天然の氷柱は圧巻!厳しい寒さが生み出す氷のアートを見に行こう 埼玉県秩父市

  • 写真提供:(一社)埼玉県物産観光協会 複製・再転載禁止

「三十槌の氷柱(みそつちのつらら)」は、秩父の冬を代表する観光名所。岩清水が凍ってできる氷のオブジェで、奥秩父の厳しい寒さが生み出す見事な氷柱は一見の価値あり。天然の氷柱のため毎年形状は変わるが、荒川沿いの崖をつたうように凍りついた氷が特徴。2023年1月14日(土)~2月23日(木・祝)には夜間ライトアップも行われ、幻想的な氷の世界を堪能できる。

三十槌の氷柱から車で約50分の「聖神社(ひじりじんじゃ)」は、金運の神様として親しまれる神社。日本最古の流通貨幣、和同開珎の大きなモニュメントが目印だ。708年、神社の近くで国内初のニギアカガネ(自然銅)が発見され、国内最古の流通貨幣「和同開珎」鋳造のきっかけとなったという。

聖神社から車で約5分の「秩父温泉 ゆの宿 和どう」は、和銅遺跡の近くにあり、歴史ある「和銅鉱泉薬師の湯」に浸かれる温泉旅館。お風呂は檜風呂と岩風呂の2種類で、毎日男湯と女湯が入れ替わる。どちらも露天風呂が付いており、広々とした湯船でゆっくり体を温められる。

冬ならではの氷のアートや温泉をめぐる、秩父ドライブへ出かけよう。

三十槌の氷柱

岩肌の湧水が凍りつき、大きいものだと高さ約8m、幅約30mにもなる氷柱。秩父郡小鹿野町の尾ノ内渓谷にある尾ノ内氷柱(おのうちつらら)、秩父郡横瀬町芦ヶ久保にあるあしがくぼの氷柱(あしがくぼのひょうちゅう)とともに、秩父三大氷柱と呼ばれている。このうち、天然の氷柱は三十槌の氷柱のみ。

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    ライトアップされると、日中とはまた違う神秘的な雰囲気だ。

聖神社

708年創建。ニギアカガネをご神体としてまつる、和同開珎ゆかりの神社であることから「銭神様」「縁起の神様」として信仰されている。

  • 大きな和同開珎が目を引く。銭神様、金運の神様として参拝客が訪れる。

秩父温泉 ゆの宿 和どう

源泉は和銅鉱泉、泉質は単純硫黄冷鉱泉で、湯温は40.5~42.5℃(季節により温度調整あり)。昼間は日帰り入浴ができる。

  • 湯船の壁面にヒノキを使った檜風呂「檜扇」。

  • 檜風呂に付いた露天風呂。屋根がありながらも開放的で広々。

  • 床材に秩父蛇紋石を使用した岩風呂「岩鏡」。

■三十槌の氷柱
開催場所:埼玉県秩父市大滝
開催期間:2023年1月7日(土)~2月23日(木・祝)8時30分~17時、ライトアップ1月14日(土)~2月23日(木・祝)17~19時(土・日曜、祝日は~20時)
※天候により期間・ライトアップ時間の変更の可能性あり
TEL: 0494-55-0707(秩父観光協会大滝支部)
入場料:中学生以上200円、小学生以上100円
アクセス:関越自動車道花園ICから車で約120分、または中央自動車道勝沼ICから車で約120分
駐車場:あり(有料)つちうちキャンプ場(TEL:0494-55-0137)、ウッドルーフ奥秩父オートキャンプ場(TEL:0494-55-0500)

■聖神社
住所:埼玉県秩父市黒谷2191
TEL:0494-24-2106
アクセス:関越自動車道花園ICから車で約30分
駐車場:あり

■秩父温泉 ゆの宿 和どう
住所:埼玉県秩父市黒谷813
TEL:0494-23-3611(8~22時)
日帰り入浴時間:11~14時
日帰り入浴料金:1000円(フェイスタオル付き)
アクセス:関越自動車道花園ICから車で約45分
駐車場:あり
URL:https://www.wadoh.co.jp/

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※記事内のデータは2023年1月現在のものです。掲載後に料金、営業時間、定休日、メニュー等の内容が変更になることや、臨時休業等で利用できない場合があります。また、各種データを含めた掲載内容の正確性には万全を期しておりますが、おでかけの際には電話等で事前に確認・予約されることをお勧めいたします。

[GAZOO編集部]

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