水軍の宿で雪見風呂!絶品イカメンチも味わおう 青森県鰺ヶ沢町

「なぎさブリッジ」は、新設海浜公園を流れる中村川に架かる、長さ約112.3mの橋梁。中村川を遡上する魚に配慮して、河川内に橋脚を立てないようにするため、斜張橋と吊り橋が共存する珍しい構造形式の「ハイブリッドPC斜張橋」として建設された。主塔やケーブル配置が左右非対称で、シンボリックな景観が見どころだ。町の代表的な公園である新設海浜公園とはまなす公園を結び、海はもちろん、遠く津軽富士こと岩木山まで見渡せる。新設海浜公園やはまなす公園の駐車場に車を停め、歩いて橋を渡ってみよう。

なぎさブリッジから車で約5分の「食事処 波真夕(はまゆう)」は、鰺ヶ沢名物のヒラメのづけ丼やイカメンチ定食、磯ラーメンといった郷土料理が味わえる人気店。日本海や青森~秋田を走るローカル線、JR五能線を望む海岸線にあり、ロケーションもすばらしい。地元の魚介類を使った絶品海鮮ランチを楽しめる。

ドライブの最後は、食事処 波真夕から車で約5分の「水軍の宿 鰺ヶ沢温泉」(top画像)へ。立ち寄りでも入れる温泉は、地中に閉じ込められた古代の海水が天然温泉となって湧き出た「化石海水温泉」。塩分の濃度が高く、保湿・保温効果が高い湯冷めしにくい温泉だ。露天風呂はこの地で勢力を誇った安東氏が率いた「安東水軍」にちなみ、船を模している。ゆっくり浸かって体を芯から温めよう。

日本海に面した鰺ヶ沢へ、魚介類や温泉を楽しむドライブへ出かけよう。

なぎさブリッジ

斜張構造と吊構造を組み合わせ、主桁はコンクリートと鋼を組み合わせた世界初の複合橋。川を泳ぐ魚に配慮し、橋脚は河川内にない構造となっている。景観的にもすぐれた、地域のランドマーク的存在だ。

  • なぎさブリッジは車が走行しないので、安心して散歩やジョギングを楽しめる。

  • 夏は海水浴場としてにぎわうはまなす公園。はまなすは鰺ヶ沢町の町花。

食事処 波真夕

鰺ヶ沢(津軽地方)のご当地丼「ヒラメの漬け丼」は、分厚く切った新鮮なヒラメがたっぷり。サクサクの「イカメンチ定食」も好評。どちらも通年メニューではなく、食材や仕入れの状況次第で食べられるので、事前に問い合わせを。

  • ドライバーもよく利用する、地元の人におなじみのお店。

  • 12~1月に旬を迎えるヒラメを使った「ヒラメの漬け丼」。白神山地の清流が流れ込む日本海で育った、鰺ヶ沢産ヒラメがたっぷり。

  • 刺身で使わないイカゲソがたまると、日替わりメニューとして登場する「イカメンチ定食」。イカの町、鰺ヶ沢ならではの家庭料理。

鰺ヶ沢温泉 水軍の宿

歴史ロマン漂う隠れ宿。平泉奥州藤原氏と共に激動の時代を歩んだ安倍氏の子孫、安東氏の「安東水軍」は、鰺ヶ沢の地酒の名前にもなっている。

  • 落ち着いたたたずまいの隠れ宿。あたたかな笑顔と津軽弁でもてなしてくれる。

  • 「安東水軍」の幟が掛かった「膳所 のれそれ」。青森の郷土料理や鰺ヶ沢の旬の料理を楽しめる。「のれそれ」は青森の方言で「目一杯」の意。

  • 熱湯、瞑想足つぼの湯、サウナなどを備えた広い大浴場。

■なぎさブリッジ(はまなす公園内)
住所:青森県西津軽郡鰺ヶ沢町大字田中町
TEL:0173-72-5004(鰺ヶ沢町観光協会)
アクセス:津軽自動車道鰺ヶ沢ICから車で約3分
駐車場:あり

■食事処 波真夕
住所:青森県西津軽郡鰺ヶ沢町大字舞戸町字鳴戸387-8
TEL:0173-72-6814
アクセス:津軽自動車道鰺ヶ沢ICから車で約1分
駐車場:あり

■鰺ヶ沢温泉 水軍の宿
住所:青森県西津軽郡鰺ヶ沢町大字舞戸町字下富田 26-1
TEL:0173-72-6511(代)
日帰り入浴時間:8~21時
日帰り入浴料金:中学生以上450円、小学生150円、未就学児60円
アクセス:津軽自動車道鰺ヶ沢ICから車で約4分
駐車場:あり
URL: https://www.suigunnoyado.com/

※新型コロナウィルスの影響により内容が変更される場合がございます。各イベント・施設の公式HPにてご確認をお願いいたします。

※記事内のデータは2022年12月現在のものです。掲載後に料金、営業時間、定休日、メニュー等の内容が変更になることや、臨時休業等で利用できない場合があります。また、各種データを含めた掲載内容の正確性には万全を期しておりますが、おでかけの際には電話等で事前に確認・予約されることをお勧めいたします。

[GAZOO編集部]

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