イチョウが美しい古社や自然公園、夕日スポット!晩秋のドライブへ出かけよう 鹿児島県錦江町

「旗山神社」は、400年をこえる歴史を誇る由緒ある神社。境内は春にはカンヒザクラやウメが咲き、秋にはイチョウの大木が黄色のじゅうたんを作る。例年11月下旬から12月上旬の黄葉の見頃には、赤い鳥居とイチョウの黄色のコントラストが写真映えすると話題だ。境内から道路をはさんで見えるオオクスノキは推定樹齢1000年以上、幹回り約16m、高さ約30mという驚きの大きさ。周辺にはクスノキのほかにも緑が多く田園風景が広がる旗山神社で晩秋のひとときを過ごそう。

旗山神社から車で約15分の「神川大滝公園」は、水しぶきをあげて流れ落ちる豪快な神川の大滝や小滝、大小の吊り橋などがある自然豊かな公園。大滝は幅約30m、落差約25mの見ごたえある滝で、エメラルドグリーンの滝つぼが美しい。その手前にある小滝は、滝の裏側を通ることができる。長さ約130m、高さ約68mの「虹のつり橋大滝橋」は、眼下に壮大な自然の景観を見下ろせる絶景スポット。らせん階段を上ってたどり着く吊り橋を渡り、空中散歩にトライしよう。

夕暮れどきには、神川大滝公園から車で約10分の夕日の名所、神川ビーチへサンセットを見に行こう。ビーチに常設されている「影絵の祭典」は、人間や動物などさまざまなオブジェがつくり出す数々のシルエット。夕焼けの空と錦江湾、砂浜に影絵が映え、SNSにもたびたび投稿される注目のスポットだ。

紅葉の美しい神社や大滝、夕日とビーチに映える影絵。今度の休日はカメラを持ってドライブに出かけよう。

旗山神社

島津家9代忠国公の時代に旗山大明神を勧請したと言われる由緒ある神社。忠国公が良質の山竹を移植し、18代義弘公は朝鮮出兵に際し誓願とともにこの山竹を戦いの旗竿にしたと伝わる。

  • 境内には大きなイチョウの木が3本。黄色く彩られた神社が秋の日を浴びて美しい。

  • 戦後の火災で木の中が空洞になっても健在のオオクスノキ。中に祠が安置されている。町指定の天然記念物。

神川大滝公園

うっそうとした原生林が茂る大隅半島の国見連山から流れ出た、神ノ川周辺に整備された自然公園。吊り橋から望む滝と森の景観は、圧巻の一言。

  • ごうごうと音をたてて流れ落ちる神川大滝をはじめ、園内には七滝と呼ばれる大小の滝が点在。

神川ビーチ 影絵の祭典

神川ビーチに並ぶ、木材パネルのオブジェ。錦江町役場商工観光課職員により設置されたもので、黒いシルエットが影絵のように浮かび上がり、夕暮れどきは特に美しい。内容は季節によって随時変更される。

  • 空と海、夕日の三拍子が揃った、錦江湾ならではの映えスポット。

  • まるで本物と錯覚するような影絵のオブジェ。

■旗山神社
住所:鹿児島県肝属郡錦江町城元5395
TEL:0994-28-2488(錦江町観光交流課)
アクセス:大隅縦貫道笠之原ICから車で約30分
駐車場:あり

■神川大滝公園
所在地:鹿児島県肝属郡錦江町神川2382
TEL:0994-28-2488(錦江町観光交流課)
アクセス:大隅縦貫道笠之原ICから車で約40分
駐車場:あり

■神川ビーチ 影絵の祭典
所在地:鹿児島県肝属郡錦江町神川3306-11
TEL:0994-28-2488(錦江町観光交流課)
アクセス:大隅縦貫道笠之原ICから車で約30分
駐車場:あり

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[GAZOO編集部]

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