秋の訪れを告げる赤い花!町の有志が大切に守る「徳山の彼岸花」 滋賀県長浜市

長浜市徳山町はヒガンバナの名所。およそ10万本もの花の群生が約1kmも続き、赤いじゅうたんを広げたような景観は「徳山の彼岸花」として親しまれている。2007年頃より、農道や耕地整備のため失われたヒガンバナを甦らせるため、自治会を中心に地域の住民が球根を植え続けている。見頃は例年9月下旬頃。満開時には、遠くからも多くの人が訪れる。

徳山の彼岸花から車で約20分の「黒壁スクエア」は、古い街並みの一角に、ガラスショップやギャラリー、レストラン、カフェなどが集まる人気観光スポット。ひと休みするなら、滋賀県大津市に本店がある「叶 匠壽庵」の支店「カフェ叶 匠壽庵 長浜黒壁店」へ行ってみよう。黒漆喰の和風カフェで老舗の甘味を味わえば、格別なひとときを過ごせそう。

カフェ叶 匠壽庵 長浜黒壁店から車で約5分の「豊公園(ほうこうえん)」は、江戸前期に廃城となった長浜城跡地に造られた公園だ。豊太閤(ほうたいこう)と呼ばれた長浜城主・豊臣秀吉にちなんで名づけられた。豊公園自由広場の琵琶湖沖合を打ち上げ場所として、2022年9月11~16日には「長浜・北びわ湖大花火大会」が開催される予定。今回は打ち上げ時間約15分、複数日開催の分散型花火大会として行われる。

夏から秋へと移りゆく季節、ヒガンバナや花火、和スイーツを楽しむドライブに出かけよう。

徳山の彼岸花

散策やフォトスポットとして話題のヒガンバナの群生。草野川沿いに咲き、「徳山の彼岸花」または「彼岸花の里 徳山」と呼ばれる。

  • 曼殊沙華(まんじゅしゃげ)とも呼ばれるヒガンバナ。

  • 静かな町で、初秋のさわやかな風に吹かれつつゆっくり散策できる。

カフェ叶 匠壽庵 長浜黒壁店

築約100年の古民家を改装した店内で、あんみつやぜんざいなどの甘味を楽しめる。日光天然氷「氷室守(ひむろもり)」(かき氷)など、夏季限定の冷たいスイーツも人気。和菓子の販売あり。

  • 和スイーツを味わうにふさわしい、趣のある空間。

  • かき氷「氷室守」は、9月25日頃までの販売。写真は長浜黒壁店で一番人気の「抹茶小豆」1100円(税込)。宇治抹茶を使用。練乳をかけて。

  • 生地の間にリコッタチーズとストロベリー、クランベリーのドライフルーツをはさんだ「大人のモンブラン」単品935円、ドリンクセット1375円(ともに税込)。熊本県産の栗ペーストがたっぷり。

豊公園

1983年に安土桃山時代の城郭を模し再建された「長浜城歴史博物館」をはじめ、洋風庭園や噴水、児童公園などがある。桜や紅葉の名所としても有名。

  • 豊公園のシンボル、長浜城歴史博物館を色鮮やかな紅葉が彩る。見頃は例年11月下旬頃。

  • 湖北の夏の風物詩として親しまれる「長浜・北びわ湖大花火大会」。豊公園の長浜城歴史博物館の背後に花火が打ち上げられる。

■徳山の彼岸花
所在地:滋賀県長浜市徳山町
TEL:0749-53-2650(長浜観光協会)
アクセス:北陸自動車道木之本ICまたは小谷城スマートICから車で約15分
駐車場:あり

■カフェ叶 匠壽庵 長浜黒壁店
所在地:滋賀県長浜市元浜町13-21 黒壁スクエア20号館
TEL:0749-65-0177
営業時間:9~17時(16時30分LO)
定休日:水曜
アクセス:北陸自動車道長浜ICから車で約10分
駐車場:なし(黒壁スクエア周辺に複数の駐車場あり)
URL:https://kanou.com/gnaviplus/gnaviplus/nagahama/

■豊公園
所在地:滋賀県長浜市公園町1325
TEL:0749-65-6541(長浜市都市計画課)
アクセス:北陸自動車道長浜ICから車で約15分
駐車場:あり
◇長浜・北びわ湖大花火大会
日時:2022年9月11日(日)~16日(金)の連続6日間(荒天時中止/順延予備日なし)
打上時間:20時30分~(15分間)
打上場所:豊公園自由広場の琵琶湖沖合

※新型コロナウィルスの影響により内容が変更される場合がございます。各イベント・施設の公式HPにてご確認をお願いいたします。

※記事内のデータは2022年8月現在のものです。掲載後に料金、営業時間、定休日、メニュー等の内容が変更になることや、臨時休業等で利用できない場合があります。また、各種データを含めた掲載内容の正確性には万全を期しておりますが、おでかけの際には電話等で事前に確認・予約されることをお勧めいたします。

[GAZOO編集部]

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