクセス：能越自動車道のと里山空港ICから車で約60分
駐車場：あり

■Cafe Cove
所在地：石川県珠洲市折戸町ハ101
TEL：0768-86-2663
営業時間：10～16時
定休日：火～木曜　※冬期休業あり
アクセス：能越自動車道のと里山空港ICから車で約60分
駐車場：あり（木ノ浦海域公園駐車場）
URL：https://www.facebook.com/kinoura.uminoie

■道の駅「すずなり」
所在地：石川県珠洲市野々江町シの部15
TEL: 0768-82-4688
営業時間：8時30分～18時（12～2月は9～17時）
定休日：無休
アクセス：能越自動車道のと里山空港ICから車で約40分
駐車場：あり
URL：https://notohantou.jp/

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※記事内のデータは2022年7月現在のものです。掲載後に料金、営業時間、定休日、メニュー等の内容が変更になることや、臨時休業等で利用できない場合があります。また、各種データを含めた掲載内容の正確性には万全を期しておりますが、おでかけの際には電話等で事前に確認・予約されることをお勧めいたします。

［GAZOO編集部］